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ネット印刷ラクスルの評判ってどう?って人に名刺を3回注文してみた感想を残しておく

      2020/01/09

ラクスルの名刺印刷の評判はどうか?口コミする

テレビCMで見た、ネットで簡単印刷の「ラクスル

名刺を印刷する必要があったのでCMに釣られて「とりあえず試してみよう」と印刷を依頼してみました。

今回は、ラクスルの評判ってどうなの?と気になっているユーザーに向け、「実際のサービスの使い勝手はどうだったか?」「所要日数はどのくらいかかったのか?」「名刺の紙はどれがおすすめか?」など自分の経験を書き残しておきます。

結果から言っておくと「印刷品質やサービスに問題はない」「名刺収納ケースが頑丈で良い」です。

ネット印刷サービスを選ぶ際、候補のひとつには十分なりうる。

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ラクスルで名刺を印刷してみた

ネット印刷屋の判断基準とは?

いろんなネット印刷屋さんがあり、どこがいいのか決め手に欠くので悩みますよね。

自分は優柔不断の悩むまま、ネット印刷屋を固定せずにあちこち注文するたびに気まぐれで変えているタイプです。もう何年も。

毎回どこの印刷屋にしようかと悩む時間がムダと言えば、ムダではある。

一気に大量の枚数を頼むようなパターンもなく、いつも100枚、200枚の小口注文なので失敗してもしょうがないとあきらめがつく枚数しか頼んでいません。足りなくなりそうならその都度注文する、リスク分散。

はっきり言って、名刺の印刷なんてだいたいどこに頼んでもそんなに差はないと思ってますし、実際ないです。名刺サイズだと、プリントの品質はほぼ変わりない。というか、よっぽどひどくない限り、一般人には差がよくわからない。

写真が載っていたりカラー部分が多く目に入るチラシなどは、プリント品質の差がわかりやすく出るので名刺よりは神経を使わないといけないと思います。

名刺も、立派な紙を使えば値段は高くなる。印刷と配達を急がせればお金がかかる。そのあたり自らの希望と価格との兼ね合いとなります。

実際に注文してみて、ネット印刷屋は「サービスなどソフトの部分」と「ユーザーとの相性」が重要だと思ってます。

具体的には

  • デザインシステムの使いやすさ
  • 注文システムの使い勝手
  • データ入稿のしやすさ
  • 入稿データチェックがすぐできる仕組みとチェックのしやすさ
  • 納期ごとのわかりやすい料金体系
  • 急ぎのユーザーに向けた配送方法の選択肢の用意
  • 支払い方法の選択肢の豊富さ
  • システム上で進捗状況の確認のしやすさ
  • メール連絡のマメさ

このあたりが判断基準となるかと。

結論から言っておくと、ラクスルはこれらの基準をクリアしてます。問題ない。

 

ラクスルで実際に注文してみた

ラクスルで名刺を印刷する (1)

ラクスルで3回、名刺の印刷を注文してみました。

※ 個人情報満載の自らの名刺を晒すわけにもいかず、以下、サンプルのお試し印刷の写真でご容赦ください。

 

1回目の注文

ココナラでデザインをしてもらった名刺のイラストレーターデータココナラでデザインをしてもらった名刺のイラストレーターデータがすでに手元にあり、増刷をかけるのにラクスルを利用。

ユーザー新規登録から支払い、データ入稿まで何らつまづくような箇所もなくスムーズに進みました。

注文後、すぐさまデザインデータをネット経由でアップロードして入稿。

データ入稿後から、1時間40分後に「【重要】名刺の印刷データ最終確認のお願い」というメールが届いた。

ラクスル側で入稿したデータをチェックして「こう印刷されますけどOKですか?」というPDFデータを作ってくれる。ラクスルのマイページにそのデータが上がっているので自分で確認します。

この「PDF確認あり・なし」はユーザーが選択できます。僕は心配だったので最終確認を希望。チェックして問題なければ承認。

ユーザーがチェックデータを承認した日が「受注確定日」となり、「名刺印刷の受付日が◯月◯日で確定しました」とメールが届きます。

そこから自らが注文時に指定した「受付日から◯日後」以内の出荷になります。

僕の場合、一番安い7営業日後のメール便出荷で注文。

受注確定日4月19日→ 出荷予定日4月26日のスケジュールでした。

今回、実験でマット紙(マット)100部、上質紙(ケント紙)100部の合計200部を注文したところ

  • マット紙100部:受注確定日の3日後4月22日に出荷連絡のメール→ その2日後に自宅郵便受けへ投函。
  • ケント紙100部:受注確定日の7日後4月26日に出荷連絡のメール→ その2日後に自宅郵便受けへ投函。

両方とも7営業日後を指定したのですが、出荷が前倒しされるパターンもあるようです。別に追加料金を取られるでもないため、早く届こうがこちらにデメリットはない。

普通に封筒に入って届きます。

ラクスルの印刷上がりのメール便

1回の注文が2回に分けて自宅へ届いても、かかったメール便の送料負担は1回分の190円だけでした。

参考 ラクスル「名刺印刷料金表」

 

【追記】2回目の注文

名前、電話番号、メールアドレスだけの簡単な名刺が欲しくなり、ラクスルのデザインテンプレートを利用して注文。デザインテンプレートを1回いじってみたかったのもある。

ラクスルは、画面上で無料でユーザー自らがデザインできるテンプレートシステムを提供しています。これ、他のネット印刷屋でも提供しているところありますが、だいたいが使いにくい、直感で使えない、いまいちなシステムが多いです。

ラクスルも完璧だとは言いませんが、ここのシステムは使いやすいほうだと思います。ユーザーとの相性があるので、まあ一度使ってみたらいかがでしょうかとしか言いようがないです。

デザインデータがなければ、テンプレートシステムを使って自分で作ることも可能。

そのまま作ったデータを元に印刷を依頼する流れも何らひっかかったり困ったりするようなポイントはありませんでした。

一番安い7営業日のメール便発送を指定して、受注確定日から7日後にきっちり出荷メール→ その2日後に自宅郵便受けへ投函。

2回目も特にトラブルはありませんでした。

参考 ラクスル「名刺無料デザインテンプレート」

 

【追記】3回目の注文

前回の2回目注文から、今回の3回目の注文の間にシステム変更があったようで一番値段の安い発送が「5営業日」になってました。

急ぎでもなく、もちろん5営業日を指定。

今回はアドビのイラストレーターのデザインデータを入稿しました。

データ入稿は「スピードチェック入稿」でやると早いですが、ファイルのアップロード時にウェブブラウザが固まって落ちて「おいおい頼むよ・・・」となった。

それから、チェック時にエラーが出ており一見問題なさそうだが不安を感じたため、ラクスルの中の人のチェックが入る「オペレーターチェック入稿」を通しました。追加料金がかかるわけでもないので、不安ならオペレーターチェック入稿を使うのが確実です。

スピードチェック入稿ならそのままトントン拍子に進みますが、オペレーターを介すと「半日~1日の時間がかかる」と書いてあります。

今回の注文、平日の13時15分にデータ入稿→ 先方のチェック完了と最終的なこちら側のPDF確認依頼メールが来たのが15時35分なので、実際の所要時間は「2時間20分」でした。

別でラクスルの年賀状印刷を使った時、オペレーターチェック入稿の所要時間が40分くらいだったため、その時々の注文の混みぐあいでかかる時間は変わるようです。年末年始休暇明けで注文が溜まっている時などは本当に1日かかるのかもしれません。

あと理由はわからないですし追加料金も発生していないのでラッキー!って感想しかないですけど、5営業日指定なのになぜか3営業日で発送され、ヤマトのネコポスだったのでその翌日には自宅に届きました。

今回も問題なし。

【追記おしまい】

 

ラクスルから名刺が届いた

メール便を指定したので、自宅のポストへ名刺が届きます。

名刺を100枚刷って500円~1,000円レベルのネット印刷屋の場合、名刺は紙の箱やペラペラのプラスチックケースに入っているのが通常。

こういうの。

ラクスル以外で印刷した名刺のケースはペラペラ

ブログ始めた時にブログの名刺を100枚作ったんだけど、4年経って20枚も減ってないのが物悲しい。

今回使ったラクスルは、かっちりした分厚いプラスチックケースに入って届いたので驚いた。耐久性があり、カバンに放り込んだ際に名刺のカドが潰れないので重宝しています。

ラクスルの名刺のケースは頑丈

ラクスルで印刷した名刺のケースは良い

印刷品質はまったく問題なし。紙の質も安いペラペラの名刺ではなく、きちんと厚みがあり不満はありません。

ラクスルで名刺を印刷する (2)

どの紙で名刺印刷を依頼しようか?とお悩みの方にお伝えしておきます。

まず、ヴァンヌーボなどの高級紙は値段が高いので横においておく。

スタンダードな一般的な紙だと

  • 光沢紙(アートポスト)
  • マット紙(マット)
  • 上質紙(ケント)

の3種類で悩むはず。

光沢紙(アートポスト)は片面がつるつる、片面がザラザラと触り心地が表裏で異なるので、写真を使ったショップカードや顔写真を載せる目的に向いていると思います。自分の名刺にはそういう需要がないので除外。

普通の文字やロゴだけを刷った名刺なら、安くてコスパの良い

  1. マット紙(マット)
  2. 上質紙(ケント)

の二択になります。

実際に2種類を注文して印刷結果を比べたところ

  1. マット紙(マット):どっちかと言うとキツめの真っ白寄り。目に響く白。表面がつるつるとフラット。とはいえコーティングがあるわけでも光る感じでもない。文字のコントラストが出るので「くっきりして読みやすい」と年齢高めの人には上質紙より評判が良い。
  2. 上質紙(ケント):マットに比べると柔らかいおだやかな白。目にはこない白。表面がつるつるよりは少しざらっと。なので印刷した少し文字がにじんだように見える。別ににじんで文字が読めないわけではない。ざらざらもにじみも「マット紙と比較したらそう見える」という話。全体的にぼやっとやわらかい雰囲気になり、女性には評判が良い傾向あり。

同じデザインをマットとケントの2種類印刷し、2枚出して「どっちがいいと思う?どっちが見やすい?」といろんな人に聞きまくった結果です。

好みの問題なので断定は難しいですが、僕は追加注文するなら真っ白でくっきり文字が印刷される「マット紙(マット)」で注文します。

参考 ラクスル「名刺印刷(サイズ・紙の種類・料金)」

 

ラクスルのいいと思うところ

ラクスルで名刺を印刷したら問題なかった

使ってみて思ったのは総じて「よく作り込まれた仕組み」です。

IT化があまり進んでいない印刷分野。そしてユーザーもチラシ印刷の飲食業などあまりIT慣れしていないユーザーが多いと思われ、そこをユーザーにとってどうわかりやすく、楽にするか?という視点から、かゆいところに手が届く感じで細かくきっちり仕組みが作り込まれているなと感じました。

デザインテンプレートも使いやすい。注文やデータ入稿などの仕組みも引っかかるところがない。

きちんと注文→ データ入稿受付→ データ最終確認依頼→ 受付日の確定→ 出荷連絡とメールもこまめに送ってくる。

わからなければ利用ガイドやサポートも用意されている。

とりあえず注文してみようかとなった時、感覚だけである程度スムーズに進められる下地は整っています。

そしてきっちり作ってあるこの仕組みに対して、価格は安い。急ぎのユーザーに対して「受付日から1営業日後の出荷」といった、スピード対応もきちんと用意している。

「料金とサービスのバランスの良さ」も悪くないと思います。安くてサービスや仕上がりが雑だったら困るわけですが、ラクスルはそんな心配いらない。

ほめすぎなので悪いところも考えたのですが、悪いところは特に見当たりません。全てがシステマチックなのでラクスル側の体温を感じない、くらいでしょうか。

そんなもの、いらないユーザーにはいらないですし。

 

さいごに

ラクスルは、新聞折込チラシからのぼりやTシャツの印刷まで幅広くやっています。

今回の2回注文したラクスルの名刺の印刷。システムも印刷の仕上がりもなんら問題なく、滞りなく手元に届きました。

上で書いたように他のネット印刷屋さんと比較しても、料金とサービスのバランスは良く、ネット印刷を検討するのであれば候補のひとつに十分なりえます。気になっているなら1回くらい使ってみてもいいかも。

自分の自腹実験が、ネット印刷屋をお探し中の方、ラクスルの評判ってどうなの?と思っている方のお役に立てますと幸いです。

参考 ラクスル「名刺印刷(100枚500円~)」

 

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