楽天ポイントがコンビニやミスドで使える貯まる「楽天Rポイントカード」って何だ？

楽天で注文した後に「ぬおっ！キャンペーンにエントリーし忘れてポイントもらい損ねた！」と地団駄踏むユーザー。

月半ばや月末の期間限定ポイントの消費のために無理やり買い物をしたり、ポイント還元の最安値計算にけっこう時間を割いて「うへへ、安く買えたぜ」とポイントに踊らされているユーザー。

選手の名前なんぞほぼ知らないが、勝つとポイントアップになるので「楽天イーグルス」と「ヴィッセル神戸」はとりあえず応援しているユーザー。

全部僕のことですが、同じような楽天ユーザーに朗報。

まあそういう楽天中毒な人たちはすでにみんな知っていると思うので、それ以外のライトな楽天ユーザーにも朗報。

楽天ポイントがそこらのリアルなお店でも2014年10月1日から使えるようになるよ。ポイントカードを配ってるから作っておこうね。というお話。

これ、けっこう個人的には「おおー」って嬉しい出来事なのですが、イマイチ盛り上がりに欠けるような。

ポイントカードを実際にもらってきたあれこれと、楽天ポイントがお店で使えるようになったメリット・デメリットを考えて、無理やり盛り上げてみます。

楽天Rポイントカードで何が変わる？

簡単にまとめると

• 今まで楽天グループ内でしか使えなかった「楽天ポイント」が、ポイントカードを提示すると実際に提携した店舗でもポイントでお買い物が可能となる。
• それぞれの提携した店舗のお買い物金額に応じて、楽天ポイントが貯まる。

こんなサービスが、2014年10月1日より始まります。

わかりやすく言うと、いろんなお店で貯めて使える「Tポイントカード」と同じような「楽天ポイントカード」が出来たよ。

どこで使えるの？

ポイントを貯めるのも支払いにも

コンビニのサークルK・サンクスやポプラ、ミスタードーナツ、大丸と松坂屋などで、1ポイント1円で使えます。お買い物100円につき1ポイント貯まります。

ポイントを貯めるだけ

ガソリンスタンドの出光や、アリさんマークの引越社、引っ越しは日通などではポイント支払いはできないものの、利用によりポイントが貯まります。

参考　Rポイントカード加盟店一覧

他にも提携先はあり、今後は楽天ポイントのネットワークが広がっていくと思われます。

「ポイントを貯めるのも支払いも両方ポイントでできるお店」と「ポイントを貯めるだけのお店」の2パターンがあるので注意です。

どこに行くとカードをもらえるの？

店頭でカードをもらえる

現在、このRポイントカードを店頭で貰えるのは、サークルK・サンクス、ポプラ、出光、ミスタードーナツ（※ミスドは10月1日から配布）です。

楽天ブックスで本を購入すると、一番左の白地のRポイントカードが問答無用で同梱されてくるようですが、昔トラブってから楽天ブックスを使ってないのでうちにはありません。

僕は、コンビニのサークルK・サンクスとポプラでカードをもらってきました。無料です。（※下に追記あり）

レジで店員さんに「楽天のポイントカードが欲しいのですが」と言うと、レジの裏をゴソゴソやって出してくれます。

【2014年9月26日追記】　あれ？自分の場合はポプラで無料でもらえたRポイントカードですが、後でポプラの公式サイトを調べたら、カードは100円で売っていてお買い物券100円がもらえる（差し引き0円ね）と書いてあるんだけど・・・。

出光さん・・・

いちおう、もらえるところのカードは全部もらって「このカードのデザインがかっこいいぜ！」ってブログで比較しようと目論んでました。

家の近所にRポイントカードに参加する「出光」のガソリンスタンドがなかったので、仕事の帰り道に遠回りして自転車で行ってみた。

自転車でガソリンスタンドに乗り付けるやつなんていないのでしょう、不思議そうな顔した出光のおじさんに「すいません、楽天のポイントカードいただけますか？」と言ったら、おじさんが「えっ？なんの話？知らないよ」

予想していなかった答えに面食らいながら、「10月から出光さんで給油したら楽天のポイントが貯まるようになりまして、そのカードを9月20日から配布してるって聞いたのですが」と説明。

「初耳だなあ。そんなカードも来てないし。明日会社に電話して聞いてみるよ。ありがとう！教えてくれて！」

雨の中、びしょびしょになりながら自転車こいで、出光のおじさんに「こんなサービス始まるよ」って説明しに行き、感謝されましたよっと。何をしに行ったんだか。

【2014年9月30日追記】　コメント欄より情報いただきまして、出光は現金払いしか楽天ポイント貯まらないそうです。クレジットカード支払いは貯まらないとのこと。

もらってきたカードはどうすればいいの？

楽天のIDと紐付ける作業が必要

簡単です。もらってきたカードについている説明書の通り、ネット上でカードの裏面の番号と自分の楽天IDで持っている楽天スーパーポイントを紐付けるだけ。3分もあればできます。

楽天Rポイントカードのサイトへアクセスし、

楽天IDとカード裏面に書いてある番号の紐付けをすると、楽天市場でお買い物しても、提携のお店でお買い物しても、自分の楽天スーパーポイント口座に一括でポイントを管理できるようになります。この手続きをやらないと、店舗で楽天ポイントを貯めたり使ったりできません。

紐付けが完了すると楽天の画面にカード情報が出てきます。IDひとつに対して3枚まで紐付けできるので、家族でまとめてポイント管理をすることもできます。

楽天Rポイントカードのメリット・デメリット

楽天Rポイントカードのサービス開始により、楽天ユーザーにどんなメリット・デメリットがあるか？を考えてみます。

メリット

楽天の店舗以外でもポイントが使える

そのまんまですが、楽天グループでしか使いようのなかった楽天ポイントが、他のお買い物やサービスに使えます。

送料を考えたりがめんどくさかったりする「ネット通販」とその周辺サービスに使い道が限定されていたポイントが、無限の広がりを見せてくれます。

ポイントが集約できる

今まで独自のポイントシステムを採用していたようなサークルK・サンクスなどが、今回楽天Rポイントカードを採用することになり、複数のサービスでポイントカードを使い分ける必要が減ります。

これから有力なチェーン店などがどんどんこの楽天ポイントネットワークに入れば、財布内にあふれるポイントカードの削減も進みます。

楽天の会員ランクアップがしやすくなる

これ、楽天お得意の後出しじゃんけんで、ランクアップ条件が改悪されるような予感もしますが。

楽天はレギュラー、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドと、過去6ヶ月間で獲得したポイントや利用回数、楽天カードの保有有無で会員がランク付けされます。

会員ランクにより、毎月もらえる「ボーナスポイント福引」や「誕生祝いポイント」の増減、受けられるサービスが変化するため、できればランクは上のほうがいいに決まっている。

今回の楽天Rポイントカードの出現でポイントの獲得頻度が増えるため、ランクアップ条件をクリアしやすくなります。

デメリット

カードをなくすと痛い

今までは、ポイントを意図せずに失うパターンで考えられたのは、楽天IDが乗っ取られて勝手にポイント使われるくらいでした。しかしこれからは、財布を落としたりポイントカードをなくした際に、勝手に楽天ポイントを使われてしまう可能性が出てきます。

なくした際にカードの一時停止や削除はできますが、なくしたことに気づかず誰かに不正に使われた場合は補償されませんので注意です。

まあこれはその他のポイントカードも同じ運命ですが。

僕みたいに、「いつかポイントで家電買おう！」と、妻に内緒でちまちまへそくりポイントを貯めている楽天IDにポイントカードを紐付けた人は気をつけないとですね。

まとめ

なにが一番うれしいって、買うものがない時の「期間限定ポイントの消費」に悩まなくて済むことです。

中途半端な期間限定ポイントは、コンビニでビールに変えてしまえ。ホント素晴らしい。

参考　よくある質問「Rポイントカードでポイントを利用する場合、期間限定ポイントは使えるか」→ご利用可能です。

デパートの大丸や松坂屋で使えるのもかなり重宝しそうです。

日本最大のインターネットショッピングモールのユーザー9,387万人（2014年6月末時点）が保有するポイントが、リアルな店舗と融合を始める。おもしろいことになってまいりました。

楽天ユーザーには、ほぼ「メリット」しかない、楽天Rポイントカード。TカードやPontaカードとのガチンコの喧嘩と、これからの楽天Rポイントカードの利用可能店舗の拡充に期待大ですね。

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