はじめてのレゴブロック購入「最初に何を買えばいいの?」にお答えする
2015/09/30
レゴブロックの存在は知っている。
レゴを子どもに買ってあげたいのだが、手始めに何を買えばいいのかまったくわからない。
そんなレゴ初心者のパパ・ママに送るエントリー。「はじめてのレゴブロック買い方講座」
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まず知っておきたいこと
まず押さえておいたほうがいい情報をひとつ。
今まで売られていたレゴの基本セット(赤いバケツや青いバケツなど)は、2014年年末で生産終了。2015年1月よりリニューアルされて新しい後継のセットが販売されています。
下でこれから紹介するセットは現行の新しいセットとなります。
ちょうど今は切り替えのタイミング。「知り合いやお友達の家にあったあのセットが欲しい」と探すともしかしたらそれは古いセットですでに在庫がないものかもしれません。ご注意ください。
1歳半からのデュプロシリーズ
レゴ デュプロとは?
レゴの標準サイズのブロックの縦、横、高さが全て2倍のサイズになった「デュプロ」というシリーズがあります。
ブロックのサイズが大きいので、子どもが小さい年齢でも遊べる。
角が丸くなっていて、口に入れても飲み込めない大きさと形状に設計されています。誤飲はないとは思いますが、そこは親が注意を払ってあげてください。対象年齢は「1歳半から」となっています。
1歳児、2歳児のレゴブロックのデビューは、この「デュプロ」からがおすすめです。
うちの息子の経験から言いますと、1歳半でデュプロブロックの組み立ては全く出来ずに親に全部「作ってー」。2歳くらいからまだぐちゃぐちゃながらも自分でぼちぼち組み立て出し、2歳も後半になってようやく「おっ、こんなものが作れるようになったのか!」と親が感心するレベルに到達します。
通常のサイズもすでにデビュー済みですが、デュプロはデュプロで息子は4歳になった今も遊び続けています。完全に元を取った。
実はデュプロは普通サイズのレゴとの互換性があり、一緒に遊べるので無駄になることはありません。大きいブロックと小さいブロックをミックスして遊べ、遊びに幅が出ます。
関連記事 普通のレゴブロックと大きいデュプロは互換性があるのか?実験してみた
レゴの購入は、セットをまずは買って、必要に応じてパーツを買い増していくという作戦がお財布にもやさしいかと思います。大きいセットのほうが1個あたりのブロック単価が安い。
おすすめのデュプロのセットをピックアップしてみます。
みどりのコンテナスーパーデラックス
ピース数95で一番大きいデュプロのセット「みどりのコンテナスーパーデラックス」
車や家、数字がプリントされたブロックなど種類が多彩です。
みどりのコンテナデラックス
ピース数は65に減りますが、遊び出しに最適な「みどりのコンテナデラックス」です。
ピンクのコンテナデラックス
同じくピース数65。女の子向けのセット「ピンクのコンテナデラックス」。お人形が入っていたり、ブロックの色もピンク系が中心です。
デュプロのアイデアボックス
ピース数70。2015年に発売された一番新しいセットです。パステルカラーのブロックが多いのが特徴。
今まで紹介してきたのはボックスがプラスチック製ですが、これは箱が厚紙製です。
ボックス付きだと散らかりがちなブロックもきちんと整理でき、子どもにお片付けの習慣もつけやすいです。レゴブロックを踏むとまじで痛いです。
あと、ちょっと高いのですが、基礎板という板を使ってこの上にブロックを組み上げると子どもが遊びやすいようでおすすめです。
3歳か4歳以降はレゴの基本セット
普通サイズのレゴは3歳からOKだと思う
3歳か4歳になったら普通サイズのレゴブロックにステップアップです。
下で紹介する黄色のアイデアボックスシリーズなどの対象年齢は「4歳から」となっています。うちの息子に最初に与えた普通サイズのレゴブロックのセット「赤いバケツ(※生産終了)」は対象年齢が「3歳から」で、3歳の時には普通サイズのレゴですでに遊んでました。
この対象年齢の差は「細かいパーツがあるかどうか?」だと推察します。
細かいパーツとはこういうの。
厚みの薄いパーツなども入っています。
細かい、薄いブロックは手先がまだ器用でない子どもには扱いにくく、癇癪の原因にもなりますので事前に親が間引いておき、子どもの遊ぶ様子や成長を見つつ追加していったほうが良いと思います。現に我が家はそうしています。
うちの息子の遊び方を見ていると、3歳後半でいろいろと普通サイズのレゴでそれなりのものを作るようになり、4歳を過ぎるとかなりの大作を勝手に作り出します。
ブロックが固くてはずせない時には、セットに入っている「ブロックはずし」を使うとすぐにはずせます。
いちいち「これはずしてー」と親のところに持ってくるとめんどくさいので、まずは我が子に「てこの原理」でブロックをはずす「ブロックはずし」の使い方を根気強くマスターさせるのが先決です。これ、大切なポイント。
では、普通サイズのレゴブロックはどのセットを買えばいいのか? おすすめのセットをピックアップします。
アイデアパーツスペシャルセット
レゴの基本ブロック、ドア、窓、車輪など特殊なパーツも一通り。ピース数は580。ボックスは紙製。
特殊なカラーパーツやパステルカラーのブロックも多く入っており、下で紹介するセットの買い増し用としても良いかと思います。
黄色のアイデアボックス(プラス)
35色のレゴが484ピース。車や汽車といった特殊なパーツが多めです。
黄色のアイデアボックス(スペシャル)
ピース数790個で1個あたりの単価も一番お得で大きいセット。
ショベルカーやバイクなど、説明書を見ながら4歳児が楽しそうに組み立てています。4歳にもなると、親の手を借りるところもありつつも説明書を見ながらひとつずつ組み立てられるようになります。
このセットを我が家は購入しました。ピース数が多いとブロックの取り合いにもならないので、できれば最初から大きいのをいっておくことをおすすめします。
関連記事 レゴ 黄色のアイデアボックススペシャルの中身を全部公開!(写真多め)
必要に応じて買い増し
ブロックだけを買い増すのであればこういうセットもあります。
また、セットに付属している基礎板は小さいので、大きめの基礎板があるとブロックを組み立てやすく、子どもが楽しめるかと思います。
基礎板はペラペラのプラスチック板なので、ブロック組み立てた後に基礎板の端など持ちどころが悪いと、上のブロックが見事に崩れます。子どもが泣きます。
初めてのレゴブロック購入のポイント
対象年齢は基本的に守る方向で
手先の器用さは、年齢によって違います。
「早めの年齢で与えて手先を器用にしたい」「どんどん遊べるようになってほしいので早めに与えて鍛えたい」「子どもの可能性をバンバン引き出したい」と思う親の考えはよーくわかります。僕もそうでした。
しかし、あまり先走って与えてしまうと「ブロックで遊んで楽しい経験」より、子どもにとってブロックが「困難な課題」となってしまい、楽しくなくなってしまう。「おもちゃ本来の目的」を見失う可能性があります。
ストレスを感じるようなおもちゃをいきなり与えるのは避ける。我が家の実体験から普通サイズのレゴは3歳から与えて大丈夫だけど、細かいのはもっと大きくなってから与える。
子どもの成長を見守りつつ、その時々に合ったおもちゃをきちんと買い与えるのも親の役目のひとつかなと思います。
悩むだろうけどまずはセットを購入
いろんな色、サイズ、パーツなどが一通りそろっている「セット」をまずは購入することをおすすめします。
ただ単に四角いブロックを組み立てるより、車や家や人形のパーツなどがあると遊びにいろんなバリエーションをもたせられます。
そして、子どもがレゴに慣れる様子を観察し、成長や必要に応じて、子どもが興味ある分野や欲しがるパーツを買い増していく流れが良いと思います。
さらにステップアップするのであれば、いま人気を集めているのは、子ども達の大好きな建物や乗り物が入っている「レゴシティシリーズ」だそうです。
4歳にもなると「へえ、こんなのを作ったの!」とレゴのブロックで作る子どもの想像力と発想力に驚かされることもしばしば。レゴのブロックで無限に広がる「組み立ての楽しさ」で、子どもが喜んでくれればいいかな。手先の器用さや思考力は二の次くらいで。
まとめると「レゴを買うなら、まずセットからぜひご検討を」
そしてレゴで毎日遊び倒す子どもを見て僕からはっきりひとつ言えることは、後日買い増しより「最初から迷わず大きいのいっとこう」です。
それなりのピース数やパーツの種類が最初からあったほうが子どもの遊び出しもスムーズだし、大きいセットはブロック1個あたりの単価も安くてお得。後日またあれこれ次は何を買い増ししようか考える親の手間も省けます。
お子さんのレゴデビューがスムーズにいきますように。
このエントリーがこれから「レゴブロック」を我が子に買い与えようと思っている、パパママの参考になりますと嬉しいです。
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