もう手放せない、バックジョイ6ヶ月使用レビュー

2013年に購入して良かったもの「NO.1」を進呈したい「バックジョイ（Backjoy）」

姿勢サポート「バックジョイ ポスチャープラス」を購入して6ヶ月が過ぎました。食事をする時、テレビを観てる時、このブログを書いている時、ほぼ毎日の朝と晩、回数にして300回以上は確実にこの上に座っています。

夏に購入、今は冬。外気温の変化と共に、使い続ける中で新たな発見もありました。店頭でのちょっとのお試しだけではわからない、「長く使うことでわかったこと」を中心に、今回はレビューしてみます。

関連記事　バックジョイについて調べ倒し、種類は、ポスチャーか？リリーフか？サイズは？とひたすら比較検討した記録「これで腰痛知らず？BackJoy（バックジョイ）詳細検討と購入レポ」

関連記事　実際に購入し、1週間使用したレビュー「腰痛への効果は？BackJoy（バックジョイ）の使用レビュー＆わかったこと」

バックジョイを6ヶ月使用して感じた効果

過去のエントリーにも書いておりますが、私のバックジョイ使用環境は「床」使用です。このバックジョイは、椅子使用で100％の能力を発揮する商品だと思っています。その前提でお読みください。

腰痛への効果

バックジョイを購入した一番の目的が「腰痛対策」だったのですが、効果をかなり実感しています。一時的なものではなく、継続して効果があります。

バックジョイを使用する以前は、長時間、床に座った後に立ち上がると、腰に「ピリッ」と電流が走るような感覚があり、その後も腰に違和感が残っていました。しかし、バックジョイを使用するようになってからはそういった違和感を腰に感じることは皆無です。

出先などで、変な座面の堅いイスなどに座った後に腰がピキっとなり、「おっと、オレって腰ちょっとやばかったんだっけ」と気付かされます。

姿勢の矯正の効果

そもそも姿勢があまり良いほうではありません。バックジョイ使い始めの頃は、バックジョイ使用時の姿勢は矯正されますが、バックジョイなし環境ではすぐひどい姿勢にだらけてしまいまっていました。これはよろしくない。

今はバックジョイがない状況でも背筋を張るよう心がけるようになり、バックジョイがなくても姿勢を正すよう無意識にやっているのはいい傾向です。これは、続けていきたいと思っています。

疲れが来るのが遅い

長時間座り続けた場合、バックジョイを使っていたほうが「疲れにくい」と感じます。バックジョイなしで座っていたほうが、疲れやすい。

バックジョイのポスチャーは、あのクロックスと同じがっしりした素材で硬めに作り込んであります。かといって座って硬いと感じるわけではないです。うまい具合に素材がバランス良く使われていおり、お尻へのホールド感が高い。これが長時間座っても疲れない原因なのでは？と分析します。

姿勢の矯正にも通じますが、疲れにくくいつまでも背筋がぴしっとしたまま保てるので、腰だけでなく、肩や首の疲れまで軽減します。

集中力のアップ

使っているうちにふと気付いたのですが、きっちり正しい姿勢を保つことで、パソコンへ向かう際の集中力がアップしたと感じています。

私の場合、バックジョイ「あり」のほうが作業効率が断然いいです。上にも書きましたが、正しい姿勢を保つことで疲れが来るのを遅らせることができ、集中力が持続するのかもしれません。受験生、買ったほうがいいかもよ。

バックジョイを6ヶ月使ってみないと気付かなかった点

気温と蒸れの相関関係

過去のレビューでは「蒸れはさして気にならない」と書きましたが、夏場の蒸れは確かにありました。

バックジョイ自体に通気口があるので、一応の通気はしてくれているのですが、気休め程度です。履いているズボンの素材によって蒸れの強弱に相関関係がありそうです。

スーツのパンツなど、ウール系は熱がこもりやすい傾向にあります。私の場合は自宅使用であまりそういう機会はないのですが、夏場、スーツのズボンでバックジョイに座ったところ、お尻周辺がけっこう蒸れました。

綿素材のチノパンやステテコでは、そんなに蒸れてびちゃびちゃで不快になるようなことはなかったので、ズボンの素材や通気性に依存し、座面との相性もあるのかもしれません。

バックジョイの「ポスチャー」のプラスチック素材だと通気性が低くなおさらでは。「リリーフ」だと素材的に若干和らぐのではないでしょうか。

冬は冷たい

一方、気温が低い冬。

バックジョイに座ろうとするとちょっと冷たいです。冷えます。トイレの便座が冷たい感じです。いや別におしり丸出しでバックジョイに座ってるわけでないです。例えです。

体温で徐々に温まり、気にならなくなりますが、これもプラスチック素材の「ポスチャー」は部屋の気温が低いと冷たい傾向が強いのでしょう。

清潔を保つために洗ってみた

バックジョイの「ポスチャー」は「丸洗い可能」ということなので夏場に2回ほど洗い、年末の大掃除ついでに1回洗いました。

風呂の残り湯にドボンと漬け込んで、風呂用洗剤とスポンジでワシャワシャと洗いましたが、どこかが剥がれたりということは特にありません。

「洗える」というのは、衛生的にも安心です。

私のチョイスした色は「ブラック」なのですが、使っているうちにちょっと白っぽくなってきたのかな？とそんな感じがします。気のせいかもしれませんし、気になるほどではありません。

そう簡単に壊れない

すぐに壊れたら困るのですが、バックジョイはかなり頑丈です。

うちの息子（2）が、目を離したすきに、バックジョイを逆さにして山の部分に乗っかって飛び跳ねてましたが壊れません。

私も、よく前に引き寄せながら着地点をよく見ずにバックジョイに座り、立っている腰密着部分にお尻が上から乗る形になってしまい「ぐにゃ」って内側に折りたたまれますけど、別に壊れません。この強度は頼りがいがあります。

床使用の場合の座るコツ

口で説明してもわからないかなと思い、写真を準備。妻に「股間の写真撮ってなにやってんの？」と訝しげに聞かれつつ撮った、苦心の作。

このように、バックジョイの前ヘリに、あぐらをかいたかかと部分をねじ込み、前ヘリを持ち上げる。写真の状況だとまだ浅い。くるぶしくらいまでもっと入れちゃう感じ。

それを上からあぐらをかいた太ももで「グッ」と下に押す。そうすると太ももでバックジョイの前部分を押し付ける下への力が、平面の床使用でも発生し、腰部分にテコの原理でバックジョイが密着するという仕組み。これでバックジョイの腰へのサポートの力が、きっちり働きます。

偉そうに発表するほどのものではありませんが、日々使う中で編み出した小ワザです。

もうひとつ、おまけに使い方のコツお伝えしておくと、皆さんが思っているよりバックジョイをさらに前側に引き出して使ったほうが、おしりにはまってフィットします。

使いながら「なんか違うな？」と首をかしげている方は、思い切って目一杯、前に引き出してお尻の位置をどーんと後ろにしてみてください。この微妙なバランスの調整が難しいのですが。

結局、バックジョイの床使用ってどうなの？

やはりバックジョイは椅子向けの商品であり、床使用では機能の能力をフルで発揮することは難しい。私の購入当初の感想から変わっていません。

床使用には懐疑的な部分もあり、かなり試行錯誤しました。

以前のレビューでも書きましたが、太ももで押さえて下向きの力を発生させ、腰側をてこの原理で押さえてサポートする力が起こるのがバックジョイの生命線。

床使用では、使う場所が平面なので足が下に落ちず、イスでは自然発生する「てこの力」が弱い。それでは、腰をサポートする力がイマイチになってしまいます。

私は、前述のかかとを前のヘリにちょっとひっかける「床使用のコツ」で「てこの力」を無理やり発生させていますが、バックジョイの能力を完全に使い切っていないのは感じてしまいます。もったいないのだけど。

しかし、ここまで書いてきたように、6ヶ月間、毎日使い続けるには理由があるのです。使えないヤツだったら私の性格上、すぐにぶん投げて、子どものおもちゃになってます。

「腰痛軽減」「疲れ軽減」「姿勢矯正」「集中力アップ」

一定の効果はあります。だから我が家の環境の、「床」でも使う。バリバリ使い倒す。そしてこれからも間違いなく使い続けます。

もうこいつは手放せない。ほんと、いい買い物でした。

バックジョイはどこで買うのが安いの？

ちょっと高いですよね

いいとこだらけなレビューを書いてますが、やっぱりちょっと値段が高いのがネック。「5,000円か。うーむ。3,000円くらいにしておくれ」

家の1階用と2階用と置きっぱなしにしたくて、もうひとつ欲しいところですが、この値段じゃ妻の許可がまずおりません。仕方ないので、これからもバックジョイをぶら下げて家中をうろうろすることにします。

単なるプラスチック製品。もうちょい安くなると嬉しい。利益どれくらいかわかりませんが、けっこう儲かるだろうなあ、と思います。

バックジョイは定価販売が基本

私は、バックジョイを東急ハンズで購入しました。

もうひとつ欲しいこともあり、今回、「バックジョイを売っているお店は増えたりしているのかな？」「値段が下がったりしているのかな？」と調べてみました。

結論から申し上げますと、半年前と取り扱い店舗はほとんど変わっておらず、正規販売の場合は値引きもありません。

バックジョイは店頭か、ネットで購入できます。

そして、基本的にバックジョイは定価販売です。ネットだとアマゾンで並行輸入品の取り扱いがあり、その時々によりますが、若干安いです。

店頭での購入

店頭なら、東急ハンズ、ロフト、オッシュマンズなどで売ってます。基本、都会にしか取り扱い店がなくて、お店の数も少ない。

参照　バックジョイ公式サイト：取り扱い店一覧

東急ハンズやロフト店頭でバックジョイを見かけますが、お店によりカラーの品揃えも、展示お試し品の有無もまちまちです。

店頭購入はどこも定価販売。値引きは、お店ごとの微々たるポイントカードくらいです。

ネットでの購入

ネット購入でも、定価販売から若干の値引きです。

以前より楽天市場でのバックジョイ取り扱い店舗が増えましたが、定価+送料がかかるので結局高くつきます。ポイントが余っているなどの消費には良いかもしれませんが。

参考までに、楽天市場での「バックジョイの検索結果」

いろいろ他も改めて調べましたが、やはりネット購入の場合は、以下の2つのパターンが安心かつオススメです。

アマゾン

アマゾン本体の取り扱いではなく、マーケットプレイスに出店しているお店が取り扱う並行輸入品になります。なので、取り扱い店が入れ替わったり、価格がかなり上下します。

私が購入した半年前よりは取扱店も増えているようですし、価格もこなれたように感じます。

マーケットプレイスは、送料が別途かかることも多いので、トータルでいくらかかるか計算してくださいね。

リンクしておきます。アマゾンで「バックジョイ」取り扱い一覧

東急ハンズネットストア

定価販売です。東急ハンズは正規品の取り扱い店なので安心です。東急ハンズが一番、サイズ、カラーの在庫が豊富に揃っています。

東急ハンズネットストアは5,000円以上の購入で送料無料。バックジョイ単体で送料無料になります。

東急ハンズネットストアの「バックジョイ」取り扱い一覧

私は東急ハンズで安心できる正規品を買って良かったと思っているし、もうひとつ買うならまた東急ハンズで買います。

やはりバックジョイがもうちょっと手頃な値段になってくれれば、もっと周囲の人にもオススメしやすいのになあと思います。

バックジョイに興味を持って検索かけてきてくれた皆さんがこの記事により、お気に入りのバックジョイと出会い、納得した価格で購入できるお手伝いができたら嬉しいです。