子育てパパがなにかやらかしています。

イクメンて呼ばれるの大きらい。子育て世代におくる、ちょっと役に立てたらいいなブログ。当サイトは広告を含みます。

*

スマホやタブレットの充電1回分の電気代っていくら? 1年間でどれだけ払っているのか計算してみた

      2017/04/10

スマートフォンの1回の充電の電気代はいくら

「スマホのバッテリー充電って、電気代いくらかかっているのだろう?」

スマホの充電をしながらふと気になったので、とことん計算してみた。

By: r. nial bradshaw

スポンサーリンク

 

スマホのバッテリー充電の電気代っていくら?

まず電気代を導き出す

基準となる電気代を、身近な我が家の電気代から計算しておきます。

東京電力管内、ごく一般的な家庭での従量電灯B、30Aの契約。

先月が使用量182kWhで請求金額5,403円。先々月が177kWhで5,088円。冷暖房使ってない月なので。

平均を出すと1kWh=29.22円となり、単位変換すると1Wh=0.029円です。この電気代を基準とします。

 

iPhone6の充電の電気代

iPhoneとiPadの充電の電気代 (1)

周囲で一番使っている人が多い「iPhone6」を例に電気代を計算してみます。日本人の6割がiPhoneですから。

iPhone6の内蔵バッテリーは「3.82V/1810mAh」

バッテリーのエネルギー容量は「電圧×電流容量」で計算し、3.82V×1.81Ah(1810mAh)=6.91Whとなります。計算の途中経過を書いているだけなのでわけわからければ読み飛ばしてください。

で、iPhone6のエネルギー容量に、上で計算済みの1Whあたりの電気代をかける。

6.91Wh×0.029円=0.2円

iPhone 6ユーザーが1回のフル充電にかかる金額は「0.2円」です。

1日1回充電したとして、1ヶ月で「6円」、1年で「73円」

 

iPhone 6 Plusの充電の電気代

iPhone 6 Plusの内蔵バッテリーは「3.82V/2915mAh」

エネルギー容量は、11.14Wh

11.14Wh×0.029円=0.33円

iPhone 6 Plusユーザーが1回のフル充電にかかる金額は「0.33円」です。

1日1回充電したとして、1ヶ月で「9.9円」、1年で「120.45円」

 

その他スマホの電気代

歴代iPhoneやスマホの売れ筋ランキングを見ながら、ざっと同じ流れでフル充電1回あたりの電気代を計算してみました。

  • iPhone5s(3.8V/1560mAh):0.17円
  • iPhone5(3.8V/1440mAh):0.16円
  • Nexus5(3.8V/2300mAh):0.26円
  • Nexus6(3.8V/3220mAh):0.36円
  • XperiaZ3(3.8V/3100mAh):0.35円
  • XperiaZ4(3.8V/2930mAh):0.33円
  • Zenfone5(3.8V/2110mAh):0.24円

個人的に常用しているXperiaZ Ultraは3.8V/6000mAhなので、1回のフル充電で0.67円。ついでにガラケーのGRATINAは3.7V/1020mAhなので、0.11円。

スポンサーリンク

 

タブレットのバッテリー充電の電気代っていくら?

iPadの充電の電気代

iPhoneとiPadの充電の電気代 (2)

iPad Air2の内蔵バッテリーは「3.76V/7340mAh」

エネルギー容量は、27.59Wh(27.62Whだというリーク情報もあるが誤差の範囲とする)

27.59Wh×0.029円=0.80円

iPadの1回あたりのフル充電でかかる電気代は「0.8円」

1日1回充電したとして、1ヶ月で「24円」、1年で「292円」です。

 

iPad miniの充電の電気代

iPad mini3の内蔵バッテリーは「3.75V/6471mAh」

エネルギー容量は、24.27Wh

24.27Wh×0.029円=0.71円

iPad miniの1回あたりのフル充電にかかる電気代は「0.71円」

1日1回充電したとして、1ヶ月で「21.3円」、1年で「259.15円」です。

 

その他のタブレットの電気代

Nexusシリーズのフル充電1回あたりの電気代も算出しておきます。

  • Nexus7 2013(3.8V/3950mAh):0.44円
  • Nexus9(3.8V/6700mAh):0.74円

タブレットはスマホより画面サイズが大きくなり、消費電力とバッテリーの容量が上がるため、総じて1回あたりの充電にかかる電気代も高くなります。

 

まとめ

iPhoneとiPadの充電の電気代はいくらか

わかったことをまとめます。

  • スマホは1回あたりのフル充電で「0.2円~0.4円」、タブレットは「0.7円~0.8円」の電気代がかかる。
  • 毎日1回充電したとして、年間の電気代はスマホならせいぜい「100円」、タブレットなら「300円

これを高いか、安いか、人によって捉え方は違うとは思います。

「ちりも積もれば」が大好きな貧乏ブログだけど、この程度の電気代なら節約をあれこれ考える必要もないと判断します。ちまちま節約しても労力に見合わない。気にせずじゃんじゃん充電して、スマホやタブレットを使い倒して得られるメリットを最大限受けたほうがいいと考えます。

充電1回にかかる電気代を知っていれば、電気代節約のために、携帯ショップに立ち寄ってスマホを充電してその待ち時間を潰す行為がムダだというのもわかるはず。

また、この程度の微々たる電気代のコストなら、お店なども充電フリーのサービスをアピールしてどんどん客寄せをしたほうがいいのではないかと思ったりもします。

スマホやタブレットのバッテリー充電は、節約を考えるほどの電気代はかかっていない。本日の収穫でございます。

 - スマホ節約術

ad

ad

Comment

  1. 通りすがり より:

    週に2回ほどipadを充電するために会社に持ってきてたのですが、その労力(たいしたことはないですが)が殆ど無意味だったことが判りました。ありがとうございます。これからは家で充電しようと思いました。

  2. ヴィダ より:

    充電にかかる電気代を評価するには
    充電器の効率も考えないといけません。
    また、電池の容量は取出せる電力を示したもので、
    充電に必要な電力は一般にそれより多くなります。
    正確なことは分かりませんが、この計算からは
    ざっと2~3倍は多めに見積もった方がいいかもしれません。
    それでもたいした電気代ではないでしょうが。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

※管理人の判断によりいただいたコメントを公開しない場合がございます。迷惑コメントに困っているためご了承ください。

  関連記事

携帯は分割で買うな!乗り換え一括0円で通信費節約のススメ

携帯機種は、携帯電話会社各社が提供している分割購入で買わないほうがいい。 関連記 …

NifMoの解約方法を徹底解説。解約させまいとする極悪ルールなので計画的にやらないと1ヶ月分の料金がムダになります。

格安スマホ・格安SIM「NifMo(ニフモ)」の解約のやり方を手取り足取り徹底解 …

スマホ節約の通話アプリ「050 plus」のメリット・デメリット

「スマホに変えて通話料が上がった!」 ケータイの時には通話料込みのプランがあった …

携帯契約で高額キャッシュバックや機種一括0円のお店を探すコツ

既存の携帯電話契約者は冷遇され、携帯電話の乗り換え(MNP)契約するユーザーが厚 …

携帯電話を解約せずに番号とメールアドレスを長期保持できるサービスまとめ(ドコモ・au・ソフトバンク)

海外赴任や留学など、長期間携帯電話を使用しない場合、使わない携帯電話料金を払い続 …

格安SIMがお試し月額0円。しかも6ヶ月間も無料。ついでに罠なし縛りなし。思わず申し込んじまった話。

特価ネタって昔はけっこう書いてたのだけど最近はブログに書いてません。いかに安くす …

WiMAXヘビーユーザーが語るWiMAXのメリット・デメリット

WiMAX(ワイマックス)という高速・大容量のモバイルブロードバンド通信サービス …

nifty WiMAXの解約方法と解約のベストタイミングを解説します

nifty WiMAXの解約方法とベストの解約タイミングを模索されている、超少な …

携帯2台持ち節約のメリット・デメリットは?6年続けてわかったこと

そりゃ1台のほうが楽なのはわかりきっているけど、節約のためにケータイ(以下ガラケ …

格安スマホ【OCNモバイル】キャンペーン最新情報まとめ 2020年1月版

格安スマホの第一人者「OCNモバイル」 基本通信容量が大幅アップし続ける、格安ス …