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子連れ攻略法2:JR貨物 隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 に行ってきた

      2014/10/28

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (8)

主に東日本の鉄道貨物輸送を支える、鉄道貨物ファン(?)の聖地、東京の南千住にある「JR貨物 隅田川駅」

毎年10月末の日曜日に「貨物フェスティバル」という名の、普段は入れない駅構内へ「無料」で一般市民が入れるイベントが開催されます。鉄道のグッズ販売や展示、模擬店もあり。

僕は鉄分ゼロなのですが、子どものために昨年(2013年)は頑張って自転車で行き、どんなイベントだったかを「子ども連れ視点」でこのブログに書いてみた。

関連記事 子連れ攻略法:「JR貨物 隅田川駅 貨物フェスティバル2013」に行ってきた

で、3歳の息子が「行きたい」と言うので、今年(2014年)もまた息子とふたりで行ってきた。

2年連続で行ったことにより、新たに気付いたこのイベントの子連れ攻略ポイントを補足説明します。来年(2015年)に子ども連れで「貨物フェスティバルに行ってみたい!」と思っているパパママ向けのエントリーとなります。

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「貨物フェスティバル」子ども連れ攻略ポイント

内容が重複するので過去のエントリー読んでもらった、という前提で書いていきます。

関連記事 子連れ攻略法:「JR貨物 隅田川駅 貨物フェスティバル2013」に行ってきた

鉄道マニア度ゼロの「子ども連れ」が「どう楽しむか?」「どう効率的に回るか?」という視点のみですので、鉄道ファンの方のご期待には答えられません。スイマセン。

 

やっぱり混むから覚悟して

開催は、2014年10月26日(日)10:00~15:00。入場無料。

会場は、JR貨物隅田川駅構内東南「ニッソウセンター」入り口から入ります。JR南千住駅から歩いて13分。まあまあ遠い。

JR貨物 隅田川駅 貨物フェスティバル

すでに10時の開催前に、かなりの行列です。

僕と息子は、9時45分着。すでに会場の外に長い行列。まずそこに徒歩の人も自転車の人も並ぶ。で、門から入って自転車置き場に自転車を止めてから、会場内の列へ加わる。

門の横の広いスペースに、係員の人の指示に従って並んで待機します。入り口で会場地図を配っているので、それを見ながら「どこをどう回ろうか?」と作戦を練りつつ。

開場の10時間際には待機スペースも人でいっぱい。外まで溢れてました。あれ?こんなに昨年も多かったっけか?

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (17)

この後ろにも、外にも、めっちゃ人います。数百人単位。どんだけ人気あんねん、貨物。ナメたらいけません。

開場しても、列ごとにちょっと時間の間隔を置きながらの入場となるので、僕らが動けたのは10時10分くらいでした。

開場後も続々とお客さんは来るため、並んでも「朝イチ」のほうがまだ混雑ぐあいはマシだと思います。

 

子どもの写真撮影スポット攻略

子ども向けに「子どもサイズの運転士の制服を着て機関車の前で写真が撮れるコーナー」と、「フォークリフトの運転席に座って写真が撮れるコーナー」があります。

写真撮影を先に攻略することで、効率的に会場を回ることができます。

 

運転士の写真撮影コーナー

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (16)

運転士の写真コーナーは大人気なので、子ども連れは朝一番に攻めたほうがいいでしょう。すぐに行列が長くなります。

制服は複数枚準備されているので手早く係の人が着せてくれますが、子どもの写真撮影は何かと時間がかかるので、ひとり1分としても10人待ちで10分以上、20人待ちなら20分以上。

同じように朝一番で、僕らの後ろに並んだママは、このイベントに慣れている様子。「よし!うまく並べたから、並んでいる間にスタンプラリーのスタンプ押してきて!」と自分の子どもに矢継ぎ早に指示を飛ばしてました。パワフル。

ちなみにスタンプラリーは、会場内の3つスタンプ集めると、お菓子がもらえます。

 

フォークリフトの写真撮影コーナー

フォークリフトの運転席に座って写真を撮れるコーナーも、けっこう人気。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (18)

まだ開場直後の写真だから、人がいませんが、この後からフォークリフトの前に大行列。大と小の2台のフォークリフトがありますので回転早そうに見えますが、回転効率は意外と良くないです。

運転席が高いので運転席によじ登り、よいしょと子どもを担ぎ上げて座らせ、運転席から落ちないように気を払いながら、手早く撮影しないと!と列の後ろの人のプレッシャーも感じて写真を頑張って撮るけど、そういう時に限って子どもはちっともカメラの方を向かない、なんでやねん。けっこう疲れます。時間も食います。

撮るなら先に済ませたほうが賢明です。

 

やっぱり一番人気は機関車展示

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (7)

昨年(2013年)のイベントの時は、台風の影響で台数が少なかったのですが、今年(2014年)は計3台の機関車が間近で見られました。

機関車の横に警備で立っている職員の方とマニアなお客さんが「機関車の型番」と「製造会社」についてマニアックな会話をしているのが漏れ聞こえてきました。やっぱり鉄道の中でも、かなりディープな香りがします、貨物。

撮り鉄の方も多く、バズーカ砲みたいなレンズつけた高そうな一眼レフカメラ担いだ人が、持参の脚立の上でバシバシ写真を撮ってたりもします。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (6)

線路にも下りられます。間近で見る迫力の機関車は、鉄道に興味ない大人でも「おおー」となるし、子どもは興奮すること間違いなしです。うちの息子もわかりやすくテンション上がってました。

 

トップリフターのデモンストレーションが楽しい

11時からと13時半からの2回、トップリフターのデモンストレーションが開催されます。昨年は見ずに帰ってしまったのですが、これがめちゃくちゃ楽しかった。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (15)

コンテナを抱えて、貨車に載せる作業車を「トップリフター」と言います。偉そうに解説してますが、僕も当日初めて知った。

大きいコンテナ、小さいコンテナ、2種類を持ち上げて貨車に載せる15分位のデモです。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (14)

サービス精神旺盛で、お客さんの前ギリギリまで来て、リフトを上下したり、コンテナのサイズに合わせて左右に広げたり。大きなコンテナを軽々と持ち上げるトップリフターの迫力に圧倒されます。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (19)

駅などで貨車が機関車に引っ張られて走る姿は見かけますが、コンテナを貨車に積む作業というのはなかなか見ることができないので見応えがあります。

息子もかなり興奮してました。運転手さんが帰り際に手を振ってくれたのもうれしかったみたい。このデモンストレーション、子ども連れは必見です。

 

展示や販売、軽食コーナーのチェック

相変わらず盛況な鉄道グッズ販売コーナー。

正直、「こんなの買ってどうするんだろう?」と毎回思ってしまいます。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (12)

こんな信号機?も売ってました。「よし買って帰ろう!」と気軽に持って帰れないレベルの大きさ。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (11)

あとは鉄道模型やグッズ販売のブースがあったり、物産展をやってたり、鉄道部品のオークションがあったり。どこも人だかりです。

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (9)

昨年同様、軽食コーナーもありました。おこわや焼きそば、いなり寿司、豚汁といった軽食(100円~500円くらい)を、販売。今年は昨年より軽食コーナーの動き出しが早くて、11時にはお客さんでいっぱいになってました。

座れる場所がないので、地べたに座るか、いくつかテーブルはあるので(※狭い)そこで立って食べるか、です。

子ども連れが家族で昼食を取るのはちょっとキツイかな。テイクアウトし、会場から出て10分くらい歩くと汐入公園という大きい公園があるので、そこでピクニックがてら食べるのがいいかもしれません。

 

子ども連れ設備のチェック

専用のコンテナが開放されており、中に机があってオムツ替えスペースとして使えます。コンテナってのが嫌じゃなければ、授乳室もあるみたい。

会場内は、ベビーカーで回ることも可能です。段差もスロープが作られているので苦労はしません。線路に降りるのはさすがに無理です。しかし、かなりの人混みですし、ベビーカーの取り回しはけっこう難儀かもしれません。

総合案内所もあります。JR貨物の職員さんたちはみなさんすごく感じがいいので、何か困った時は相談すればすぐ対応してくれると思います。

 

まとめ:一度行ってみるのもおもしろいかも

2014年は結構な混みぐあいでした

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (4)

台風一過の昨年(2013年)と比較すると、今年(2014年)のほうが、お客さんの数は多かったなという印象。入り口の待ち人数、軽食コーナーの埋まりぐあい、写真撮影コーナーの行列の長さも、今年のほうが圧倒的に混んでいました。

「混んでる」「混んでる」だけじゃ現実味ないので、イベントの来訪者数データ探したんだけどどこにもないんですよね。公表していないのかな。

そうそう、これ目当てで来ている人もいるようですが、毎年恒例の玉ねぎとじゃがいもの産直野菜一袋100円販売。昨年よりは多めに準備してあったようで、11時過ぎでもまだ余裕で販売してました。まあ、そんなにお得感あるわけでもないので、朝一で産直野菜の行列に並んでがっつくほどのものではないよ、ということだけお伝えしておきます。

上にも書いたように、まず子連れは「写真撮影をこなしてから」です。

写真を撮って、ざっと回って、今年もぬるいおしるこ食べて、デモンストレーションを見て、所要時間1時間15分でした。2時間も3時間も見るようなものはありません。

 

子どもの成長を感じるいい機会

JR貨物隅田川駅「貨物フェスティバル2014」 (2)

息子が2歳の昨年と、3歳の今年と。イベントの中身はまったく同じで代わり映えはありませんが、たった1年で子どもの着眼点や反応、行動がまったく違っていて、我が子の成長を感じました。

「ああ、無事に1年経ったんだなあ。大きくなったなあ」としみじみ。こういうのいいですね。また来年も行こう。

内容に過度な期待を抱くのは禁物のイベントですが、旅客輸送の電車とは違う「鉄道貨物」の世界はそれなりに面白い。

子どもはとにかく「でっかい」サイズが大好き。鉄道貨物の分野ってどれもスケール感が大きく、子どもたちが一様に目を輝かせているのが印象的でした。そんな姿を見られれば、親も満足でしょ。

年に1回のお祭り、JR貨物 隅田川駅の「貨物フェスティバル」。天気が良ければ、家族で出掛けてみるのも良いかもしれませんね。

関連記事 子連れ攻略法:「JR貨物 隅田川駅 貨物フェスティバル2013」に行ってきた

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