子供乗せ自転車の後ろ用レインカバーを買ったからレビューしてみる(OGK RCR-001)
2015/03/16
これまで雨の日は、子どもにカッパを着せて自転車の後ろ用チャイルドシートに乗せていました。
自家用車のない我が家は、これから幼稚園の送り迎えで雨の日の自転車出動が増える。忙しい朝に子どものカッパ着脱の時間を省くため、そして寒い日の防寒のため、後ろ用チャイルドシートに取り付けられる「レインカバー」を購入してみました。
使ってみると、便利な部分と不便な部分と、まあそれなりに出てくる商品です。
今回は、後ろ用チャイルドシートの「レインカバー」購入検討中の方に向けて、レインカバー導入のメリット・デメリットと、実際に購入したOGKのレインカバー(RCR-001)の使用レビュー(クチコミ)をお送りします。
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後ろチャイルドシート専用レインカバーの検討
我が家の後ろ用チャイルドシートは、ブリヂストンのルラビー(RCS-LD2)です。
ルラビーに装着可能なレインカバー購入にあたり、高いものから安いものまでいろいろ検討。
近所のスーパーの自転車置き場にある、子ども乗せ自転車にかかっている様々なレインカバーをしばらく観察させてもらいましたが、「良い」「悪い」「長持ちしそう」の判断は正直あんまり外見からはつきません。使い勝手も「結局、自分の環境で使ってみなきゃわからない」アイテムです。
だからもう「買ってみるしかないな」と。事前検討にあんまり時間を費やすのは賢明ではない商品のような気がします。
これがいいかなあと悩んだけど、写真の子どもの顔がこわいよぉ。
あとは予算との相談。消耗品なので「値が張るものを購入して長く使う」発想はここにはあまり必要ありません。
自分の自転車のチャイルドシートに「合うか」のリサーチは最低限必要ですが、あとは「丈夫そう」「よく見かける=売れている」という無難なポイントから、我が家はOGKのレインカバー「RCR-001」を購入してみた。
後ろチャイルドシート専用レインカバーの使用レビュー
レインカバー全体を見てみる
購入したOGKのレインカバーを見ていきます。
もっと大きいものかと思っていたのですが、意外とコンパクトにたためる。専用の収納袋がついています。
ビニール製なので軽いし、持ち運びも負担にはなりません。収納袋からレインカバーを出してみます。
レインカバーを広げてみます。前側。
ひっくり返して後ろ側。
各部分のサイズは以下の通りです。
レインカバーを取り付けてみる
さっそく自転車のチャイルドシートに取り付けてみるとします。
ブリヂストンのチャイルドシートでも、違うメーカーであるOGKのレインカバーを問題なく装着できました。
チャイルドシートにバサっ上からとかぶせて、足のフットレスト部分をひっかけ、アジャスターの紐を引き絞る程度なので、装着に難しいポイントは何一つありません。
慣れれば、所要時間は30秒もあれば十分。急な雨にでもすぐに装着できます。
カバー装着の際、チャイルドシートの頭部分(ヘッドレスト)は一番上まで引き上げておく必要があります。上げておかないと中の居住スペースが確保できない。
「ヘッドレストを上げよ」と書いてある説明書を読まずに使い始め、最初「なんだかえらい狭いな!」と息子とふたりして文句を言っていました。
小さい子の場合は、チャイルドシートのヘッドレストを一番上まで上げてしまうと、頭のすわりが悪いですし、保護の観点でヘッドレストの意味をなさなくなる可能性もあるので悩ましい仕様です。
カバーを後ろから見るとこんな感じになります。
乗り降り部分を見てみる
レインカバーを付けた際の子どもの乗り込みは、非常にやりにくくなります。
このOGKのレインカバーは、向かって右側の片側しか開きません。
他社のレインカバーには、両サイドが開いてクルクルと上に巻き上げるパターンもあります。そちらのほうが乗り降りしやすいのでしょうけど、それはそれで値段が高かったり、親が両サイドを閉める手間が毎度増えて面倒です。
チャックは微妙なところまでしか開きません。これがまた乗り降りしにくい原因のひとつです。
もっとチャックが上まで上がってくれると子どもをかなり乗せやすくなるとは思うのですが、開きすぎると今度はカバーごとごっそり取れたりして雨の日に「もうっ!」ってイライラする羽目になりそう。
なので「チャックはここまでしか開かない限界ギリギリなのかな」と勝手に想像。
チャックの開閉時に手間取ったり、スムーズに開かないことはありません。
足置き場(フットレスト)の下までチャックは閉まります。
レインカバーは、チャイルドシートにピッタリサイズ。子どもが乗る内部のスペースも、ゆったりとゆとりがある作りではありません。
なかなか窮屈なため、ヘルメットをかぶった子どもが乗り降りの際にカバーに毎回ひっかかり、カバーなしの時のようにサッと乗ってサッと降りるのはまず「できない」
僕のような短気な親には向いていないと思う。つけた初日にあまりにも子どもを乗せにくく、イラついて出先でカバーを引剥がして前カゴに突っ込んで帰ってきて妻に呆れられました。
まあでも、親と子どもの慣れもありますし、赤ちゃんを押し込むわけではないので、子どもの協力を得ながら乗り込めば問題はないです。今は息子もコツをつかんだようで自分でうまく頭を動かして乗り込むようになりました。
【追記】説明書をよく読んだら、フットレストの下部分がマジックテープになっているんだが、ここを乗り降りの際に毎度はずすとスペースが広くなって子どもを乗せやすくなるもよう。一手間増えますが。【追記おしまい】
その他の仕様を見てみる
頭の部分は内側がメッシュ状になっていて、ヘルメットがビニール地にひっかかって乗りにくい!ってならないように考えられています。それでもひっかかるけどね。
あと、頭の天井部分はクッションが入っています。この部分が芯になっているようで、型崩れも起きません。
夏のレインカバーの内部は、蒸し暑いと思われます。通気口が両サイドに準備されています。
前側の下部分にも通気口あり。ここ、中の息子に何かモノを手渡す窓かと思ってました。
雨天時に何度か使用しましたが、浸水はありません。豪雨にはまだ遭遇していないので「どこまでがんばれるか?」は後日また追記します。
雨よけになるのはもちろん、防寒効果も高いようで、息子本人に聞いたところ「寒い日はカバーがあったほうがいい」と言ってます。寒くて風の強い日はカバーのせいで風をモロに受けるから、漕いでる親は大変なんだけどね。
まとめ:比較検討の候補に入れるべしOGK
レインカバーを高いか安いかと論じるのは難しいですが、ビニールも丈夫ですし、モノはしっかりしているので、実際に使ってみても「妥当な価格」なのかなと感じています。変な安物を買ってすぐ捨てるくらいなら、チャイルドシートの純正品やメーカーものが安心です。
後ろチャイルドシート用のレインカバーはいくつか選択肢はあります。
いろいろ見比べましたが、派手な柄や、ピンク・オレンジ色といった派手な色はつけたくなかったので、見た中で色が一番落ち着いていてシンプルなOGKのレインカバーを購入して良かったと思っています。僕も子ども乗せ自転車漕ぐのに、ポップなカラーはちょっと気恥ずかしい。
あとは「耐久性」が一番の問題かと。
どうやら前面の透明ビニール部分が長く使うと割れてくるらしいので、このあたりはよくチェックして1年後くらいに追記か、新たに使用レビューを書けたらと思ってます。
レインカバーがなくてもカッパで代用できてしまうのかもしれませんが、気まぐれな子どもにカッパを着せたり脱がせたりを省略してそのまま自転車に乗せることができるので、あったらあったで便利なアイテムです。
不満も書きましたが、乗り降りがしにくくなるのはどのレインカバーも一緒。
「シンプルなカラー」「素材の丈夫さ」「自転車への装着などトータルの使い勝手」「価格」から考えても、後ろチャイルドシート用のレインカバー購入を検討の際はOGKのRCR-001をひとつの候補として入れておいて間違いはないと考えます。
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