カゴメ劇場に行ってきた!カゴメの好感度アップ
2015/05/28
親子で楽しく♪チャリティミュージカル「カゴメ劇場2014」に当選したので、家族みんなで行ってまいりました。
「カゴメ劇場」って何?」「どんな感じ?」「楽しい?」にお答え。ちなみに今年(2014年)の観覧募集はもう終わってしまっているので、来年(2015年)に向けてということで。がっかりさせてごめん。なんで謝ってんのかわからないけど。
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「カゴメ劇場」とは?
「カゴメ劇場」のあれこれ
カゴメ劇場は、1972年以来、毎年夏休みに開催している、カゴメオリジナルの子供向けミュージカルです。
第42回となる今回も、東日本大震災遺児の進学支援のための奨学基金「公益財団法人みちのく未来基金」のチャリティとして開催します。
会場に設置する募金箱への募金に加え、当日会場で販売するカゴメ商品の売上は、全て「公益財団法人みちのく未来基金」に寄付いたします。
引用 カゴメ株式会社「カゴメ劇場について」
自分の生まれる前から42年間も毎年やっているのに、今年初めて「カゴメ劇場」の存在を知りました。
2014年の「カゴメ劇場」は、7月23日の神奈川を皮切りに、8月27日の香川まで、全国15会場で毎日2回の計34回公演。計54,530人を無料招待。
スーパーにチラシがあったのに気付いた妻が、ネット経由で応募して、東京公演に当たったから家族で行こうと。全席指定(1組につき最大4席まで)で、招待状が送られてきます。
「カゴメ劇場」ってどんな内容なの?
「カゴメ劇場」の構成
第1部が、歌のお兄さんお姉さんと歌ったり踊ったりの「ベジタブル ソングアンドダンス」約20分。
第2部が、ミュージカルの「ピノキオ」約40分。
第1部と第2部の間に途中休憩10分も挟みつつ、子どもが飽きない構成になっています。
思ったのは、「40年以上も子どもに向けてイベントやっているのは、ダテじゃない」
子どもの興味をきちんと惹きつつ、食の勉強や、カゴメの取り組みも紹介し、最終的に親もひっくるめて「カゴメのファンを作る」という動線がよく練られています。
第1部「歌とダンス」の感想
第1部では、歌のお兄さん、お姉さんとダンサーが出てきて、クイズや歌やダンスを一緒にやろう!という内容。
「世界で一番食べられている野菜はどれでしょう?」「1.にんじん 2.なす 3.トマト」といったようなクイズを子どもたちに問いかけ、野菜を身近なものに感じさせる。
また、一緒に振りの練習をして野菜に関するオリジナルソングをみんなで歌って踊る。入り口でもらえるパンフレットにも踊り方が書いてあります。
会場の子どもたちは、ほとんど未就学児。大きくても小学生低学年で、けっこうみんなノリノリでやってました。うちの3歳の息子もノリノリ。
歌のお姉さんが仕切るのですが、パンフレットの経歴見たらこの「カゴメ劇場」に4年も出演している人。「一瞬で子どもを惹きつける技術もすごいし、歌や踊りもうまいし堂々としていてたいしたもんだなー」と「おまえどの立場からコメントしてんだよ」って偉そうな感想で恐縮だけど、「ほえー」と口開けて見ている間に20分が過ぎてしまいました。
それでも僕は、おかあさんといっしょの「たくみお姉さん派」だけどね。聞かれてないか。
第2部「ミュージカル」の感想
第2部では、ミュージカル「ピノキオ」
劇団四季のように華があるわけでもなく、こじんまりとした小劇団風ですが、それなりによく出来たミュージカルでした。劇団四季、観たことないけどな。
セットや舞台照明などは、やっぱり「さすがNHKだな!」とNHKの「ファミリーコンサート」に軍配。比較したら酷か。
関連記事 おかあさんといっしょファミリーコンサートに行ってきた!前編
それでも、途中で子どもたちが飽きかける時間帯で出演者たちが舞台上から何度か子どもに問いかけて、劇にもう一度強引に引き込むテクニックがあったりと、「なるほどなあ」と妙なところで感心。
子どもに夢を与える人たちの仕事ってすごいなあ、と素直に思いました。
ただ正直言うと、大人にはそんなにおもしろいものでもないので、ホール内の暗い照明もあって周囲の親たちはみんな寝落ちしてました。僕も途中20分くらい爆睡してしまい、保護者として責務を果たさずでごめんなさい。そんなダメ親を尻目に、息子は40分間、集中して観劇していたという。帰りの電車で途中のエピソードを教えてくれました。あはは。
「カゴメ劇場」って楽しめるの?
楽しめます。
周囲は未就学児がほとんど。乳児連れもいました。ぎゃあぎゃあ騒ごうが泣こうがお互い様なので、気軽に楽しめます。
長年のイベント運営はダテじゃないようで、うまく子どもを引き込む仕組みがきちんと作られているので、子どもたちも楽しそうでした。
野菜に興味を持つきっかけにもなっており、もらってきたパンフレットを見ながら、「トマトのお花は黄色なんだよね」と息子がしゃべっています。企業の宣伝色もさほど強くないのでいいイベントだと思います。
子ども向けの設備面もきっちり
子どもを対象としたイベントなので、入り口にベビーカーの預かり所を準備。
目視で確認できなかったのですが、いちおうこの記事に書くために「授乳室」と「おむつ替えスペース」はあるのかスタッフに聞いてみたところ、「あります」と回答。東京以外の会場でも、そういった基本的な設備は準備されていると思われます。
随所にスタッフが立っているので、席への案内や施設の案内など、困った時に聞けば対応してくれます。
ホール内での飲食は禁止されているので、ロビーでの飲食となります。東京会場の「ゆうぽうとホール」のみの情報になってしまいますが、ロビーは広く、持ち込んで食事をしている家族がたくさんいました。ロビーのベンチは数があるので、席を探して子連れでうろうろと苦労することはなさそう。ベンチやトイレは2階のほうが空いています。
お土産ももらえる
公演後の出口で、カゴメ製品のお土産がもらえます。1家族1セット。
おみやげセットの内容は、写真左の各種カゴメの商品案内のチラシ、真ん中のパスタソースと子ども用野菜ジュースです。そして子どもには手渡しで、ブリックパックを再利用したおりがみセット(写真右)をくれました。ありがとうございます。
「カゴメ劇場」いいですよ
カゴメへの評価アップ
よく株主優待が充実している会社として、株式雑誌の企画でカゴメは筆頭に挙がります。カゴメは、個人株主が全株主の99%以上を占めている日本で類を見ない特殊な企業です。基本的に株主がみんなカゴメのファンで、株を売買することなくホールドしているので、株価の値動きも激しくなく安定しています。
そんな状態にあぐらをかくことなく、個人株主というファンを増やすために企業として様々な努力をしており、好感度大。
元々、カゴメへは良い印象を持っていましたが、単純なもので、こういういいイベントを経験させてもらうと、カゴメにさらに親近感が湧きます。
子ども向けにきちんと練られた内容の歌やダンス、ミュージカルに、子どもも喜び、大満足。親はのんきに寝てただけですが、喜ぶ子どもの姿を見て大満足。
また、こうやってチャリティコンサートで、社会に貢献している姿も好感。東日本震災にて親を亡くしてしまった子どもたちへの進学支援を、カゴメとカルビー、ロート製薬の3社合同で設立した奨学基金「みちのく未来基金」でサポートしているとのこと。
日々の自分の生活に追われると、震災を遠い昔のように感じてしまうけど、公演前に「カゴメの取り組み」を紹介するコーナーがあり、「みちのく未来基金」でサポートしている学生さんが夢を語る映像を見ていろいろ考えさせられた。
構えずに僕らが協力できることはなんだろう?と思ったら、こういうサポートを積極的に取り組んでいる企業の商品を、あえて選んで買うのもひとつの方法なのかなと思います。
また来年も行ってみたい
今年は「どんなもんだろう?」と様子見でしたが、また来年の「カゴメ劇場」も機会があれば行ってみたいです。何より、親が思っていたより子どもがかなり楽しそうだったので。
会場は平日の昼間開催ということもあり、8割くらいの入りでした。抽選なのか全員当選なのかは知りませんが、そんなに倍率がめちゃくちゃ高いという感じでもなさそうです。
子どもが飽きないうまいぐあいの時間と構成ですし、昼間に外で遊ばせられない真夏の室内の無料イベントとしては、近場で手頃なためかなりおすすめです。
「カゴメ劇場」を知っていた方も、知らなかった方も来年はぜひ。また来年、「カゴメ劇場」の観覧募集が始まればこのブログでシェアします。忘れていなければ、ね。
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