横浜中華街「江戸清の豚まん」のうまさをただ語る

彼女（？）と初めて出会ったのは、高校の修学旅行の時。

ガイドブックに掲載されていた、横浜の中華街にある創業明治27年の「江戸清（えどせい）」。その店頭で売られている、蒸したての豚まん、500円。

その艷やかな美しい姿と濃厚な味は、コンビニの肉まんしか知らない田舎の高校生を虜にするには十分だった。

衝撃の出会いから、はや15年以上。学生時代に喜んで食っていた居酒屋の脂っこいつまみが舌に合わなくなってきたおっさんとなっても、江戸清の「豚まん」はしみじみおいしい。さすがにちょっとヘビーだけどおいしい。

このブログで食べ物ネタって書いた覚えがないですが、唐突に書いてみる。キングオブ豚まん「江戸清」への愛とそのうまさをただ語るエントリー。

江戸清の「豚まん」を食らう！

豚まん1個500円って高くない？

高いですけど、とにかく大きいんです。

比較写真を撮ろうと思いましたが、通常サイズの肉まんがこの真夏の時期に売られていない。というか、おいしい江戸清の豚まんがあるのにわざわざコンビニの肉まんを買う理由がない。なので、公式サイトから拝借。

初見で大きさにびっくりすることうけあい。そしてこれひとつでだいぶお腹が満足するはずです。

どこで買えるの？

横浜の中華街にある江戸清の本店や支店で購入可能。

店頭で蒸したての豚まんを購入できます。食べ歩きに最適。他で変なの買って食べるくらいなら、江戸清に太鼓判。

江戸清 中華街本店 （エドセイ） – 元町・中華街/肉まん・中華まん [食べログ]

でかいためこれひとつ食べてしまうと、その後、何を食べるか？とお腹と相談するのに苦労します。食べ歩きなら、1個買って2人でシェアするくらいがちょうどいい。

江戸清のお店では、持ち帰り用の冷凍の豚まんも購入可能。豚まん以外にもあんまんや、いろんな具材のものがあるけど、やはり豚まんが一番だと思う。

以前は、JR東京駅地下にも支店があった。おみやげ用の豚まんが購入可能でしょっちゅう買っていたが、知らぬ間にお店がなくなっていた。

ということで、横浜のいくつかの店舗に行ける距離でない人は、通販サイトで買うしかないのです。直営のオンラインショップよりは、ポイントが付くので楽天市場の店舗のほうがお得です。

買う

なので、うちはいつも楽天のお店で購入。1個、2個じゃ送料かかってしまうので、送料込みでお得な6個入りのセットを。

化粧箱入りなので贈答品とかにもいいかも。

うるわしき豚まんたち。

蒸す→食べる

蒸し器に入れる。

カメラ曇っちゃった。撮り直し。

大きいので、蒸し時間は、20分～25分もかかる。これがとにかく待ち遠しい。

一人暮らしの頃は蒸し器なんて持ってないし、レンジでチンして食べていた。でもやっぱり蒸して食べたほうが格段においしい。皮のふわふわ感が全然違う。江戸清の公式見解としても「レンジはダメ」と言っている。

蒸しあがった写真も撮りましたが、食べ物を写真に撮るって難しいですね。全然おいしそうじゃないので掲載はパス。

豚まんの中身の写真も撮ろうともした。しかし、包丁で切ったら肉汁が全部外に流れ出ちゃうから、自分の楽しみを優先して撮りませんでした。すんません。

ふわふわしっとり厚めの皮と、中華なちょい濃い目の味付けのあんとのバランスが絶妙。豚肉やエビも入っていたりとジューシーな中身はぎっしり。

皮もあんもどちらが多くてもダメ。「ハーモニー」ってこういうことなんだと悟ることができます。

で、口の中を火傷しそうになりながらハフハフと食らう。肉汁を吸った皮もうまい。

がっついて、ビール。もう最高です。

「キングオブ豚まん」の称号を授けよう！

正直に告白すると、江戸清一筋ではなく、大阪の551の豚まんにハマって浮気をした時期がある。難波の二見の豚まんにも。神戸の中華街でもいろいろ新たな出会いを求めて豚まんを食べた。関東人が誰しも通る「えっ？豚まんに、からしつけるの？」の洗礼も関西で浴びた。

でも結局、江戸清に帰ってきた。

周囲ではさまざまなものが値上げされる中、消費増税も関係なし、ずーっと500円。普通の豚まんと比較すると高いけど、お得感と満足感ばっちりの、江戸清の「ぶたまん」。まさに「キングオブ豚まん」の称号を授けるにふさわしい逸品。

私は江戸清の豚まんを死ぬまで食べ続けることを、ここに誓うのであります。

江戸清の「豚まん」のめくるめく世界へ飛び込んでみる。