ディズニーランドにベビーカーを持っていくべき？持ち込んでわかったこと

ディズニーランドにベビーカーを持ち込むべきか？持ち込まないでレンタルをしたほうがいいのか？

けっこう悩み、結局、私物のベビーカーをディズニーランドへ持ち込みました。

結果どうだったのか。

実録「ベビーカーをディズニーランドに持ち込んでみてわかったこと」

これから子連れディズニーランドに行く際、ベビーカーの取り扱いをどうすべきかお悩み中の方の参考になったらうれしいです。

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ディズニーランドでのベビーカーの基礎知識

ベビーカーの持ち込みはOK

始めは、ディズニーランド・ディズニーシーにベビーカーを持ち込みしていいのか？ダメなのか？さえわからないものです。自分もそうでした。

ディズニーランド・ディズニーシー内への私物ベビーカーの持ち込みはOKです。問題ありません。

ベビーカーはレンタルもあります

ディズニーランド・ディズニーシーではレンタルベビーカーが用意されています。

ベビーカーは、1日1,000円でレンタルが可能です。

2015年11月よりレンタル用のベビーカーが最新型に変更となりました。以前のモデルより、荷物入れが大きくなったり、軽くなって取り回しがラクになりました。デザインカラーもディズニーっぽくなってます。

目安としては、100cm、約15kgの子どもまで乗ることができます。

ディズニーランドは、入園してすぐ右側。

参照　公式サイト（TDLベビーカーレンタル）

ディズニーシーは、入園して左側にレンタルスペースがあります。

参照　公式サイト（TDSベビーカーレンタル）

また、レンタルした際は持ってきた私物のベビーカーを預かってもらえます。

参照　よくある質問「ベビーカーを持ってきて、パークのベビーカーをレンタルする時は預かってもらえるのか」

そもそもベビーカーは必要なのか？

結論「間違いなくディズニーランドでベビーカーは必要」

2歳半のうちの息子には、悩む余地もなく絶対必要でした。ベビーカーを日常あまり使わない年齢になった子どもでも必要かもしれません。以下に4つの理由を挙げてみます。

理由1：移動が楽

園内、広いのでかなり歩きます。歩き疲れた子どもを抱っこして歩きまわるのは、親にも重労働です。

理由2：お昼寝場所の確保

お昼寝にはベビーカーが必要です。子どもに寝られた場合、ベビーカーがないと親が動けなくなります。

理由3：荷物置きにもできる

子どもの荷物がそれなりにあるので、乗らなければ荷物置きにできます。

また、おみやげなどを大量に購入するとかさばります。それらをかけて移動できるので楽です。

理由4：ちょろちょろ子どもが歩き回ると危険

大混雑のパーク内。人がかなりいるので、小さい子どもがひとりで歩きまわるとぶつかって危険です。

昼間はまだいいですが、夜になると意外と園内は灯りが少なく暗いため、大人とぶつかるリスクが高くなります。みんな浮かれているので、足元なんて注意して見てません。夜は特にベビーカーに子どもを乗せて移動したほうが安全です。

パーク内でのベビーカーでの立ち回り方

アトラクションごとに、入り口付近にベビーカーを止めるスペースがあります。

止める場所がわからなかったら、近くのキャスト（スタッフの人）の方に聞くと親切に教えてくれます。

そもそも、ディズニーランドにこんなにベビーカーがあったとは！ 独身の時には目にも入りませんでした。

人気のアトラクションだと、どこもこんな感じでベビーカー置き場はえらいこっちゃです。

キャスト（スタッフ）の人が随時、ベビーカーの並び替えをしています。自分のベビーカーが、止めた場所からかなり離れた場所に移動されていることも多々ありました。

基本的に1日中、ベビーカーを止めて→ アトラクションに乗って→ ベビーカーを回収して、の延々繰り返しです。蒸気船マークトウェイン号にベビーカーごと乗ってきた家族連れを見かけましたが、ベビーカーごと乗れるアトラクションはかなり少ないです。

ちなみに園内はバリアフリーになっているので、ベビーカーを持ち上げて階段を登るといったシチュエーションはありませんでした。

ベビーカーで行動の際、注意すべきこと

レンタルはしなかったので「ベビーカー持ち込みの場合」に特化して書きます。レンタルに通じる内容もあります。

見つけやすい何か目印を持参

上の写真にあったように、ベビーカーがずらっと並んでいる中で自分のベビーカーを探すのにとにかく一苦労です。

しかも、キャストの方が常に並び替えをするので、自分が置いた場所に必ずしもあるわけではありません。アトラクションから戻るたび、毎回「うちのベビーカーはどこだ？」と探さねばならない。時間がかかる。

なので、すぐに見つかるのように遠目にもわかる目印を何かつけておくと、探す手間がはぶけます。

ハンカチを巻いたり、キーホルダー程度じゃ埋もれてわかりにくいです。「ちょっと派手じゃない？」ってくらいの色と、高さがあったりするような大きめの目印がちょうどよいです。ディズニーランドの外では違和感があっても、ディスニーランドの中はみんないろいろ頭に乗っけたり派手な世界なので、違和感なくなります。悪目立ちしません。

レンタルベビーカーは全部同じ色、同じ形なので、間違われる可能性がかなり高い。下手したら勘違いされたまま持って行かれてしまいます。なおさら目印は必要です。レンタルの予定の方も目印になるものを持参したほうが良さそうです。

盗難には注意！ほんとに注意！

ベビーカーの盗難があるそうです

「ディズニーランド　ベビーカー　盗難」で検索すると、けっこうな数の盗難事件のクチコミが出てきます。

夢の国ではありますが、よからぬことをはたらこうとする不届き者もいるようです。

ベビーカー自体の盗難を避けるためには、新しい・高価なベビーカーの場合は持ち込みをしないのはもちろんのこと、盗難に遭ってもダメージの少ないレンタルを活用するのもひとつの手です。

また、ベビーカーに名前を書いておいたりと、地味な対策も必要です。うちはダサいのを承知で、名前の千社札を目立つところに貼っておきました。

もうひとつ有効な対策は鍵ですが、園内で柵などにベビーカーを鍵で括りつけるのは禁止されているようです。

ベビーカー自体にダイヤル式の鍵をかけてタイヤをロックしようと、いちおう持ってはいきました。しかし、毎回止めるたびにロックが面倒ですし、キャストの方が移動しにくくなるため鍵をかけずに終わりました。

とりあえずトラブルがなく、一安心です。

荷物も盗難の標的に！

ベビーカーにかけっぱなしのカバンが盗難にあうこともあるそうです。パレードに気を取られている隙などにご注意を。

それから、皆さんけっこう、ポップコーンや飲み物、おみやげをベビーカーにかけたまま、置き場に放置してアトラクションに乗っています。これも格好の標的にされるようです。

おみやげ泥棒もいるそうですし、止めてる隙に食べ物や飲み物に毒でも入れられたらどうするんだろうか？と。考えすぎなのでしょうか？つくづく日本は平和だなとは思います。

荷物をかけっぱなしのほうが動きやすくて楽なのはわかりますが、園内のコインロッカーを有効活用したり、おみやげは帰り際に調達するなど、荷物は必要最小限でまとめておく。荷物をすぐにピックアップできる形にしてアトラクションめぐりをしたほうが盗難の防止にもなり安心です。

荷物少なめでフットワーク軽く動くしておくことが、巡り巡って盗難被害の防止にもなる。覚えておいたほうが良いポイントです。

さいごに：私物ベビーカー持ち込みを推奨する理由

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ディズニーランドまでベビーカーを持っていかねばならず、その「手間」と「盗難に遭った際のリスク」を考えると、ディズニーランド・ディズニシーの現地にてベビーカーをレンタルするメリットはそれなりにあります。

現に我が家でも、行きと帰りは通勤電車のラッシュ時間帯で、たたんでいても電車内にベビーカーを持ち込んでほんとごめんなさいごめんなさい状態でした。

それでも個人的には、私物ベビーカーのディズニーランドへの持ち込みを推奨します。

理由を挙げますと

1. レンタルは借りたり返したりの手間と時間がかかる。お金もかかる。
2. 同じようなレンタル－ベビーカーが所狭しと並んでいる中でアトラクションごとに「どこだ？」と探す手間が大変。
3. かなりの人混みの中でのベビーカーの取り回しは、慣れていて車幅感覚やコツのわかっている私物ベビーカーのほうが楽。
4. 慣れたベビーカーは、多くなりがちな荷物の載せ具合いもバランスの取り方もわかっている。
5. 子どももいつも乗り慣れているベビーカーなので落ち着く。昼寝をしやすい。

など、「日常的に使っているベビーカーが一番だ」と、ディズニーランドを一日中歩きまわった結果、実感しました。

特に「人混みの中のベビーカー取り回し」は慣れているベビーカーが絶対良いです。慣れているベビーカーでさえ、混雑しているディズニーランドの人混みの間をぬうのはかなり大変でした。日頃鍛えた「ベビーカー操縦技術」を総動員！といった感じになります。

足は電車か車か何で来たのか、それぞれのご家庭の家族構成などにも依存する問題なので一概に断定はできません。しかし、レンタルと持ち込みベビーカーのメリット・デメリットを考えて比較し、最終的にベビーカーを持ち込んだ我が家の判断は、正解だったと思っています。

持参、レンタル、どちらを選択するにせよ、盗難への注意だけは怠りませんように。

ベビーカーをうまく使って、ディズニーランド・ディズニーシーでの楽しい思い出ができますよう願っています。

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