【実録】 3歳の子どもの夜おむつはずれとおねしょ対策
2014/11/18
うちの息子(3歳5ヶ月)の「夜のおむつはずし」を2ヶ月かけて決行。心配はやや残りますが、概ね終了と相成りました。
「3歳児の夜のおむつはずれとおねしょ対策をどうやったのか?」
アホ親の僕は夜中に息子をおしっこさせるために起こすのが当たり前だと思ってたのですが、「それ、やったらいけないやつじゃん!」という気付きや、心がけたポイントなどを、後に続くパパママのために書き残しておきます。
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3歳児の夜のおむつはずし決行記録
今までの過程をざっと振り返る
今までのうちの息子のトイレトレーニングに関する経緯を振り返ります。
2歳10ヶ月
暖かくなったので、トイレトレーニングに着手。
パンツでどんどん漏らしてもOK!作戦を取り、親がほんとくじけそうになりながら1ヶ月でおむつが取れ、何とか完了。
関連記事 トイレトレーニングはいつから?2歳児のおむつはずし実践記録
3歳直前
昼間は漏らすことはゼロ。したくなったらひとりでトイレに行き、すべて自己完結(おしりを拭く以外)。超楽です。涙出ます。
たまに昼寝時におねしょあり。夜寝る時だけおむつをする生活。
関連記事 3歳児のトイレトレーニング成功1か月後はどう成長しているのか?
3歳3ヶ月
朝、おむつにおしっこをしていない時が多くなり、夜のおむつなしに着手。
3歳5ヶ月
夜のおむつはずし開始2ヶ月目(トイレトレーニング開始半年)で、おねしょ率が激減。
「夜のおむつも完全にはずれた」と判断。若干不安は残るけどね・・・←今ここ
夜のおむつはずしを決断した根拠
昼のトイレトレーニングが成功した後も、夜だけはおむつをして寝ていました。正直、はずすタイミングもよくわからなかった。
季節が夏ということもあり、寝ている最中の汗に体内の水分が持っていかれるのか、朝起きておむつが濡れていない時が増えてきました。
汗をかく夏に夜のおむつはずしをするというのは、ひとつの賢い方法です。おねしょをしても、夏なら洗濯も布団もすぐに乾きます。
息子はおねしょをせずに朝にきちんとトイレができる機会が多くなり、「膀胱が大きくなって一晩分のおしっこがきちんと貯められるようになったんだなあ」、親もそう実感した。
「おねしょをしたらしたで仕方ない。とりあえずおむつ取ってみよう!」と、妻と話し合っておむつをはずすことにしました。
夜のおむつはずしに際しての準備
おねしょシーツを敷く
防水のおねしょシーツ(おねしょパッド)を子ども用の布団に敷きました。対策をすることで布団への被害を少なくすることができます。
おねしょシーツの種類によっては敷布団の通気性が悪化するので、夏場は暑さなどを考慮して採用するか否かのジャッジをしたほうがいいかもしれません。
子どもの寝相が悪ければ、対策をしていない親の布団の上や掛け布団の上におねしょしてしまうので、気休めと言えば気休めです。ベッドの場合は、問答無用で何らかしらの対策が必要でしょうね。
夜の水分摂取量の調整
お風呂あがりに水分は取るものの、夕食の食事中と食後は水分摂取量を控えめにするようにしました。
我が家は、ご飯をよく噛むため、流し込み防止のために食事中はお茶をあんまり飲ませないようにしており、お茶は食後に軽めに取るだけ。
そして寝る前の歯を磨いた後に、必ずひとりでトイレに行かせ、膀胱をカラにすることを習慣付けました。
トレーニングパンツ復活
トイレトレーニング完了で行き場のなくなった大量の厚手のトレーニングパンツ。
「こんなに買わなくても良かったかも」と思っていたのですが、夜のおむつはずしで再登板です。
寝る時はトレーニングパンツ。盛大なおねしょはせき止められませんが、朝方にちょっと漏らしちゃったという時に力を発揮します。
厚いから乾きにくく、洗う方は大変だけどね。
えっ?ダメなの?「夜中に起こしてトイレに連れて行く」
夜のパンツ就寝に切り替えた当初、おねしょをしてしまうことが何日か続き。
「じゃあ、夜に1回おしっこするか?」と、僕が寝るタイミングの夜中に息子を起こしてトイレに連れて行ってました。これをやると、おねしょは確実になくなる。
自分が幼稚園や小学生の時、毎晩、父親に起こされトイレに連れて行かれた記憶があり、この「親が子どもを夜中にトイレに連れて行く」は、当たり前の行動だと信じて疑わなかった。
しかし妻から「夜中に起こすのって睡眠のリズムが崩れるから良くないみたいよ」と注意され、「えっ?まじで?」と調べてみたら本当だった。
夜中に起こしてトイレ排尿を促すことはしないようにします。
夜中に無理やりトイレに起こすと、睡眠のリズムが妨げられて、多尿型の原因である抗利尿ホルモンの分泌がいつまでたっても増えなくなってしまうからです。
引用 ハッピーノートドットコム「幼児期のおねしょ-原因と対策」
「自分がそう育てられたから、とりあえず同じにやる」って、どこの親も少なからずあると思いますが、昔と今の育児は違うポイントがいくつもある。
昭和のままではなくきちんと情報収集をしないと、と反省した次第です。はい。
夜おむつはずしトライの過程と結果
夜のおむつはずしの2ヶ月間で、息子が派手におねしょをしたのは2回。しかも潜り込んできた僕の布団で。
朝起きて「うおおおぉー」って100%なりますが、「怒らず」に「おしっこしちゃうと気持ち悪いよね。トイレでできたらいいね」と、あえて楽しく息子とお布団をベランダに干しました。忍耐。忍耐。
晴れで良かった。これ雨の日のおねしょとか、絶望的だよね。雨の日の朝は、日本全国で何人のパパママが濡れた布団を抱えながらため息をついているのだろうか。
布団まで甚大な被害はないものの、トレーニングパンツやパジャマが湿っているようなプチおねしょは、7~8回ほどありました。気持ち悪いようで、朝、ほとんど自己申告してきます。
そもそも、トイレトレーニング初期の頃の、盛大に漏らしても平気な顔で部屋の中をうろうろしてた時代に比べたら、申告してくるだけ格段の進歩です。「こんなにびちょびちょなのに何も感じないなんて、鈍いのか?大丈夫か?」と、パパは本気で心配したぞ。
もちろんプチおねしょも「怒らず」に、「気持ち悪いよね。朝一番でトイレでできたら偉いよなあ」と話をしながら、一緒に着替えます。
失敗を失敗と認識できるようになった3歳児にはプライドがそれなりにあるようで、毎朝起きてトイレに行く前に「おしっこしてないよ、触ってみて」ときっちり報告してくる。親が「すごいじゃん!お兄ちゃんになるとさすがだねえ」と盛大に褒めちぎると、満面の笑みです。
この毎日の繰り返しが大事。夜のおむつをはずした2ヶ月間のうち、後半の20日間くらいはおねしょもプチおねしょも完全になくなりました。
このまま続いてくれればいいのですが、こればっかりはね。
今後の想定とまとめ
冬のおねしょ対策
寒い時期は、膀胱の機能が不安定になるとのこと。
汗をかかないので、尿量が増える上に、寒さで膀胱の蓄尿量が小さくなるからです。
冷え対策として、寝る前にお風呂に入れたり、布団を暖めたりするとおねしょが減ります。
引用 ハッピーノートドットコム「幼児期のおねしょ-原因と対策」
一旦うまくいった夜のおむつなしも、冬の寒さで元に戻る可能性もあります。従来通りの「水分コントロール」「寝る直前のトイレ」、そして冬の間は「冷え対策」をしっかりやって、うまく習慣づけていきたいです。
【2014年11月18日追記】
このエントリー書いたのが、10月。今は11月。
寒くなってくると本当におねしょの回数が増えます。本日、3日連続。上では余裕ぶっこいて偉そうに書いてますが、成功したと思っても寒い時にぶり返すのは十分ありえます。
冬のおねしょ対策は仕切り直しが必要です。【追記おしまい】
「起こさず、焦らず、怒らず」
うちの息子は、夏~秋にかけて夜のおむつはずしを実行し、3歳半前にして夜のおむつも取ることができました。
「これで完全におむつが取れた!」なんて安心していないし、これからもおねしょをすることもあるでしょう。たぶん。
寝る前に調子に乗ってかぶがぶ水分を取るとすぐにおねしょ直行なので、そのあたりは親がうまくコントロールしつつ、息子の中で小さな成功体験を積み重ねて自信に繋げていってくれればいいなと思っています。
むしろ今は、トイレであらぬ方向に噴射されるおしっこに妻が毎日キイキイ言っていて、「男なんだからきちんと教えてあげて!」と僕がとばっちりで怒られ。「立ってするときは手できちんと持って、的(まと)を狙って当てるんだ!」と毎日コーチしてるのですが、何度言ってもできない。
うちのエースは、球速はすごいんだが、コントロールがほんとイマイチでね。毎回よそ見しながらどえらい暴投するんで困っちゃいます。
ともあれ、それぞれの子どもの成長によりけり、環境や季節にもかなり依存する「夜のおむつはずしとおねしょ対策」
親は「起こさず、焦らず、怒らず」で、気長に忍耐強くやるしかありません。
我が家は、ようやく「しばらくおむつを買わずにいけそうなレベル」まで来ましたが、気を抜かずにこれからも「起こさず、焦らず、怒らず」ぼちぼちやっていくこととします。
このエントリーのうちどこか一部分でも、夜のおむつはずしに挑戦しようと思っているパパママのお役に立てたら嬉しいです。
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