年会費6割引で三井住友VISAゴールドカードが持てる節約法をヘビーユーザーが徹底解説してみます。
2015/05/13
わたくし、三井住友VISAゴールドカードの保有歴6年目になります。
家庭用と仕事用の決済を分けたかったので、三井住友Masterゴールドカードも併用して2枚を使い倒しております。
別に成金趣味はないですしそんなに収入があるわけでもないですが、「サービス」「保険」「サポート」の充実、使っていて気分が上がる「ステータス」など、非常にバランスが良いクレジットカードなので、ずっと三井住友VISAゴールドカードを好んで使っています。かなりのお気に入りです。
一般的に、ゴールドカードには年会費がかかり、相場は年1万円。
三井住友VISAゴールドカードも同様に年会費が1万円かかります。しかし、この年会費を6割引きの4,000円で保有し続ける裏ワザがあるのです。
1万円は高いです。正直申し上げて、年会費4千円だからこそ僕も長く使えている。
どうやったら1万円の年会費を4千円に節約することができるのか?
やってみると意外と簡単です。方法をわかりやすく解説してみます。
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三井住友VISAゴールドカード年会費を6割引きにするテクニック
三井住友VISAゴールドカードの年会費はいくら?
基本を確認しておきます。
三井住友VISAゴールドカードは、申し込み初年度は「無料」です。
そして、2年目から「年会費費10,000円+税」がかかります。
家族カードの年会費については、ひとり目は「無料」。二人目から「1,000円+税」がかかります。
ではどうやってここからどうやって年会費を6割引きにするのか? 2つの方法の合わせ技で、年会費1万円から4千円にします。
作戦1:マイ・ペイすリボで支払う
三井住友VISAカードのリボルビング払いサービス「マイ・ペイすリボ」に登録して、リボ払いをします。
年1回以上のリボ払いの利用で、ゴールドカードの年会費が「半額」になる。
「マイ・ペイすリボ」への申し込みはカード申し込み時でも、後からでもできます。
リボルビング払いとは、月々あらかじめ決められた額をクレジット会社に支払い続けていく仕組みです。いくら買い物をしても、自分の支払額の設定した金額以上は引き落としされない。しかし残額はローンになるので、金利がかかります。金利で儲けるカード会社は、リボ払いを推奨するし、カードを長く使って欲しいので年会費「半額」の特典をユーザーに与えます。
ここからが注目ポイント。
三井住友VISAのリボ払いは「1回払いの利用の場合、最低支払い金額の範囲内は1回払い、最低支払い金額を超えた場合はリボ払い」という仕組みです。
このルールを逆手に取ります。リボ払いは登録するけどリボ払いは実際に使いません!
ポイント1:支払金額を利用可能枠まで引き上げる
マイ・ペイすリボの最低支払い金額は、三井住友VISAカードのインターネットサービス「Vpass(ブイパス)」内でユーザー自ら設定できます。
リボ払いは「設定した月々の支払額の金額以上は引き落としされない」と上で書きましたが、この月々の支払額をカードの利用可能枠まで引き上げてしまう。
設定方法:カード会員の方TOP > お支払いについて > マイ・ペイすリボ > マイ・ペイすリボお支払い金額変更申込
私の場合、利用可能枠が150万円なので、150万円の限度額まで目一杯引き上げて登録しておきます。
こうすることで「設定した金額以上の部分に金利がかかる」リボ払いが発動されなくなります。
ポイント2:すべて1回払いで決済する
もう1回、三井住友VISAのリボ払いのルールを確認。「1回払いの利用の場合、最低支払い金額の範囲内は1回払い、最低支払い金額を超えた場合はリボ払い」です。
最低支払い金額の範囲内は「1回払い」になるため、「金利はかかりません」
私の例で言えば、リボ払いはリボ払いで決済されるのですが、利用可能枠いっぱいの150万円までは「1回払い」の設定となっているため、リボ払いの金利が発生する2回目以降の引き落としは一切発生せず、1円の金利も払うことなく、「年会費半額」の特典だけ受けることができるのです。
ちょっとややこしいですが、リボ払いに申し込んでも最低支払い金額をカードの限度額まで引き上げて1回払いを続ける限り、リボ払いを一切意識する必要はない。なのに、ゴールドカードの年会費が「半額」になります。
手順のおさらい
- リボ払い「マイ・ペイすリボ」を申し込む。
- 入会した段階で速攻、リボの最低支払い金額を「利用可能枠」上限で設定する。
- すべて1回払いで決済し続ける。
これだけで、1万円の年会費が「5千円」になります。
私は三井住友VISAもMasterもこの方法で年会費を節約しています。サポートデスクにこのロジックについて直接確認を取ったこともありますが、電話口で怒られるようなこともなく、後ろめたい方法ではありません。堂々とやっていただいて問題ありません。
作戦2:WEB明細書サービスを利用する
もうひとつの年会費割引の方法です。
クレジットカードの利用代金明細書を紙で自宅へ郵送してもらうと、カード会社は切手代のコストがかかります。
ユーザーが「ネット上で明細を確認する形でいいですよ。郵送はいりません」と了承し「カードご利用代金WEB明細書サービス」を申し込むと、年会費から「1,000円+税」が割引されます。
これは、カード申込時でも、後日カードが手元に届いてからも申し込めます。
現在、過去15ヶ月分の明細書がネット上ですぐに照会できます。明細書は必要なら自宅でプリントアウトすればいいですし、データはCSV形式でダウンロードすることも可能です。
ずっとWEB明細書を使っていますが、郵送してもらう必要性はまったく感じないので、年会費1,000円割引を優先して問題はありません。
最終確認:三井住友VISAゴールドカードを賢く使う!
もう一度手順を確認しておく
三井住友VISAゴールドカードの年会費を6割引の1万円から4千円にする方法をもう一度確認しておきます。
- リボ払い「マイ・ペイすリボ」を申し込む。
- 入会した段階で即、リボの最低支払い金額を「利用可能枠」上限で設定する。
- すべて1回払いで決済し続ける。
以上で年会費が半額の「5千円」になる。そして、
- カードご利用代金WEB明細書サービスを利用する。
これでさらに千円が引かれて、最終的にゴールドカードの年会費が「4千円」になります。厳密に言うと、消費税がかかりますので4,000円+税です。
リボ払いのところがややこしいかとは思いますが、この通りにやれば年会費が安くなります。自分がずっとやり続けている方法で、損や失敗したことは一度もないので間違いありません。
2枚目は年会費「0円」で持てる
私のようにVISAとMasterCard2枚持ちの場合、標準だとゴールドカード2枚目の年会費は別途2,000円+税かかります。
しかし上で説明してきた手順と同じく、「マイ・ペイすリボ」申し込みと利用で、2枚目も年会費は「半額」になる。2,000円 → 1,000円へ。
WEB明細書サービスを利用すれば、さらに1,000円引き。1,000円 → 0円に。
2枚目の三井住友Masterカードは、なんと年会費「0円」で保有しています。
充実のカードを賢く使う!
ゴールドデスクのサポートは充実しているし、カード付帯保険も自動付帯で家族特約までついている。ショッピング補償もあり、もちろん空港ラウンジも使える。ポイントも貯めやすく、交換先が豊富。
そんなサービスとステイタスを兼ね備えた三井住友VISAゴールドカード。1万円だとちょっと高いなー、元取れるかなーと考えてしまうのもわかります。しかし、ゴールドカードが年会費4千円で持てるならぐっと身近になるのではないでしょうか。
自分が6年も三井住友VISAゴールドカードを使い続けているのは、このテクニックを使った場合の年会費の安さに比べて、サービス全体の満足度がかなり高いから、です。
年間4千円ならカード付帯保険の保険料と考えても安いくらいです。4千円なら還元されるポイントで相殺も楽々です。
そもそも初年度は年会費「無料」なので、使えないカードだと判断した場合、退会してしまえばいいだけかもしれません。
三井住友VISAゴールドカードを検討しているのであれば、この方法を使った年会費節約は一考の価値あり。ヘビーユーザーのわたくしめが、全力でおすすめしておきます。
ただいま、インターネット限定「新規入会キャンペーン」で最大6,000円プレゼントをやっているようです。ご参考まで。
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Comment
大変役に立ちました。ありがとうございます。
ちなみに明細書の支払い区分ですが、リボと表示されますが一回払いであれば手数料は掛らないとの認識でよろしかったでしょうか?
showbaseさん
お役に立てて良かったです。
ご質問にお答えします。
>明細書の支払い区分ですが、リボと表示されますが一回払いであれば手数料は掛らないとの認識
これで合ってます。1回払いならリボでも手数料はかかりません。これで何年もやってますが一度も手数料を徴収されたことはございません。
ご連絡ありがとうございます。
早速設定させて頂きました。丁寧なお返事ありがとうございました。
showbaseさん
こちらこそご丁寧にお礼のコメントどうもありがとうございました。