年賀状印刷を「ラクスル」に3年連続頼んだ感想と注文前に知っておきたいポイントを整理しておく
2021/11/12
今年も年賀状を出すシーズンが到来。
正直こんなめんどくさいだけの作業なんてやめてしまいたいのだが、田舎の親戚を中心に年賀状のやり取りは続いておりやめるにも(以下、グチが止まらないため省略)
で、やりたくない気持ちがズルズルと先延ばし→ やっと重い腰をあげて12月末にイヤイヤ年賀状印刷を始める→ なぜか夫婦喧嘩が勃発。
というわけわかんない泥沼のルートを毎年たどり、「ケンカのない年末を過ごしたい!(ものすごく切実)」→ 「お金を払って印刷業者に外注だ!」「宛名印刷まで全部丸投げするのが正解!」という結論に我が家は至っております。はい。
で、「今年の印刷業者はどこにしようかな?」と早めに検討。
近年は家計のコスト削減で枚数を削ったこともあって、せいぜい30枚~40枚程度。子どもも小学生になり、いちいちキレイな写真付きで子どもの成長を親戚へ報告する意義も薄まったので、今年も年賀状を送ってうるさい親族へ「きちんとご機嫌伺いをしたという事実」が残ればもうあとはテキトーでいい(雑)
なので「少ない枚数でもそこそこの質で金額を安く仕上げてくれる印刷業者」をターゲットに決めた。
思い浮かんだのはネット印刷の「ラクスル」
過去に何回か年賀はがき以外の紙モノ印刷で使っているが、「シンプルなサービスで使いやすい」印象。
言っておくけどサービスは手厚くはないよ。あっさりめ。付かず離れずって感じ。
あと、デジタル化が進んでいない印刷業界にネットを持ち込み、印刷業者の印刷機の稼働率が半分程度だという事実に着目し、提携してる印刷業者にITを使って効率よく仕事を回す「手配師」の立場がラクスルのビジネス。なので、毎回毎回印刷業者が違って仕上がりに差が出るよ。
何言ってるかわかんない場合はそのまま読み飛ばしてね、下で説明してるから。
ラクスルはどちらかというと会社やお店向けに展開している印刷屋さん。じゃあここに個人の年賀状も依頼したらどうなるのか? あんまりネット上に情報がない。
テレビCMもじゃんじゃん流している、会社やお店向けの印刷会社「ラクスル」へ、個人で年賀状印刷を頼んだらどうなった?
結論から言っておく。
「可もなく不可もなく、普通」
今回のエントリーは、2年連続でラクスルへ個人の年賀状印刷を頼んだ自腹実験の結果と、これからラクスルに注文しようかな?ラクスルの評判ってどうなのよ?安いの?使い勝手はどう?と気にしている方のために「事前に知っておいたほうがいいポイント」を書き残しておきます。
【2020年11月15日追記】
我が家は2021年の年賀状もラクスルに印刷を頼んだので「3年連続」になります。今年の感想は下へ追記しておきます。
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【基本情報】ラクスルは安い。
ラクスルとは?
ご存知の方は読み飛ばしてください。
ラクスルとは?
- デジタル化が進んでいない印刷業界にネットを持ち込んで効率化を目指している。
- 印刷機の稼働率が半分程度だという事実に着目し、これを利用することで自社の印刷工場を持たずにコスト削減。
- ラクスル株式会社は2009年創業。2018年に東証マザーズに上場。2018年の売上高111億円→ 2019年171億円→ 2020年214億円。
仕事でいろんな印刷会社を使っていてここはそのうちのひとつだけど、シンプルで使いやすいほうだと思う。
あんまりネットに明るくない業界の人たちのチラシ印刷なども請け負っていて、そういう人たちを相手に商売するにはシステムはシンプルにしなきゃ使ってもらえないし、ある程度サポートも必要というところでサポート体制はかなりしっかりしているなという印象です。あんまり待たされずにサポート電話に繋がるし。
年賀状印刷価格を比較してみる
ラクスルって安いです。年賀状以外の紙モノでもかなり安いレベルだと思う。
そもそもどこで印刷したってたいして変わらず、「ここが違う」と明らかなアピールポイントが見当たらない印刷業界。
悲しいかな、価格で勝負せざるをえない不毛な叩きあいで「安さ勝負」に突き進んでいたところ、ラクスルの登場で一気に価格破壊の悪魔の壁をぶち抜いて奈落の底へって感じです。
話戻して年賀はがきの印刷。
参考までにめぼしい年賀状印刷サービスをピックアップ、30枚の印刷価格をざっと比較してみると(フルカラー印刷、早割などの一切の割引は無視、はがき代1枚63円)
- セブンイレブン:印刷代4,059円 +はがき代1,890円 +宛名印刷基本料金1,017円 +宛名印刷料金810円 +送料なし店頭受取 =7,776円(1枚あたり259円)
- 郵便局:印刷代4,248円 +はがき代1,890円 +宛名印刷基本料金1,100円 +宛名印刷料金930円 +送料無料 =8,178円(1枚あたり272円)
- フジカラーの年賀状:印刷代(基本料金2,750円+プリント料3,360円)+はがき代1,890円 +宛名印刷代990円 +送料無料 =7,100円(1枚あたり236円)
ここから早期割引などで2~3割は安くなるのが一般だが、だいたい30枚で7千円台が相場。
高いよね。
基本的に「基本料金」ありきで枚数が増えるごとにディスカウントがかかって1枚あたりの単価が下がっていくという仕組み。「枚数が少なくてもハナから安い」というのは無理な相談っぽい。
自分が印刷屋だったらと考えてみても、そんな少ない印刷枚数、手間がかかるばっかりで儲からないしやりたくない。一度、印刷の版を作ったらあとは大量に印刷してどっさりお金もらったほうが効率がいいし儲かる。
しかし、ラクスルなら少ない枚数からでも安い価格設定で
- 印刷代3,613円(はがき代1,890円込みだから実質印刷代は1,796円)+宛名印刷無料+送料無料= 3,613円(1枚あたり120円)
ここから注文したタイミングそれぞれ用意されている割引が入ります。もちろん年末に近くなれば高くても売れる=割引率が渋くなるので、早め早めの注文がおすすめ。
全部の印刷業者の価格をすべてチェックして比較したわけではないですが、ざっと見ても一般的な価格より1枚単価がほぼ半分なので「安い」のは間違いない。
代行で投函もしてくれるし、自宅への配送も無料。
でも気になる印刷の質は少し荒い気がする。おそらく品質もバラつく。理由は下で指摘します。
参考 ラクスルの「年賀状印刷」
ラクスルはなぜ安いのか?
「ラクスルはなぜ安いのか?」「どうやって安くしているのか?」の理由を解説しておくと
- ラクスルは自分のところで印刷工場を抱えていない。
- そもそも印刷会社は必要な印刷量の「2倍」を印刷できるように機械を確保している。
- それはなぜか? →印刷機械は壊れやすいため、故障時にも対応できるように最初から確保している。
- ラクスルはこの使っていない印刷性能を活用することで低コストを実現している。
あとはネット上ですべて注文完結やデータ入稿させることで、営業担当などを置かずにコストをあまりかけない。のは今の時代、どこの印刷業者でもやっていることでしょうか。
【検証結果】ラクスルで年賀状印刷を頼んでみた
年賀状を2年連続で頼んだ我が家の感想
我が家がラクスルへ2年連続、年賀状印刷を頼んだ感想とポイントをまとめておきます。
- デザインテンプレート(ラクスルが提供する年賀状の絵柄)の選択肢は少ないものの、直感で配置変更やデザインができる。
- 出荷日が1営業日~2営業日~3営業日後と納期によって値段が変わる。遅くても出荷日が3営業日後なので1週間も2週間も待たされるようなことはない。
- 画面操作は注文まではわりとスムーズ。宛名印刷の住所録データ(エクセル)のアップロードに手こずらなければ。
- 印刷してもらう絵柄データの入稿(データを印刷所に渡すこと)がちょっと手間取る。というかたぶんこれは慣れてないとおそらく誘導が必要で、ネット上の手順がわかりにくく絶対に途中でひっかかる。デザインを作る画面から直で入稿できないのは使い勝手が良くない。かなりイケてない。
- 部数によるが基本は送料無料。ヤマトのネコポス(メール便)で発送連絡の翌日到着、ポスト投函だった。
- 印刷200枚までは無料のネコポス配送。出荷までがラクスルの責任でサポートはそこまで。その先のヤマトのネコポスが配送をミスったり紛失したりするとちょっとマズい。個人情報流出リスクと、はがき代全損となるとかなり痛い。
- 梱包も普通。雨対策はしてある場合としてない場合、出荷した印刷工場しだいのためまちまちでその時のくじ引きみたいなもの。
- 印刷品質は、普通。すごい普通。(※ここ強調)
上で解説したように「使ってない印刷機械を持っている印刷会社へ仕事を割り振る」のがラクスルのお仕事で、印刷の仕上がり、品質はラクスルが依頼した提携印刷会社の腕しだいです。
実際、僕自身が名刺をラクスル経由にて同じデータ、同じ紙でリピート注文した時、「前に注文したやつのほうが印刷の質がいいなあ」と感じたことがあるのはこれが原因。
あと、配送でトラブって(※下で詳しく解説)ラクスルへ問い合わせ、電話サポートのお兄さんと話している中でわかったんだけど
- 出荷も提携の印刷会社から直接。
- 梱包の形状(封筒や箱がどんな形か、どんな色かなど)は、提携の印刷会社によって異なるため梱包形態はラクスル側は一切把握してない。
です。
これがラクスルへ年賀状印刷を頼んだ1年目の注文で届いた封筒。
白い封筒の中にビニールに入った年賀はがきの束がそのまま入ってました。
こちらが2年目の注文で届いた封筒。
封筒を開けるとダンボール箱が入っており、その中に印刷された年賀はがきが入っていました。しかし宛名印刷ありとなしがまとまってなくて交互でぐちゃぐちゃ。なんでこうなるのか不思議。
2回の注文を見ただけでも、梱包はその時々。
「雨などへの水濡れ対策が完璧かどうか?」も提携印刷会社によりけり。上で「くじ引き」と書いたのはそういう意味からです。
続いて、過去の注文から「注文する前に知っておいたほうがいいと思う問題点」2つを挙げておきます。
知っておきたい問題点その1:配送ロストのリスク
ラクスルは、年賀状印刷200枚まで無料でクロネコヤマトのネコポス(メール便)配送が標準サービスです。自宅ポストへの投函となります。
出荷メールに追跡番号があって追跡が可能。
1年目はすんなり出荷の翌日にポストへ届いたが、2年目は追跡のステータスが「配達完了」になっているのにポストに入っていない。マジか。
ラクスルのサポートに問い合わせたところ「出荷までがラクスルのサポートの責任範囲なのであとはヤマトに問い合わせてくれ」という対応。これ、どこの印刷会社も、ネット通販業者も、だいたいがみんな同じ対応なので「まあそうだよね」と。
次にクロネコヤマトに問い合わせたところ「調査します」
で、3時間後に「向かいのマンションに間違って投函してしまいました!すいません!」と顔見知りの配達のお兄さんが息切らせて持ってきた。おいおい、ちゃんと許可取って向かいのマンションのポスト開けたんか?上からヤマト秘密の特殊な棒(勝手な想像)を使って引っ張り出したんじゃないよね?とツッコミ入れたいのをぐっとこらえた。
待っている3時間の間に最悪の場合も想定していろいろ調べたけど、ネコポスの紛失補償は上限3,000円まで。補償してもらったところで切手代がでかいので大赤字。しかも紛失しても補償を満額すんなり出してはくれないらしく、ネット上で文句を言ってる人が山のようにいます。
紛失で我が家の住所と名前程度の個人情報流出ならまあ百歩譲ってしょうがないとしても、宛名印刷をした相手の住所と名前が流出、しかも仕事関係だったら年賀状の前に詫び状作って送らなきゃか?会社だったら始末書もんだろ、といろいろシミュレーションしてしまった。
紛失リスクはラクスルに限らずどの印刷会社も同じ。
配送もネコポスだけじゃなく他社のメール便だろうが、ヤマトもゆうパックも佐川急便も、補償の多い少ないはあるものの全て配送途中の紛失リスクはあるため、配送で個人情報を扱うのって難しいよなあと考え込んでしまった。
ここは把握しておきたいリスクです。と偉そうに言ったところで、宛名印刷の便利さを知ってしまったら自分で宛名印刷なんて絶対やりたくないし、配送業者に賭けるしかないのが正直なところ。
知っておきたい問題点その2:普通紙だけしか選べない
ラクスルの年賀状印刷に限って言うと「普通紙しか印刷の選択肢がありません」
我が家の年賀はがきをネットで大々的に晒すわけにもいかず、仕事の時に取り寄せたラクスルの印刷サンプルです。これで質がわかるとはまったく思ってないけどいちおう。
無地の年賀はがきってちょっとザラついた「普通紙」と、家でプリンターで印刷した時に普通紙よりちょっとキレイに印刷される「インクジェット紙」、あと光沢紙で写真印刷に適した「インクジェット写真用(※10円高い)」の3種類が売られているのはご存知の通り。
ラクスルに年賀状印刷を依頼すると「普通紙」のみの選択となります。
普通紙しか選択できないため、仕上がりはちょっとざらついた感じ。家のプリンターで印刷したレベルよりはマシだけど、とびきりキレイという評価はあげられないです。
インクジェット写真用みたいにはがき自体が厚くならないので自宅で宛名印刷した時にプリンターに巻き込まれない、という普通紙のメリットがあることにはある。
この「普通紙のみしか選べない」のは2年連続でサポートに理由を問い合わせても同じ回答が返ってきて
- 提携印刷工場でインクジェット紙の年賀はがきへの印刷が対応していないため、注文を受けられない。
- 提携工場でインクジェット紙が使用できない理由については案内できない。
と言われます。
使った感想まとめ
実際に頼んだ感想をまとめると「サービスは手厚くないがそつがない感じ。印刷の仕上がりはすごく普通。ちょっと印刷品質が荒いと言えば言えなくもないが、配送の梱包などを含めても価格が安いため許容の範囲内か」
うちの妻の感想をそのまま書いておくと「普通紙だし家で印刷した場合にちょっといいくらい? 手間がかからない分、この値段ならOKって感じかな」
この「許容範囲」は、感じ方がユーザーそれぞれなのでなんとも。
あと、性格の細かい僕がもうひとつ気になったのは宛名印刷のバランス。少し字の配置のバランスが悪くてしっくりこないのです。
実物出したら個人情報を晒すことになるので説明しにくいんだけど、同じ感想を抱くユーザーがいるようで、ラクスルのよくある問い合わせの回答を読むと「宛名印刷の位置は調整できません」と押し切られてます。
【引き継ぎ】実際にラクスルに頼む際の注意ポイント
実際にこれからラクスルに頼むユーザーへ、我が家の経験から注意点や事前に知っておいたほうがいいポイントを書き残しておきます。
また来年注文する際の自分へ、同じところで引っかからないように引き継ぎの目的がほとんど。
注文と住所録アップロード時のポイントと注意点
- デザインデータと住所録は先に作っておく。宛名印刷用の住所録のテンプレートはラクスルからもらえる。
- 住所録リストはエクセルで作っても拡張子がcsvだから注意。
- 郵便番号にスペースなどが混じってるとエラーで弾かれてアップロードがうまくいかない。
- 注文時に宛名印刷用の住所録のアップロードを求められるから、宛名印刷をするなら住所録データを用意しておかないと注文が進まない。
- 過去にアップロードした住所録は個人情報の保存を嫌がってのリスク管理か、年明け2月1日に消されるため、毎年住所録をアップロードしないといけない。作った住所録ファイルを捨てちゃだめ。
- 宛名印刷なしの絵柄のみの印刷注文も注文時に一緒に行う流れ。40枚中30枚だけ宛名印刷あり、残り10枚は宛名印刷なし、といったパターン。
- 宛名印刷がどう印刷されるか1枚1枚画面上でチェックが可能。
- 住所録のアップロードでエラーを吐いたりしたので我が家は注文完了まで「15分」かかった。
データ入稿時の手順とポイント
上で注文したのは「枚数」と「宛名印刷」だけでまだ「この絵で印刷してね」という指定が済んでいません。絵柄データを入稿する作業をしないと「注文完了」とはならない。
うちはラクスル提供のデザインから印刷するパターンしかやっていないので、このパターンで話をします。自前データでイラレやフォトショップをいじれる人はデータ入稿慣れしてるからこんなの楽勝でしょ。
上で文句を言いましたが、デザインを作る画面から直接絵柄を入稿できないダメダメな仕様のため、年に1回の年賀はがきでしか印刷屋を使わないような慣れてないユーザーは入稿に難航するの確実。「わけわかんなーい」と途中で投げ出したくなるかも。
こんなの、優しくない向こうが悪い。わからなかったらサポートに直接電話して画面のどこからやるのか手順を誘導してもらうのが一番手っ取り早いです。
「わけわかんねーよ」とイラついて僕自身、1年目はサポートに電話して電話口で「次はここのボタン押してください」と全部指示受けながらクリアした。
ラクスルのサポートは混みぐあいによりますが、そんなに待たされないし対応も丁寧なほうです。待ち人数をシステム音声が教えてくれます。5人待ってます、とか。
念のため、データ入稿の手順のメモ。
- マイページ→ やることリスト→ データ入稿をする。
- 「オペレーターチェック入稿」を選択。
- 「オンラインデザインで制作したデザインを選択」を選択。
- こっちで作った印刷して欲しいオンラインデザインデータを選択し「この内容で入稿する」
- 「印刷データに問題がなかった場合、そのまま印刷工程に進めますか?」→ PDF確認あり or なしの選択をして入稿完了。
サポートの手ほどきを受けず自力で入稿した2年目、我が家のデータ入稿の所要時間は「9分」でした。
上の「手順5」のPDF確認「あり」「なし」とは、データ入稿後、ラクスル側で印刷する版を作ってくれPDFで仕上がりの状態を確認するか、そのチェックを飛ばしてそのまま印刷の工程へ流すか、を選択できます。
宛名印刷含めて最終チェックができる「あり」を選んだほうが、より安心だと思います。
注文からデータ入稿完了までにかかった所要時間の記録
参考までに注文完了→ データ入稿 →データチェック依頼にかかった時間を記録しておきます。
まず、年賀状の絵柄と文字を作成。
宛名印刷用の住所録のエクセルデータも作成。これはそれぞれの家しだいだと思うけど、うちはトータル「1時間」くらい。
実際の注文(宛名印刷の住所録アップロードも)の所要時間が「15分」
- 【注文完了】「ご注文内容およびクレジット決済完了のご案内」メールが届く。
- 【データ入稿を完了】「年賀状・喪中はがきのデータ入稿受付完了のお知らせ」メールが届く。
- 【44分後】「【重要】年賀状・喪中はがきのデータチェック結果の確認をお願いします」メールが届く。
注文完了からデータ入稿にかかる時間は、ユーザーの技量しだい。我が家は「9分」
データ入稿完了から、ラクスル側で処理してデータチェックの依頼メールが来るまでの待ち時間が「44分」でした。これ夜の注文だと翌朝になると思うけど、うちは午後4時に注文してこのくらいの先方のチェック時間。
あとは表面、裏面ともPDFでダウンロードできるようになっているのでデータチェックをして印刷内容に間違いがないか確認し(所要時間10分くらい)、マイページ上で「データ確定」すればすべて完了で印刷に回ります。
なので今回の年賀状作成のすべての所要時間は、ラクスル側でのデータチェック中の待ち時間含めて全部スムーズにいけば2時間ちょっと。ラクスル側でのデータチェックが不要ならそこから44分は短縮できます。
そして印刷会社から出荷されたら「年賀状・喪中はがき 出荷のご案内」メールが届き、配送の追跡番号が書いてあるのでそれで追跡。
ネコポスの配送にかかる日数は宅急便と同じ日数なので、基本は翌日に届きます。
参考 ラクスルの「年賀状印刷」
【追記】3年連続でまたラクスルへ頼んだ
3年連続になりました。2020年11月に2021年年賀はがきの印刷をラクスルへ依頼。
絵柄はラクスル提供デザインの中からチョイス。今年は30枚。うち宛名印刷22枚。
以下、利用の記録と感想。
- データ作成にあれこれ30分。住所録の確認に15分。注文→ 入稿まで10分で完了。所要時間合計55分。
- 宛名データのプレビュー中にデータに戻ったら再度アップロード画面に行けずウロウロ。画面遷移の説明がないからやっぱり迷いがち。
- 注文の時にデザイン絵柄を選んで注文しているのに注文後に再度「入稿作業」をしなければならないの、業務用印刷で考えれば普通ですが、印刷なんて年賀状しかやらないユーザーの立場で考えるとやっぱり違和感がある。
- 水曜日の夕方に注文と入稿→ ラクスル側のデータチェック完了連絡は1時間8分後 →こちらで確認後、水曜日の夜に注文確定→ 土曜日夕方に出荷連絡 →日曜日ポスト投函で到着。
- 荷姿はいつもの提携印刷会社によって異なるパターン。今回は内側にプチプチの封筒。はがきを厚紙で補強+ ビニール袋の梱包。
自分はデザインセンスからっきしなので、ラクスル標準の絵柄を使ってのデザイン作業は妻が担当。妻の感想は
- なんだかんだ言っても細かい作業なしで手軽に発注できるのが良い。簡単だと思う。
- もうちょっと宛名の住所の体裁が整うといいな。
- 細かいことを気にしない人にはいい。絵柄で細かいことをしたい人は細かいことができないからイヤかも。そういう人は自分で作るからいいのか。
とのことですはい。
【追記おしまい】
さいごにまとめ
年賀はがきの発行枚数は2003年の44億6000万枚をピークに年々下がり続け、2020年の年賀はがきは23億5000万枚と日本郵政が発表してます。
年賀はがきの販売自体が17年で47%、ほぼ半分も減ったことになる。
こんなめんどくさい習慣、楽な方に流れるのは当然でSNSで新年の挨拶はみんな済ます。しかも年々値上がりするはがき代もかからない。そりゃそうだよね、って感じです。
ただ、それでも根強く残る年賀はがきの準備。
印刷業者に完全に丸投げ、宛名印刷まで全部やってもらって手間と時間を短縮。しかも、お金をあまりかけずにできないものか?
過剰なものは求めていない。できれば安く、全部そこそこでやってくれる印刷業者を探すのであれば、その候補に「ラクスル」を入れて問題ありません。
「印刷品質は普通。価格は安い。配送も早い」
コストパフォーマンス重視、過度な期待はせずにさっさと年賀状印刷を済ませたいのであればここ。強めの太鼓判ではなく、軽めの太鼓判「印刷業者を比較したり探すの大変だし、安くて無難に仕上げてくれるからここでいいんじゃない?」
価格面で大幅に超えてくるところが見つからない限り(たぶん出てこない)、我が家は来年も年賀状印刷はラクスルに頼むつもりです。
参考 ラクスルの「年賀状印刷」
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Comment
詳細まで知りたい人にはニーズのあるレビューなのかもしれないが、とにかく冗長。
もっと文章力をつけること。
はいがんばりまーす
あけましておめでとうございます。
ねむたいさん、ご無沙汰しております。
いつも色々なことを丁寧に調べて記事にされていて、凄いなぁ。
今年も楽しみにしています!
わが家の年賀状、昔々はプリントゴッコ、その後はパソコン印刷でした。
外注するとどうしても費用がかかるのでお願いするのを躊躇していました。
以前からねむたいさんの記事のラクスルさんならいいかも…と検討しているうちに主人が定年退職。
そうしたら、な、なんと!
今回は時間が沢山ある主人が消しゴムハンコにチャレンジして裏面を作ってくれました。
褒めちぎって今後は主人にハンコ作りに励んでもらおうと目論んでおります。
(私も年賀状、ホントはやめたい派です。もう面倒で。
でも主人はせめて年賀状くらいは、と続けたいタイプでやめることができません。)
わが家の話題で失礼しました。
Kayさん!
あけましておめでとうございます。
こちらこそご無沙汰しております。だいぶブログをサボってますがいつも読んでいただいてありがとうございます。
ご主人、消しゴムハンコを作成とは器用ですね。僕は不器用なので絶対無理です。
しかし年賀状のやめ時は難しいですよね・・・やめたいけどやめらんないのも。
今年もぼちぼち更新してまいります。たまには読んでやってください。引き続きブログともども宜しくお願い申し上げます。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。あまり興味ない記事も文章が上手で飽きることなく最後まで読ませてもらってます。ファンです、楽しみにしてます。
匿名さん
コメントありがとうございます。大変ありがたいお言葉、恐縮です。
更新頻度低いですが、今後ともブログともども宜しくお願い申し上げます。
ブログの更新、いつも楽しみにしています。
この記事と関係のないコメントで申し訳ないのですが…リクエストです!
ランドセルについてのご考察、ぜひ記事にしていただきたいです。もし可能でしたら、よろしくお願いします。
hiroさん
コメントありがとうございます。閑散としたブログなのにいつも読んでいただいて感謝です。
記事関係なくともコメント大歓迎です。
ランドセルの記事は以前も他の方にリクエストいただいて書きますゆって書いてない感じでずっと心苦しい状態のため、まとめて書きたいと思います。
正直、ランドセルを買う前からなんなのこの昭和の遺物?と思っていて、最近ランドセルのドッキング拡張が流行ってますけどそんなもの作ってお金払わす前にランドセルを使わずリュックにするという議論になんでならないの?という考えは年々増幅していっており、革製品オタクの観点も相まって単なる暴言と極論になりそうなので怖くて書かずに来たというか逃げてるというか・・・
いずれにせよ期待せずお待ちいただけますと幸いです。引き続きブログともども宜しくお願い申し上げます。
お返事ありがとうございます。
私もランドセルいらない派ではありますが、息子にそれを強いるわけにもいかず、ランドセルを購入することになりそうです。
新型ウイルスで休校になっている学校も多いですね。
様々インターネットでの学習材が無料公開され、公教育(いまだ黒板とプリント…)の遅れを改めて感じています。
何か自宅学習で利用されているものはありますか?
と、これではまたもやリクエストになってしまいますね(^^;
息子さん以外の記事もいつも楽しく拝読していますので、どんなテーマの記事でも楽しみに待ちたいと思います。
hiroさん
返信ありがとうございます。
ランドセルについては釈然としないというか納得できない買い物をしているパパママも多そうな気がします。おおっぴらに言うことも言う機会もないですけど。
今の無料公開ブームはおおいにけっこうですが、課金している既存会員に「追加でこれをどうぞ」という発想にどこもなぜならぬのかが疑問です。
今月分なんてとっくの昔に終わったから次、となると思うのですが。で、他を探して他が良ければそのまま乗り換えてしまうのでは?と。
ベネッセのチャレンジをうちはやってますが、タブレット学習でずっと画面に張り付かせるのもあれなので全部紙に印刷して出してます。
良かったのは
まなびwithのドリル
Z会のドリル
東京都が出してる東京ベーシックドリル ※サイト使いにくい
いつものちびむすドリル ※100マス計算にはまってます
Z会とちびむすコラボ
ワンダーラボの問題集 ※文中の2
うちは紙購読ですが読売KODOMO新聞が無料で読めます
小学館学習まんが日本の歴史全巻
迷路.JP
1週間でほぼやり尽くして他を物色中です。あとうちは小2ですがローマ字を一通り覚えたので時間がある今をチャンスとパソコンのブラインドタッチの練習に取り掛かってます。
少しでもお役に立てましたら。