池袋「サンシャイン水族館」子ども連れはじめてガイド
2014/09/22
3歳の息子を連れて、東京池袋にある「サンシャイン水族館」に行ってきました。
十数年前に行った時は「すんごいさびれた感」が滲み出しまくりの水族館でしたが、その後2011年にリニューアル。
平日の昼間だからどうぜスカスカだろうと余裕ぶっこいって行ったら、カップルと子ども連れで水槽の前はほとんど人で埋まっていて、「えっ!こんなに人気なの!」と驚きました。完全にあなどっていた。
今回のエントリーは、「サンシャイン水族館」ってどんな感じ?と、子ども連れ視点で施設や設備をチェック。
初めて「サンシャイン水族館」に子ども連れで行ってみようと思っているパパママ向けのガイドを書いてみます。
子連れ「サンシャイン水族館」初めてガイド
「サンシャイン水族館」の展示
都会のど真ん中。池袋のワールドインポートマートビルの屋上に「サンシャイン水族館」はあります。
海が近くにないので、スケールとしてはこじんまり。水族館の定番、シャチやイルカのショーがあるわけでもなく、ダイナミックさはありません。都会の洗練さを一所懸命、醸し出そうとしている努力の跡は見えます。
水族館1階「大海の海」
水族館1階は「大海の海」というテーマで、サンゴ礁や深海、海の中をイメージした水槽群です。一通り、メジャーな魚は見られます。
水族館2階「水辺の旅」
水族館2階は「水辺の旅」というテーマで、アマゾンなど熱帯にいる魚、両生類などを展示。
お久しぶり!ウーパールーパー!(正式名称:メキシコサンショウウオ)
マリンガーデン「天空の旅」
外のマリンガーデンは「天空の旅」というテーマでアシカやペンギン、ペリカンなどがいます。
いろいろ研究され尽くされてこうなったんだろうなと思う展示方法で見やすかったり、設備も新しいので不満はありませんが、「うん。都会の小さな普通の水族館だね」
それ以上でもそれ以下でもありません。
参考 サンシャイン水族館「施設案内」
混雑ぐあい
9月の夏休み終わり、平日12:30入場、14:30退場。ショーなどを見つつ、子連れでだらだら回って所要時間2時間でした。
行列などはなく、そのままスムーズに入場できました。すぐにショーの「アシカ・パフォーマンスタイム」へ。席はほぼ満席。
終了後、水族館1階の水槽を見つつ、次のショー「水中パフォーマンスタイム」へ。こちらの席も満席。
水族館1階の水槽前には人が全部張り付いていて、横から見るとかも出来ず、後ろで順番に見るのをちょっと待つくらいの混雑ぐあいでした。
水族館2階は若干、人がすきます(上の写真が2階)。でもやはりそれなりのお客さんの数はいます。外のマリンガーデンもけっこう。
客層は、平日の午後の時間帯ということもあり、半分が若いカップル、半分は家族連れというよりはママと子どものセット、ママ友のグループが多かったです。
土日祝日のサンシャイン水族館の公式Twitterを見ると、入場だけで10~15分待ちと出ています。平日なのにかなりお客さんがいたので、土日祝日の行列や混雑がかなりひどそうというのは想像にたやすいです。
ショーの時間を軸に館内移動を組み立てよう
子どもの授乳、食事、昼寝など、時間とのバランス調整が子連れは難しいかと思います。
事前に「ショー」の開催時間を確認し、ショーの時間を軸に1日のスケジュールのうちの水族館入場の時間を決めた方が賢いです。
今回、我が家は「アシカ・パフォーマンスタイム」と「水中パフォーマンスタイム」を軸に組み立てました。
アシカ・パフォーマンスタイム
外のマリンガーデンにて実施する10分ほどのショー。
アシカが2頭出てきて、芸を披露します。子どもが投げた輪っかを首で受けるなど、スタッフに指名された子どもたちはみんな笑顔だったのが印象的です。
席が空いていればステージの真ん前に座ることができ、アシカが目の前に来ます。
ステージに水が撒かれているいるのでアシカが動くと水が飛び散ってかかる、砂(水?)かぶりな席です。ちょっと生臭かったりもします。そういうのが苦手な人は、離れた席もあるので遠くから見物したほうがいいでしょう。
目の前できっちり仕込まれた芸を披露する大きな身体のアシカに、うちの息子の目は釘付けでした。
以心伝心で動物たちと心を通わせながら、調教する人たちってすごいよね。我慢強くない自分にはまず出来ないだろうなあと思うお仕事のひとつです。
水中パフォーマンスタイム
水族館1階のサンシャインラグーンという水族館で一番大きい水槽の中で、ダイバーが水中マイクを使って魚を紹介します。外側の解説員との掛け合いなど、かなり完成されている10分程度のショーです。
餌を与えながら、ダイバーと魚がコミュニケーションを取ったりと、こちらもたいしたもんだなあ、と感心しました。
その他「ラッコ・フィーディングタイム」「ペンギン・フィーディングタイム」「ペリカン・フィーディングタイム」というパフォーマンスが準備されています。
今回は、時間の都合上見ることができませんでしたが、事前にショーの時間をチェックし、滞在時間内のスケジュールとうまく組み合わせると時間のロスなく楽しめて良いのでは?と思います。
参考 サンシャイン水族館「パフォーマンススケジュール」
子ども連れ向け設備のチェック
ベビーカー置き場
入り口すぐ脇にベビーカー置き場あり。スタッフが常駐して対応してくれます。
館内、階段移動もあり、そんなに通路が広々あるわけでもないので、ベビーカー移動は大変かと思います。ベビーカーで子どもが寝てしまっている場合はそのまま入場も可能なようです。現にそういう家族連れを見かけました。
館内はバリアフリー化されているので、ベビーカーでも人の混雑の間をぬう苦労をいとわなければ、他は特に問題なさそうです。
ベビールーム
キレイなベビールームも完備されています。おむつ替えの台は3台。男性も入れます。
その奥に授乳室もありました。
トイレ
トイレには、子ども用の背の低い手洗い場があります。女子トイレのみ、子ども用の小便器があるようです。
その他
出口付近やカフェの中にも手洗い場があり、自由に手が洗えるようになっています。
動物がいる環境であちこちベタベタ触る子どもの手を、帰り際にキレイに洗えるのは親としてはありがたいポイントで、お客の動線もよく考えて設備が作られています。
まとめ
チケットを安く買うには?
サンシャイン水族館、けっこうチケット代します。運営維持費が大変なのはわかるけど、もうちょっとお安いと身近なレジャーの選択肢のなるのになあとは思います。
いちおう、いつも通り「割引料金でサンシャイン水族館に入る方法はないのか?」をしつこくリサーチしときました。
関連記事 池袋サンシャイン水族館に割引料金で入る方法を徹底的に調べてみた
何回も行くのであれば、2回行けば元が取れる「年間パスポート」がお得です。うちは1回行けばもういいや、と入りませんでした。
ちょっと行くには手軽なスポット
上にも書いたように、都会のこじんまりとした水族館なので過度な期待はしないほうがいいです。
ただ、ダイナミックさに欠ける限られたスペースでも、運営側が「どう見せると楽しいか?」「お客さんがどうすれば喜ぶか?」という顧客目線を大切にしているようで、その気遣いは随所に感じられます。居心地は良いです。
リニューアルしてから日にちが経っていないので設備は新しく、また、子連れ用の設備は完璧に揃っているので子ども連れでも快適に水族館を楽しむことができます。
もちろん、子どもはスペースが狭かろうが広かろうが、たくさんのお魚と海の動物たちに喜ぶと思うので子どもにはいい思い出になるはずです。
余談ですけど。併設のカフェのソフトクリームを食べましたが、よくありがちな手抜き観光地ソフトクリームじゃない、レベルの高いソフトクリームでおいしい!とうちの妻が絶賛してました。値段もぼったくりじゃないので、食事しても良さそうです。
海辺までわざわざ出掛けずとも、楽しめる「サンシャイン水族館」。このエントリーが、これから子ども連れでサンシャイン水族館に行こうとしているパパママのお役に立てますと嬉しいです。
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