「TRY WiMAX」使いこなしのコツと注意すべきこと

モバイルブロードバンドサービスの「WiMAX（ワイマックス）」

実際契約する前に「ほんとにつながるのかな？」「どれだけ速度が出るのかな？」などいろいろと不安があるかと思います。

そんな不安を解消する方法があります。それは、15日間の無料お試しサービス「TRY WiMAX（トライワイマックス）」。

今回は、「TRY WiMAXの手続きのやり方」「使いこなしのコツ」「注意すべきポイント」をまとめてみます。

photo credit: Masaru Kamikura via photopin cc

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TRY WiMAXの前に

「TRY WiMAXレンタル」ってなに？

モバイルブロードバンドサービス「WiMAX」を、無料で15日間、お試しできるレンタルサービスです。

参照 　UQ WiMAX　TRY WiMAXレンタル

WiMAXのルーター（通信機器）が自宅に送られてきて、15日間のお試しができます。一切お金がかかりません。自宅への送料や、返送料も、WiMAXを提供している会社「UQコミュニケーションズ」が負担します。

以前はヤマダ電機、エディオン、ビックカメラといった家電量販店の店頭でもレンタルできましたが、現在はできません。このお試しサービスをやりたい場合は、UQコミュニケーションズのサイト経由で申請するしかありません。

参照 　UQ WiMAX 　「Try WiMAX」取扱店舗のご案内について

まずはエリアを見てみよう

自宅や会社、通勤経路など、自分がWiMAXを使うであろうエリアは、WiMAXや新サービスWiMAX2がカバーされているのかを確認しておきましょう。

この「エリア判定」のページから、住所やGPSを使ってピンポイントで「WiMAXがつながるかどうか？」の判定ができます。

参照 　UQ WiMAX　エリア判定

僕がWiMAXを使い始めた3年前は、使えるエリアが狭く、ちょっと郊外にいくとまだ未整備エリアになってしまって電波が切れたりしてました。それがここ3年でかなり整備されてつながりやすくなり、かつ速度もアップしたように感じています。

また回線も安定して、途切れることなどもほぼ皆無と言っていいでしょう。

弱かった地下鉄や地下街、高層ビルなども3年前に比べたらつながりやすくなっている印象です。

実際に「TRY WiMAXレンタル」を申請してみよう

１．サイトにアクセス

受付ページ「TRY WiMAXレンタル」にアクセスし、手順や注意点などをよく読む。

２．仮登録

重要事項説明書に同意。パソコンのメールアドレス、携帯のメールアドレスを入力し、仮登録を行う。

すぐに認証用URLがパソコンのアドレスへ。認証用コードが携帯のアドレスへ送られてきます。

今どき、携帯メールアドレスなんて使っていない人もいると思うのですが、携帯メールアドレス登録必須というめんどくさい仕組みです。回避できません。

それから仮登録の前に、「貸出機器の在庫状況」を確認しておいたほうがいいです。借りたい機種の在庫がない時もあります。

在庫がない場合は、だいたい「夕方」にレンタルから帰ってきた機種の在庫が追加される傾向があるのでこまめにチェックしてみてください。

参照 　UQ WiMAX「Try WiMAX レンタル　貸出機器の在庫状況」

３．本申込

パソコンのメールアドレス宛に来ているメールの、認証用URLをクリックし、アクセス。

そこに今度は、携帯のメールアドレス宛に来ている認証コードを入力。

あとは画面の指示に従います。レンタルしたい機種を選択。

名前や住所、連絡先などを入力。クレジットカード番号の入力も必要。配達時間指定もできます。

カード番号を取られるのは、紛失や破損、レンタルした人から返却されない場合の保険です。レンタル開始手続きと同時に、カードのショッピング枠から機器代金が保険で掴まれます。

レンタル期間が終了し、トラブルなく機器がきちんと返却されれば、何もなかったかのように戻されます。カード枠がカツカツの人以外は、気にするほどの話ではありません。

４．本申込完了

本申込が終了すれば、「Try WiMAX レンタル本申込登録完了」というタイトルのメールが、パソコン宛のメールアドレスに届きます。

５．発送

本申込後に届く「本申込登録完了」のメールには、「翌々日までには発送」と書いてあります。

僕の場合、申込の翌日には発送され、発送された日の夜に「Try WiMAX レンタル機器出荷完了」というメールが届きました。

そこには、「返却期限日」がきちんと書かれていますのでお忘れなきように。

下の注意点に細かく書きますが、「返却期限日」は、「その日までにUQコニュニケーションズの元に借りた機器一式が届いていないといけない日」ですので、注意です。

６．届いた

受け取る側の都合にもよりますが、発送の翌日（申込から翌々日）には手元に届きます。

2014年3月に借りた、WiMAX2のルーターHWD14の時は段ボール箱で手元に来ました。

中は、WiMAXのレンタル機器一式、注意点などが書かれた書類、返送用のゆうパック着払い伝票が入っています。

外箱は返送する時にそのまま使えますので捨てずに取っておきましょう。

で、その1年後の2015年3月にWiMAX2のルーターW01を借りたら、配送用の箱がリサイクルできるタイプに変更になってました。イメージとしてはツタヤのレンタルDVDのケースですね。

これはこれでエコなのでいいのですが、ベリベリっとマジックテープですぐに中身を取り出せてしまうため、高価なルーターが運送中に盗まれたりしないか？それがこっちの責任にならないか？と心配ではあります。

７．2週間使い倒す

届いた機種の「SSID」と「KEY（パスワード）」を、パソコンやスマホやタブレットに設定して使ってみます。

回線がかなり混む夜の9時半に、東京都内で22.54Mbps出るのだから、WiMAX2はたいしたものだと思う。

使っている間に、レンタル元のUQコニュニケーションズから営業の電話がかかってきます。「あ、結構です」と言うとすぐ諦めるくらいのしつこさゼロの営業です。うまくあしらうなり、使っているうちに湧いた疑問点を聞いて解決するなりで。

８．返却する

返送期限に間に合うように借りていた機器を返却します。

自宅に届いた際に同梱されていた着払い伝票に、自分の住所と名前と電話番号を記載し、送られてきたダンボール、ないしケースに同じように機器一式を詰めます。入れ忘れなどに気をつけて、梱包。

あとは、ゆうパックなので、郵便局やコンビニの窓口に持ち込むなり、インターネットや電話で集荷を依頼して「着払い」発送します。しつこいですが、返送料もUQが負担してくれて「無料」です。

参照 　UQ WiMAX「ご返却方法」

９.返却完了

返却した機器一式がUQコミュニケーションズに届くと、「Try WiMAX レンタル返却手続き完了のお知らせ」というメールが送られてきます。

これで無事に返却が完了しました。お疲れさまでした。

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「TRY WiMAX」のここに注意！

レンタル期間15日間丸々使えない

レンタル期間の15日間というのは、機器の発送された日も、こちらから返送する紐、向こうに届く日も全部込みで15日間です。

発送日と返却したものの到着日を除けば、フルで使っても実質13日。いや、受取やこっちが返却する日はあまり使えないから11日か。受け取りが不在などで遅れると、さらにお試しできる期間は短くなります。

特に、「レンタル期限日がこちらから返却の発送をする日ではない」ということに注意です。時間に余裕を持って、返送を。

クレジットカードショッピング枠が保険で取られる

レンタル申込の際にクレジットカード番号の入力を求められます。

これはレンタルした機器に破損や紛失、返却されないなどのトラブルがあった際の保険です。

お申し込み手続き完了後、ご登録いただいたクレジットカードのショッピング利用枠を一時的に機器購入代金相当額分確保させていただきます。

返却期限を過ぎても貸出機器をご返却いただけない場合、または貸出機器を破損・紛失された場合は、本サービスの利用規約に基づき違約金をご登録のクレジットカードにてお支払いいただきます。

引用　UQ WiMAX「TRY WiMAXレンタル」

確保されたショッピング枠は、きちんと機器を返送すれば戻されますので、そんなに気にしなくていいと思います。借りた機器は、なくしたり壊したりしないように注意です。

「TRY WiMAX」をうまく使いこなそう！

かなり使える「TRY WiMAX」

一切お金かからず、2週間、無料でモバイルインターネットがお試しできる「TRY WiMAXレンタル」

純粋に「WiMAXってどうなんだろう？」「以前はつながりにくかったけど、最近は使えるようになったのかな？」とチェックする目的ならもちろん。

あんまり大きな声で言えませんが、「旅行」や「入院」といった短期でネット回線が欲しい。「引っ越し」などでネット回線の工事が間に合わないからそれまでのつなぎが欲しい。といった場合などにも使えちゃったりします。

15日間で足りなければ、他の家族の名義ではしごして借り続ければ、しばらくネット回線が維持できるという。

ちなみに「TRY WiMAXレンタル」は、過去90日間にレンタル履歴がない人が対象になるので、交互に延々と借りっぱなしというのはできません。家族が多ければ回転できるのかな。怒られるかもしれないのであとのコメントは控えます。

何かの時のために、TRY WiMAXの存在を頭の片隅に置いておいて損はないでしょう。

「TRY WiMAX」を踏まえての本契約を

ネット代が高い人も、キャッシュバックなどを考慮すれば月3,000円代にまでネット代を落とせるWiMAX。

上記のレンタルする際のコツと注意するポイントをしっかり押さえて「TRY WiMAXレンタル」でまずはお試し。使い勝手やエリアを確実に確認してからの本契約を、ぜひぜひおすすめ致します。