大画面タブレットで情報収集能力を格上げ。GALAXY Tablet S使用レビュー#1
2014/08/28
別にガジェットおたくではないのですが、新しもの好きです。いろいろ試して、すぐに飽きます。
使ってきたスマホ、タブレットの中でも「これは名機だ!」と後々になっても思い返すと思われる機種が、サムスンのGALAXY NoteⅡ。ここまでスマホをとっかえひっかえしてきたけど、GALAXY NoteⅡは気に入って1年半も使っています。
お隣の国はいろいろとどうかと思う部分もありますが、基本的にサムスンが作るタブレットは嫌いじゃない。作っているモノはユーザーをきちんと見ている。
GALAXY NoteⅡは、Androidが4.1になってから落ち着いたのもあり、不満なく「2年間十分に戦える機種」にきっちり仕上がっています。現行のNoteⅢを触ってしまうと、ペンの使い勝手などかなり進化していて、お金があれば、そりゃそっちのほうがいいけどさ。
1年ほど前に画面サイズが7インチのタブレット「Nexus7」も衝動買いしましたが、NoteⅡの画面サイズ5.5インチと比べると、そんなに違いを感じず、携帯性も高いNoteⅡに軍配が上がってしまった。出番のあまりないNexus7は父親にプレゼントし、拡大自在なタブレットを「老眼にいい」とか言いながら、喜んで使っています。
さて、そんな5.5インチのファブレット(※「Phone」+「Tablet」で、5~7インチくらいのスマホをそう言う)が「最高だ」と信じて疑わなかった僕のところに、朗報が。
「10.5インチのタブレットを1ヶ月の期間限定だけど無料で使ってみないかい?」
すぐさま飛びついて応募してみた。応募多数の抽選だったらしいですが、激戦(?)を勝ち抜いて、指名されました。「GALAXYアンバサダー」に。
アンバサダーと言えば、ダバダ~♪な「ネスカフェアンバサダー」しか知りませんでしたが、とにかく「アンバサダー」=「大使」に任命されました、ワタクシ。親善大使みたいな感じですかね。
で、手元に最新機種の「サムスン GALAXY Tablet S 10.5(Wi-Fi版)」が届いたのであります。
まあ、タダで見返りなく最新型のタブレット貸してくれるほど世の中甘くはない。交換条件は「おたくのブログにこのタブレットのネタで3記事以上書いてね」
で、夜なべしてこれ書いてます。「率直なご感想を」と言われているので、真に受けて空気読まずにいつも通り好き勝手にレビューします。二度と貸してもらえなくなるかもしれないけどね。
もとい、使って気付いた「大画面タブレットは小さい画面のスマホより、情報収集能力が格段にアップする」を大真面目に考察します。
タブレットってここまで進化しているのか!
確かブログ枠のレンタル台数は40台ほど出荷されているはず。
すでに検索かけると他ブログの開封レビュー満載。今回うちと同じように借り受けているのはガジェット系のブログが多く、その中で「お気楽子育てブログ」は若干浮いています。
比較するほどタブレットもスマホを所有していたり使い倒しているわけでもない。知識もたいして持ち合わせていない。真正面から対抗するのもなんなので、開き直って素人感満載のレビューをお送りします。
うちのブログは、スペックの紹介とか省略していいですか。すごいハイスペックです(雑)。興味ある方は公式サイトをどうぞ。
軽いし(465g。500mlのペットボトルより軽い)、薄いし(厚さ6.6mm)、画面はめちゃくちゃキレイだし、スルスル動くし、裏面やサイドの質感も高いし、ほんと文句ない。昔に比べてベゼル(画面の周囲の額縁)の面積も少なくなってスッキリした。
ある意味タブレットもここまで来たのかと思うと感慨深い。どの立場でモノ言ってんだか、謎ですが。おまえ、10インチ超のタブレット初めてじゃん。
軽いとは言えど、長時間寝っ転がって使っているとしんどくなります。10年といったそういう長いスパンで、タブレットの軽さがペーパーに近づいていくのでしょう。2014年の現在ではまだ、寝落ちして顔にタブレットが直撃したら鼻血が出る重さです。
で、今回10.5インチタブレットを初めてじっくり使ってみて、あることに気付いた。
ちまちま小さい画面で見るより、「大きい画面」はものすごく「いろいろ効率的である」ということに。
「大きい画面」は「効率的」ってホント?
スマホ→ファブレットで生まれるメリット
iPhoneのような小さい画面で文章を読むのは目が疲れるし、男の人は特に太い指によるボタンの押し間違えで思ったように操作できずイライラすることが多いかと。コピー&ペーストなんてうまくいった試しがない。
スマホより画面の大きいファブレットに移行し、「画面サイズが大きくなる」ことでそういったもろもろの問題がクリアされることに気付きました。
小さい画面のスマホしか使ったことがないユーザーは、2年間使い続けることでそれが日常となり、自分の中での基準として固まってしまうので、「今ある環境がベストなのか?」と疑うことも皆無。という現実も同時に知った。
画面サイズが大きくなれば、
- 押し間違えが少なくてイライラしない。
- 自分が思い描いた画面の操作感に近づく。
- 画面が大きくなるので一度に目に入ってくる情報量が多い。
- 一画面に表示される内容も多いのでスクロールなどの動作の頻度も少ない。
こういったメリットが出てきます。
ユーザーの操作性向上と交換で、持ち運びの際の「携帯性」はもちろん下がります。
10.5インチ大型タブレットで生まれるメリット
スマホと比べて「電話ができない」「大きいから持ち運びが不便」という当たり前のデメリットは最初に挙げておき、そして横に置いておくことにします。
今回は「操作性」と「情報収集能力」に着目したい。
10.5インチのタブレットだと、画面サイズが5.5インチのファブレットから2倍になるだけで、操作性と情報収集能力は3倍にも4倍にもなる!使っていてそんな印象を受けました。大げさでなく。
僕はタブレットを使い倒したことがない原始人でしたが、これは衝撃的な体験です。
操作している際に小さい画面でイライラしていたことが、大きい画面では少なくなるというのは前述の通り。画面にゆとりを持ってボタン配置などがなされているため、さらに操作性が向上し、やりたいことがストレスを感じることがなくスッスッとできます。
また、画面サイズがアップすると視野が広がるので、今まで目に入ってこなかったニュースやブログ記事下の付帯情報まで目が届き、得られる情報量が断然多くなる。
それからタブレットを使っていたら、文章の長いブログ(うちのブログ?)やメールって、どんどん先へ先へと先の文章を目に入れながら斜め読みしてたんだな、と「画面上における文章の読み方」の無意識なコツを初めて自覚した。
小さい画面ではただただ目の前にある少ない文字だけを追って読み捨てていく感覚ですが、画面サイズが大きくなることで1回で目に入る文字の量が増え、文章全体の構成などを俯瞰できるようになり、情報収集速度が格段にアップします。これほんと。
うちのブログの同じ記事を表示してみた。画面サイズ、左から3.5インチ、5.5インチ、10.5インチ。これだけ違う。
かといって、バカみたいにただ画面サイズが大きくなればいいわけではない。携帯性や手で持って重さに耐えられるレベルでないとタブレットとして意味をなしません。なので、iPadやGALAXY Tabletの10インチ前後というサイズ感は適度なんだと思う。
以前に比べて技術が進歩しているので、同じ外観サイズ、同じ重さでも画面サイズは大きくなる傾向にあり、スマホもタブレットも操作性や視認性が格段に向上するのはわかりきっているため、画面大型化への道をたどっていく流れは必然です。
GALAXY Tablet S 10.5という選択肢
GALAXY Tab S 10.5 | タブレット Wi-Fi | SAMSUNG
サムスンのGALAXYは、東京都内の大手家電量販店にGALAXYの専門ブースを設けて、専門スタッフを置いて積極的に販促しています。
家電量販店にて、発売直後のGALAXY Tablet S 10.5を触ったことがあるのですが「うーん」。値段を聞いてさらに「うーん」。申し訳ないけどちっとも魅力を感じなかった。
今回、本体をお借りして、実際に数日ちょろっと使ってみただけで、やはり安物中華タブレットとは違う、画面の綺麗さや重さ、最新のスペックなど、全体的にうまくバランスの取れた使いやすい機種だというのがよくわかりました。最初に抱いていた「うーん」は霧散した。
融通のきかないiOS嫌いとしては、Androidの高スペックタブレットが欲しい。タブレットのラインナップの中では高級機種に当たるから高いけど、こいつがいい。
こういう家電のホントの良さって、家電量販店の店頭にて万引き防止用にガチガチにコードで繋がれた、タブレットの軽さも一切わからないような環境で、まとわりついてくる店員邪魔だなと思いながらちょろっと使っただけでは絶対わからないものです。
そういう意味では、今回、GALAXYのタブレットをじっくりいじる機会に恵まれて幸運でした。いろいろと収穫も多かった。うちのブログがタブレットで見にくいデザインだということもよくわかった。タブレットで見てくれている人、ごめん。
いつも情報収集しているツールを切り替えるだけで、情報への接し方が劇的に変わる。大画面タブレットの所有、一考の価値ありです。
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