おすすめの自転車後ろ用チャイルドシートをレビュー（ブリヂストン ルラビー RCS-LD2）

子ども用自転車の後ろ用（リア）チャイルドシートを購入。比較検討と購入記録はこちらの記事。

「ネットで購入」し、「近所の自転車屋さんに取り付けてもらう」のが最強パターンだと結論付けております。

さて、今回は「自転車に取り付けて、実際の使い勝手はどうなのか？」という話。

後ろ用チャイルドシート「ブリヂストン ルラビー（RCS-LD2）」のレビューです。

幼稚園前の自転車置き場にでも行けば、苦労せず出会える代物ですが、他人の自転車をじろじろ見ていたら窃盗犯と間違われかねない生きにくい世の中でございます。なので、この記事では心置きなく見ていただけるように写真多めでお送りします。

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ブリヂストン ルラビー（RCS-LD2）のレビュー

全体

カタログ上では、リアチャイルドシートの乗車可能年齢は「1歳以上6歳未満」。

取り付けして2週間ほど使ってから、「そういやレビューしてないじゃん！」とブログ用にいそいそと写真を撮ったので、すでに汚れ始めております。見た目悪くて、ごめん。

しかしながら、手元に来た当初から茶色部分は拭いてもきれいにならず、白っぽくなります。爪でひっかくとすぐ傷つくこんな感じ。

そういう素材みたいです。最初から使用感があるとか・・・。

どうせ使っているうちに雨風にさらされて傷だらけになるものなのですが、最初からこの状態は、気になる人は気になるかもしれません。

座面

ちょっと厚めのゴムの板です。

「座布団を敷かないとお尻が痛くないか？」と思って、息子に「痛くない？」と聞いても、特に息子から苦情出てきません。

同じモデルのチャイルドシートを装着した自転車をたくさん見ますが、みなさん過保護にせず、そのまま使っています。じゃあうちもこのままで。

背中部分

真ん中の丸い部分が、衝撃吸収のクッション性のある素材になっています。

ヘッドレスト

背面と同様、衝撃吸収性の高い頭部保護クッション採用。

形状を工夫しているので、ヘルメットをかぶった状態でも頭が下向きにならないんだそう。

もう一回言いますが、最初からこんな小汚い感じだったんです。拭いてもあんまりきれいになりません。

背面の赤いボタンを押しながら、ヘッドレストの高さが調整できます。

フットレスト（足置き場）

「子どもの成長に合わせて調整可」みたいですが、自転車屋さんが取り付け時にすでに最大にしてくれてます。

取り付けをしてくれた自転車屋さんが、「子供さんが乗る時に、自分でここに足をひっかけて乗ると、プラスチックなので強度がそんなになく、壊れることがあります。バランス崩して自転車ごと倒れることもあるので、必ず親御さんが抱きかかえて乗せるようにしてください」と説明してくれました。

けっこう、自分でここに足を乗せてよいしょと乗り込む子どもをよく見かけますが、危ないんだって。

説明書にも同様の注意書きがあります。

シートベルト

斜めから差し込む形になります。

ボタンも小さいので、2歳児がひとりでかちゃかちゃやってはずせることはありません。OGKは子どもがひとりではずすの楽勝だったので、今回、ブリヂストンを買った理由のひとつです。

逆に、赤いボタンが小さいので、大人が手袋したままだと押しにくい。

シートベルトの肩部分は、ゴム板のパッドがついています。

荷物ガード

子どもが乗らない時は荷物置き場として使いたい。

落下防止用の荷物ガードが標準装備されています。手を掴む柵部分に通常時は収納。

ロックをはずします。

広げます。

OGKの後ろ用チャイルドシートにはない機能だったので、期待してましたが、これは便利です。

もうちょい高さがあると嬉しい。簡易ガードなイメージです。荷物が衝撃で飛び出す可能性があるので、上から網状のネットなどで覆ったほうが安心だと思います。

自転車へシートをしっかり取り付け

新SG規格の安全ベルト。チャイルドシートから安全ベルトが出ていて、それを自転車のサドルの下の部分に縛って固定してます。

チャイルドシートの真下から撮った写真。自転車のキャリアにも、チャイルドシートをしっかり銀色の金具とボルトで固定。これだけ固定すればまず落ちるようなことはない。

フットレスト（足置き場）の裏に貼ってある注意書き。

写真は以上です。掲載28枚。この記事、表示に時間がかかりそう。

使ってみての全体的な感想

寝にくそう

自転車に乗っているときによく寝る子なのですが、後ろ用チャイルドシートはまだ慣れてないので寝にくそうです。

私が必死に自転車漕いでいたら背中にガンガン何かがあたるので何ごとかと思ったら、息子。寝ながら頭を前後にガックンガックンやってました。後ろにもたれかかって寝るにはまだ修行が足りないのかもしれません。すぐ慣れると思いますが。

そのほかは、息子としては特に問題なさそう。きゃっきゃ喜んで後ろに乗ってます。

取り回しがしにくくなった

親のほうの苦労話。

前かごチャイルドシートで慣れていたので、急に後ろに重心が変わったのと息子が重くなったのもあり、乗り出しの際の方向転換など、自転車の小回りが恐ろしくしにくくなりました。

いつもと同じ感じでちょいちょいと自転車を傾けて方向転換しようとすると、重さゼロの前輪側が持ち上がってウイリーしたり、後ろ用チャイルドシートと息子ごとひっくり返りそうになったりと、かなり焦ります。

後ろ用チャイルドシートの持ち手をがっつり掴んで、「えいやあ」と持ち上げて力任せに方向転換するというコツを掴むまでしばらくかかりました。腕力勝負しか対処法がないので、ママは大変だと思います。

落とし物に注意

前かごチャイルドシートに子どもが乗っている時は目が届きますが、後ろ用チャイルドシートは何やっているかわからない。

機嫌取るためにちょっとしたおもちゃ持たせてチャイルドシートに乗せて、目的地着いたらなぜか手におもちゃ持ってなかったり、寒さ対策でかけたブランケットをはねのけて落ちたのに気付かず、息子はぎゃーぎゃーわめくわ、親切なおじさんに「落ちたよ！」と大声で呼び止められるわ、そんなのばっかりです。

ブランケットをきっちり押さえて落ちないようにするとか、下手に何か持たせないとか、そういう予防策をきっちりやっておかないと、落としたりなんだで騒ぐハメになります。

どこで安く買ったの？取り付けは？

我が家が購入した後ろ用チャイルドシートはこのモデルです。

その後、最新型が出てます。ベルトが3点から5点式にバージョンアップ。

購入検討の経緯は、「自転車の後ろ用チャイルドシートを徹底比較して買いました」に詳しく書きました。もしよろしかったらご覧ください。

我が家では「ネットで安く購入」し、「近所の自転車屋さんに持ち込んでお金払って取り付けてもらう」方法を取りました。

自分で取り付けこともできますが、自転車屋さんでも組み立てと取り付けに40分かかっており、素人だと1時間以上はかかるようでけっこう大変。手慣れた自転車屋さんに依頼したほうが安全面でも安心かと思います。

私の場合は取り付け手数料は別途500円かかりました。ネットでの購入金額と、取り付けコストによりますが、自転車屋店頭での購入よりトータルで2,000円から3,000円くらいは浮くんじゃないでしょうか。

私は楽天市場で購入したのですが、そのお店潰れてしまいました。参考までに、楽天での検索結果にリンクしておきます。

楽天市場「RCS-LD2」の検索結果へ

私が買った時はアマゾンは高かったのですが、今見たら、アマゾンもそんなに変わらないですね。

アマゾン「RCS-LD2」の検索結果へ

取扱店や値段は変動します。送料など含めてお得なお店をチェックしてみてください。

アマゾン「RCS-LD3（最新型）」検索結果へ

まとめ：ルラビー買ってよかった

別メーカーのチャイルドシートを装着した自転車がもう一台あるわけでもなく、1回買ってしまったらこれが我が家の標準になるのですが、私も妻も大きな不満はなく、概ね良好です。

我が家の欲しかった機能「シートベルトを勝手に子どもにはずされない安心感」と「荷物ガードの便利さ」を優先し、ブリヂストンのルラビーを選択しましたが、これで良かったと思ってます。

写真を見てわかるように「最初から小汚い感じのこの素材はなんなんだ？こんなもんか？」と思いますが、不満はそのくらいです。

あとは使っていくうちに自転車が倒れてチャイルドシートが割れたとか、耐久性が思ったより低かった、ということがないことを祈るだけです。また何か気付いたり、長く使っていくうちにわかるメリット・デメリットがありましたら、記事にしてご報告差し上げます。

もし自転車の後ろ用チャイルドシートを検討中でしたら、候補のひとつとしておすすめします。このレビューが購入検討の参考になれば嬉しいです。