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レノボのパソコン延長保証・有料保守は何を追加すればいいのか?を一緒に考えてみよう。

      2020/03/16

レノボのパソコン_延長保証や追加保証はどれをつけたらいいのか

レノボのパソコンはメーカー保証「1年」

それに追加でお金を支払えば、保守サポート期間の延長や、通常保証の対象外の故障(例:パソコンを落として壊した)にも無料で修理をしてくれます。

じゃあ、期間延長、追加の保証、どれを追加すればいいの? どこまでやれば安心なの?

まじめに答えると「ユーザーそれぞれだからなんとも答えようがない」

それじゃ元も子もない。足かけ16年、IBM時代からThinkPad漬け。そんないちユーザーはレノボのパソコン利用と故障履歴から、保守サポートの延長やアップグレードをどう検討し、どの追加保証サービスに入っているか。

ついでに実際に修理サポートを受けてみた感想もまとめてみます。

  • レノボのパソコン、保証のアップグレードどれを選んだらいいの?
  • レノボの修理サポートってどうなの?

お悩み中の方に自分の経験が参考になりましたら嬉しいです。

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レノボのパソコン保証アップグレードのおさらい

レノボの保証アップグレードの基本

レノボの延長保守

詳細は公式サイトに記載がありますが、レノボの追加保証について、まず事前に知っておいたほうがいいと思うポイントだけまとめておきます。

  • レノボの商品によって、提供される保守アップグレードの内容はそれぞれ異なる。タブレットは保証期限の延長のみしか用意されていないし、デスクトップパソコンには内蔵バッテリーがないので内蔵バッテリー交換サービスがない、など。
  • レノボの保守は、2016年夏から群馬県太田市のNECパーソナルコンピュータ群馬事業場にて修理を実施している。2011年にレノボとNECは事業統合。なので、引き取られた自分のパソコンが行く先は群馬県太田市。
  • 保証期間や保証サービス内容は、パソコンの「シリアル番号」に紐付いている。問い合わせ時にシリアル番号がないと話が進まない。パソコン本体の裏シールに書いてある。
  • 修理が必要な場合、レノボのサポートサイトからシリアル番号と状態を連絡。メールやチャット、電話経由で対応を相談してから修理のステップへと移る。対応はすごく丁寧。
  • 修理の状況は、修理依頼の際に発行される「お問い合わせ番号」と「シリアル番号」を入力すると、ネット上で詳細の状態をきちんと追うことが可能。

レノボのノートパソコン修理状況の確認

  • 基本の「引き取り修理」は、佐川急便の精密機器引き取りサービスを利用。9時~12時、12時~15時、15時~18時の引き取り時間帯指定が可能。もちろん引き取りの日も指定できる。
  • 保証期間内であれば、引き取り、戻しの送料も0円。
  • 故障状況によっては、「無償修理の対象」「有償修理の対象」と判断が分かれる場合もあり。チェック結果と有償修理の見積もりについては連絡が来る。無償修理なら連絡が来ずそのまま修理に入ることも。それぞれの状況による。
  • 修理にかかる日数は、「7日~10日ほどかかる」と公式には言っている。もちろん故障の状況、混雑ぐあい、祝日や休日によるのは言わずもがな。
  • 追加保守サービスは、標準保証1年間の間であれば追加で入ることが可能。後日、よく考えて加入することもできる。ただしパソコン購入時の同時加入のほうがキャンペーン適用で安い場合も。あと、1回入ったら2回目の追加はできない。

押さえておいたほうがいいポイントはこのくらいでしょうか。

 

レノボの保証オプションの基本

レノボの保証オプションは細かく分かれています。これについても知っておきたいポイントをまとめておきます。

  • 「アクシデントダメージプロテクション」は、自然故障などに加えて落下やカバンごと盗まれた盗難や電車の中に忘れた紛失などにも対応。
  • 「アクシデントダメージプロテクション」は、修理料金15万円まで無償対応。「アクシデントダメージプロテクション・プラス」だと15万円以上も上限なしで無償対応。現状だと「プラス」が用意されているのはX1シリーズだけ。
  • 「ハードディスク返却不要サービス」とは、修理の際にハードディスクやSSDの交換が必要になった場合、本来であれば故障したハードディスクはSSDはレノボが回収するが、回収せずにユーザーに返却するサービス。セキュリティの問題などから返して欲しければこれ。
  • 「内蔵バッテリー交換サービス」は、「そろそろバッテリーの減りが早くなってきたから交換してもらおうかな」といったユーザー判断では交換してくれない。診断ツールがエラーを吐くか、明らかに壊れないかぎり、レノボはバッテリー交換をしない。渋いなおい。
  • 「オンサイト修理」は、修理の人が出張して修理してくれるサービス。月曜日~金曜日、9時~17時の時間帯で対応。修理依頼の受付は、24時間体制。
  • オンサイト修理も限界がある。その場の判断で引き取り修理に切り替わる場合もあり。
  • 一部モデルは、当日依頼、当日修理の「当日オンサイト修理」オプションあり。月曜日~土曜日、8時~20時までの時間帯で対応。
  • 「プレミアサポートソロ」は2017年8月からスタート。修理受付窓口の専用コールや受付が24時間365日になったり、専属スタッフがついたり、技術的なサポート含めて手厚くなる。

特に「内蔵バッテリー交換サービス」は、勝手に期待してはいけないサービスです。

以前のモデルだったらバッテリーが外部についていて取り外し可能。別売りバッテリーを購入すれば子どもでも交換できたのですが、今は内蔵バッテリーが主流。中を開けてあれこれやらねばならず、素人が交換するのは難しいです。

例えば、ノートパソコン X1 Carbonの内蔵バッテリー交換はレノボの公式修理に依頼するとだいたい2万5千円くらいかかる。診断ツールがエラーを出してくれない限り保証に入っていても交換してくれないため、必要な時に実費を払って交換したほうがいいのか。このあたりの判断は難しいところ。

バッテリーは2年使えばだいたいヘタります。一般的なバッテリーの寿命は2年~3年と言われています。

参考 レノボ公式サイト「Lenovoサービスと保証および保守(ビジネス)」

参考 レノボ公式サイト「Lenovoサービスと保証および保守(個人)」

 

どの追加保証に入ればいいのか?を考える

どの追加保証に入ればいいのか?への回答

lenovoのパソコン_延長保証や追加保証 (1)

「ユーザーそれぞれ」としか言いようがありません。

ユーザーごとの使用環境、どのくらいの時間使うのか、毎日パソコンを持ち歩けば破損や紛失のリスクも高くなります。

長い期間使うのが前提なら長期保証が有効かもしれないし、パソコンを消耗品と割り切って短いスパンで買い替えるのであれば保証は短くて良い。

壊れないまま保証期間を完走し、保証サービスの出番がないかもしれない。安心にどこまでお金を払うか。考え方ひとつだし、追加保証の金額を高いと感じるか安いと感じるかの金銭感覚もさまざまです。

なので「ユーザーそれぞれの状況を見てみないとなんとも言えない」となってしまいます。

じゃあ、過去の経験から、僕はどう延長保証、追加保守サービスを検討しているのか。実際に何に入っているのか。

ひとつの考えを示してみます。

 

レノボのパソコンはどのくらいで壊れるのか?

lenovoのパソコン_延長保証や追加保証 (3)

まず、過去に使ったパソコンの故障歴を振り返っておきます。

これだけでレノボの耐久性をわかったような口調で語るのがちょっと違うのはわかってますが、参考までに直近のレノボのノートパソコン4台の故障歴です。ここ9年くらいを振り返ってみます。

それ以前は会社支給のThinkPadの最新モデルを2年リース更新で使用しており、2年間の返却までになにかトラブった覚えはありません。

あー、落としてラッチ部分(閉じるとカチッとなる鍵部分)を割ったくらいです。会社支給だったので、今より雑に扱っていたのは間違いない。

最低な社員でスミマセン。

その後、会社がリーマンショックで潰れたので自営業になって自腹でパソコン買うように。自分で選べるようになっても、使い慣れたThinkPadを購入。

記憶に残っている最近の4台を振り返っておきます。正確にはThinkPadを5台購入しましたが、そのうち1台のE450は妻が使うパソコンで使用頻度がそもそも低く、3年間トラブルなし。

僕がかなり酷使した、酷使している(現在進行形)のパソコンは5台中の「4台」になります。

使用頻度はかなり波があるのですが、1年あたり2000時間は使い倒している。1年休みなく1日5~6時間稼働して2000時間に到達する計算。

実際、新モデル発売待ちで買い替えタイミングを逃し、後半やばいなと冷や冷やしつつ2年9ヶ月使って7800時間稼働させたThinkPadがあります。計算すると1日あたり7~8時間稼働。実際はもっと動かしているということです。

しかも毎日持ち歩いて鞄はバコバコぶつける。酔っ払って電車の網棚から鞄ごと落下衝撃実験をやったりも。

パソコンは消耗品だと思っているので基本、そこまで大切に扱いません。かなりハードに使っている自覚はある。

このような使い方だと、初期不良を除いて、だいたい1年半~2年くらいのタイミングでパソコンの動きが鈍くなってくる。「1年半~2年酷使すると何らかのトラブルは必ず出てくる」という持論があります。稼働時間にしたら3000~4000時間。

性格がせっかちなのでパソコンに限らず、機械に待たされるのがとにかく嫌。パソコンはキビキビと動くのが何よりも第一優先。

パソコンを単なる道具だと思っており、パソコンのスペックや仕組みに興味はさほどありません。中を開けてメモリの増設くらいまでならやるけど、SSDの換装など細かい手順を踏んでやる作業は不器用なので死んでもやりたくない。

話戻して、そんな僕が酷使した直近4台の故障歴を見ていきます。

 

ノートパソコンX200の故障歴

lenovoのノートパソコン故障履歴(ファンエラー)

2009年、新品購入。延長保証、追加保守サービス入らず。

使用2年でファンエラー発生。ファンの不良でパソコン自体が立ち上がらなくなる。

パソコンの中でファンが回って冷却しているのですが、ずっと回転しているファンがおかしくなるのはよくあるパターンのようです。

レノボ公式サイトにアップされている保守マニュアルを見ながら中を開けて、ファンの掃除、グリスを塗るなど付け焼き刃の対処。

たまにファンエラーが出るけど同じ対処法で復活するため、だましだまし3年使い続けました。ファンエラーは気温が高い夏に頻発します。冬は比較的、すんなり立ち上がる。

ファンを新品に交換すればこのパソコン、まだ使えると思います。

 

ノートパソコンX220の故障歴

lenovoのノートパソコン故障履lenovoのノートパソコンの故障と修理履歴歴(ファンエラー)

2012年、新品購入。2年の延長保証に加入しました。

延長保証が切れた使用2年ちょっとのタイミングで、いきなり前兆もなく作業中にブチっとパソコンが落ちて画面が真っ暗→ 勝手に再起動がかかるトラブル発生。

最初は1週間に1回、そこから1日に1回、最後は午前と午後1回ずつの1日2回の頻度へ。

リカバリーをかけて工場出荷状態へ初期化しても症状改善せず。ネットで調べても原因がわからないので、東京の秋葉原にあるThinkPad専門を掲げている一般のお店へ持ち込みました。

お店の人がいろいろチェックしても「現象出ず」。仮に保証期間内であってレノボに持ち込んでも「現象出ず」でそのまま戻ってきた可能性が高い。

しいて挙げれば「ファンのトラブルで冷却されてないのかも?」と言われたので、そろそろ使用期間も長くなりファンエラーも頻発しそうだしということでファンを新品交換。修理代は工賃・部品代含めて13,800円。

部品をオークションで落として自分で修理しても良かったけど上で書いた通り、うまく出来る気がまったくしない。

その場にてすぐに1時間くらいで直してくれました。ついでにクリックボタンの左部分から異音がしていたのをサービスで新しく交換してくれました。親切でいいお店だった。

修理後、急に落ちる現象は一切出なくなりました。

賭けに当たった感じで、問題なくちょうど3年使用のタイミングで次のパソコンへ。OSがWindows7なので、ソフトの都合上、今でも1ヶ月に1回くらい使ってます。

 

ノートパソコンT450sの故障歴

2015年、新品購入。前のX220の経験から長め3年の延長保証、キャンペーンで安かったためアクシデントダメージプロテクションもつけました。

このパソコンは今までで一番派手に落としまくって何度もヒヤっとしてますが、まったく壊れず頑丈。

液晶にタッチパネル、6セルの一番でかいバッテリーを搭載しているため、重量が2kg近くあり死ぬほど重い。これ買った時の自分は頭おかしかったんだと思う。体力でカバーできるほどもう若くない。

使用1年半でクリックボタンの左、中央から異音トラブル発生。使用頻度の低い右のクリックボタンと明らかに異なり、押すたびに「カチャカチャ」とうるさい。

トラックポイント(ThinkPadの赤いポッチ)の操作性が好きで、それがThinkPadを使い続けている理由のひとつなため、単に使いすぎで壊れただけと思われます。

レノボのパソコンのクリック分が壊れて修理へ

「部品だけを送ってくれればこちらで交換します(できるか不安だけど)」とレノボの修理受付へ相談も、T450sのクリックボタンはアッパーケース(キーボードの周囲の部品)と一体型のため一般ユーザーでは交換できないとのこと。

まあ普通に使えるので困らないしいいや、としばらく放置。

とはいえ2kg近くの重量がさすがに嫌になり、利用2年の段階で次の新しいThinkPadを購入。新しいパソコンにデータ移行後、T450sはレノボの引き取り修理を依頼しました。

通常使用の故障にて、延長保証3年(引き取り修理)の期間内なので修理代は0円です。

日時指定で佐川急便の「精密機器引き取りサービス」が引き取りに。

レノボの修理の回収_佐川急便の伝票

専用の箱とクッションで梱包。個人情報が入っているパソコンなので厳重に扱うとのこと。最後に結束バンド(ハサミで切らない限り、切れないベルト)で留める念の入れようで引き取っていきました。

レノボの修理の回収は佐川急便

佐川のお兄さんに「箱の写真撮らせてください」ってお願いしたら快く撮らせてくれた。

ちなみに「この【精密機器引き取りサービス】の利用ってしょっちゅうあるんですか?」と聞いたら、「1ヶ月に1回くらいですかね。パソコンやスマホをメーカーが回収する時に使います」とのことでした。

今回の修理スケジュールですが

  • 月曜日昼:集荷(東京都内から)
  • 火曜日昼:群馬県太田市の修理工場へ到着しているのを追跡番号から確認。
  • 工場到着の翌日水曜日:修理上がりで先方から発送された様子。佐川の追跡番号から集荷は16時頃。
  • 木曜日昼過ぎ:手元に戻ってきた。

修理にかかった日数「4日」。ものすごく早いです。

修理依頼の際に発行される「お問い合わせ番号」と「パソコンのシリアル番号」を入力すれば、修理状況がオンラインで確認できます。その確認をする間もなく手元に戻ってきた。

戻りも佐川の精密機器引き取りサービスのパソコン便でした。同じ箱とクッションに梱包。佐川のお兄さんに「開封のためにハサミを貸してください」と言われ、目の前で結束バンドを切って開封。

パソコンはビニールシートに包まれていました。

lenovoのパソコンの修理上がり

修理工場の見立ては、アッパーケース(タッチパッド・クリックボタン含む)の故障。すれてテカっていたパームレスト部分(手首が当たる部分)も全て新品になって戻ってきました。

Lenovoのパソコンの修理が完了

lenovoのパソコンを修理に出して戻ってきた (3)

キーボードの摩耗テカリはそのままなので替えてくれていません。

インテルCPUのかすれたシールがご丁寧に移植してあったのにはちょっと笑ってしまいました。

lenovoのパソコンを修理に出して戻ってきた (4)

lenovoのパソコンを修理に出して戻ってきた (1)

このシール、剥がしにくいからキレイに剥がすの苦労したと思います。一生懸命剥がしてくれたんだろうけど、接着力が落ちておりすぐに取れたので捨てました。お疲れ様です。

 

ノートパソコンX1Carbon 5thの故障歴

一番直近で購入したパソコンです。

2017年、新品購入。過去の経験から3年の延長保証、アクシデントダメージプロテクションをつけました。

レノボ歴長いですが、初めて1年のメーカー通常保証期間内で壊れたパソコンです。ちょっとびっくりしました。

使用4ヶ月目。高負荷で作業中にファンが勢いよく回る状態になると「カラカラ」と異音がするように。パソコンを傾けると異音が大きくなったり、小さくなったり。

落としたりと原因になるような事故をやった覚えはありません。

嫌な予感がしたためすぐさまデータを全て避難させ、レノボのサポートへ問い合わせ。通常保証期間内での無償修理対応となりました。

手順を時系列で追っておくと

  • 土曜日の午前中:サポートへチャットで問い合わせ。症状を伝える。リペアセンターにパソコンを預かって修理対応になるとの回答。改めて後ほど修理手配のためのメールを送ると案内。
  • 土曜日の夕方:レノボからのメール受信。引取先や返却先の住所、ログインパスワード等の情報、引取希望日と時間帯を記載して返信せよとのこと。手配希望を火曜日にしてすぐさま返信。
  • 月曜日の昼過ぎ:レノボからメール受信。引き取り日時が希望通りの火曜日に確定したとの連絡。

このチャット→ メールのやり取り→ 引き取り日時確定の流れはまわりくどくて面倒なため、サポートのレノボスマートセンターへ直接電話しその場で引き取り日時をさっさと決めてしまったほうが時間短縮になるような気がします。

  • 火曜日:前回のT450s修理時と同じように佐川急便の精密機器引き取りサービスが回収。
  • 水曜日:群馬県太田市の修理工場へ到着しているのを佐川急便の追跡番号から確認。レノボの修理状況確認画面からも確認可能。
  • 木曜日夕方:修理が終了し発送されたのをレノボの修理状況確認画面から確認。佐川急便の追跡番号もその確認画面に記載あり。
  • 金曜日:あとは佐川急便の追跡番号で追う。前回のT450s修理の経験から翌日到着すると待機も、1日中ステータスが更新されず空振り。
  • 土曜日午前中:手元に戻ってきた。

前回は群馬の修理工場から発送されて翌日には東京都内の自宅へ届きましたが、今回は発送から翌々日の到着でした。

いずれにせよ、修理を依頼した2台とも、工場へ到着した翌日には修理が完了してすぐさま発送。めっちゃ早いです。

佐川の精密機器引き取りサービスの厳重なクッション箱の中に、今回もパソコン本体がビニールに包まれ、修理報告書に状況の詳細が書かれて届きました。

レノボx1Carcon5thの修理

修理内容ですが「ファンの異音はヒートシンクの故障が原因と特定し、交換を実施した」とのこと。

また、こちらの指摘外で「音が出ない」症状を確認し、システムボードの故障が原因と診断してシステムボードも交換を実施。「動作テストを行い、正常に動作することを確認しました」と修理報告書へ書いてあります。

システムボードをまるごと取り替えって、けっこう部品代がするのでは?と思って調べたら、一番修理代がかかるパーツでした。

壊れたのは困りましたし、データのバックアップなどめんどくさかったですが、きっちりチェックしてくれスピーディに1週間で全部直って戻ってきたので良しとしてます。

ここ4ヶ月の間にたまたまT450sとX1Carbon 5thの2台を立て続けに修理に出し、レノボの修理対応が素早いのはよくわかりました。

 

追加保証について僕の結論

法律にて、企業の会計上ではパソコンの耐用年数は4年と決められてますが、ハードに酷使したら4年の間に必ずトラブルに見舞われます。

自らの経験より、直近の初期不良以外だとレノボのThinkPadは仕事でガンガンに使って「1年半~2年」で何らかしらちょっとトラブルの兆候が出てくる。

3年使えば引退させて何かあった時のバックアップ機へ。

このくらいの感覚でいるのが、データが飛んだりパソコンが突然死したら慌てふためく仕事利用では良いような気がします。僕の場合は、仕事もプライベートもこのブログ書いているのも全部1台ですが。

パソコンを1年おきに買い替えるユーザーもいますし、5年~10年使うユーザーもおり、使用環境・使用頻度もそれぞれ。「1年半~2年でトラブルが発生する説」はあくまで僕の感覚です。

今までがラッキーだっただけで、数ヶ月といった短期間でパソコンが突然死する可能性があることもわかっています。

いったんここでまとめておきます。

自らの経験から言うなら、延長保証・追加の保守オプションは「3年延長保証(引き取り修理)」が妥当。3年以内に何かが起こって延長保証の金額くらいはペイできる。

これにさらに予算的なゆとりがあれば、落下事故なども保証してくれる「アクシデントダメージプロテクション」を追加。

他の「ハードディスク返却不要サービス」「内蔵バッテリー交換サービス」、修理に来てくれる「オンサイト修理」は購入モデルや必要に応じてどうぞ。僕は引き取り修理で十分だし必要ないかな、です。

あと「プレミアサポートソロ」もサービス内容を端からじっくり読みましたが、実際に標準の引き取り修理対応でも素早くスムーズだったため、特に必要性は感じないかな、です。

参考 レノボ公式サイト「Lenovoサービスと保証および保守」

 

さいごにまとめ

レノボの保守・サポートについて思うこと

lenovoのパソコン_延長保証や追加保証 (2)

「レノボのパソコンが壊れた」「サポートが悪い」との評判をネット上でよく見かけます。

レノボのパソコンは分類すると

  1. 中国で開発して、中国で生産するモデル
  2. 日本で開発して、中国か日本のどちらかで生産するモデル

とざっくり大まかに2種類存在します。レノボ自体は中国のメーカーなのですが。

大きな違いは開発が中国で行われているか、日本で行われているか。

「日本開発のモデル」である上位機種のThinkPad、ThinkCentreなどは、レノボに身売りされる以前のIBM時代から神奈川にある「大和研究所」というところで研究開発されており、実はメンテナンスのしやすさを含めて日本の最新技術が搭載されたパソコンなのです。

「中国開発のモデル」の安いモデルはそういったメンテナンスの概念がなく、壊れたら修理せずに買い替える発想が強め。中国開発モデルを父親が買って使っていたけどあれは本当にダメだ。作りの根幹が違う。

価格.comなど口コミサイトで文句を言っているユーザーは安いモデル所有者が多い。ThinkPad、ThinkCentreシリーズに関しては、保守・サポートがしっかりしていて保守マニュアルもきっちり公開されておりユーザー自らメンテナンスする余地も残されています。

価格はちょっと高いかもしれませんが、使い勝手やメンテンナンス性含めても大和研究所の魂が入っているThinkPadはダテじゃない。

僕自身、15年以上ThinkPadを使っており、信頼感が段違い。富士通のFMVやソニーのVAIOに浮気もしましたが、ThinkPadに戻ってきた。周囲の人におすすめのパソコンを聞かれたら間違いなく「ThinkPad」をおすすめしてます。

可能であれば、ブランドの意地とお金をかけて研究開発している、フラッグシップモデル(TシリーズよりはXシリーズ)をおすすめします。売れるモデルと売れないモデルはキーボードの打ち心地ひとつ取っても、開発のお金のかけ方が異なるためです。

 

追加保証はつけたほうがいい

最終結論を申し上げます。

それぞれの予算はあると思いますが、延長保証、追加保守サービスは「つけたほうがいい

通常故障に対する引き取り修理の延長保証は、2年・3年・4年と用意されているけど「3年」が適切。

あとは落下事故なども保証してくれる「アクシデントダメージプロテクション」も可能であればオプションでつける。

ノートパソコンの「自然故障」の線引きって難しくて曖昧だと思うのです。メーカーはなんでもかんでも修理を受け付けたくないだろうし、ユーザーは現に壊れてるんだから時間かけずにさっさと直してくれと思っている。ここに溝があります。

そこでユーザーに非があろうがなかろうが落とそうが問答無用、速攻で直してくれる「アクシデントダメージプロテクション」の出番。レノボのサポートと交渉したり揉めたりとこちらの時間と体力を消耗するストレスが回避できます。

僕は、上で書いた通り直近で買ったX1 Carbon 5thにも「3年延長保証」に「アクシデントダメージプロテクション・プラス」をつけました。だいたいパソコン購入金額にプラス2万円ちょっとくらいの保険料です。

3年の利用で考えると、1ヶ月あたり500円ほどの保証コスト。

以前、レノボのサポートに電話してパソコンの構成を相談したついでに「延長保証って何年を契約するユーザーが一番多いんですか?」と聞いたところ、「3年ですね」と即答されました。理由は「購入時のキャンペーン価格で一番お手頃だから、みんなここで手を打つ」とのこと。

やはり3年。妥当かなと思います。

未来のことは誰もわからないし、安心料としての保証も金額も捉え方はユーザーそれぞれ。

外へ持ち歩くノートパソコンなら、破損や故障のリスクは当然増えます。出来る限り、レノボの延長保証、追加保守サービスはつけておいたほうがいい。心理的な負担が減るのは間違いありません。

僕も購入前は毎回、延長保証についてあれこれ悩んでいるので気持ちはよくわかります。

自分の経験とこのエントリーが「延長保証と追加保守、どうしたらいいのだろう?」と熟考中の方の参考になりましたら幸いです。

参考 レノボショッピング「最新セール情報!今週のおすすめ」

関連記事 Lenovo(レノボ)のパソコンを安く買うコツぜーんぶ書き出しておく

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Comment

  1. Co@ より:

    ありがとうございます。とても参考になりました!

  2. アユミ より:

    はじめまして。
    記事を参考にさせていただきました。
    とても詳し分析されていたので、たいへんごめんかとは思いましたが、パソコンに詳しくないので、わかる範囲で結構ですので、アドバイスを頂けると助かると思い、コメントさせていただきました。
    昨年の10月にタブレットPCを購入いたしました。記事にもあるように、安い機種なので、致し方ないのかな?とはおもいますが、故障してしまいました。
    まだ10回程度しか使ったことのないのですが、最初からちょっと、あれ?というような症状がありました。
    ①インターネットの閲覧がスムーズにできずフリーズする。
    ②シャットダウンしたのに、スリープ状態になっていることがある。
    ③そして一昨日、シャットダウンしたはずが、すぐに電源ランプが点いたままになっているにもかかわらず、画像が真っ暗になってしまいました。
    電源ボタン長押ししても、電源オフできず、エンターキーを押したり、パットを押したりしましたが、立ち上がりませんでした。丸二日間、電源ランプは点きっぱなしの状態です。
    電池の消耗も心配なところです。

    そこで、レノボのスマートセンターに電話をかけたところ、初期化してみて、ダメなら預り修理と言われました。
    せっかく苦労して設定したのがリセットされるのもガッカリという事もありますが、
    また同じ現象が起きるのでは?と思ってしまいます。
    そもそも初期不良なのでは?と。

    こういった場合、どういう対処がベストなのか、もしよろしければ、アドバイスをお願いいたします。
    唐突な質問、コメントで大変失礼いたしました。
    よろしくお願いいたします。

    • アユミさん(フルネームはまずいかなとこちらで消しました)

      さほど使ってないのに初期不良なのか、ハズレ機種に当たってしまったようで大変ですね。

      ご質問にお答えします。

      レノボのカスタマーサービスに電話してそう回答されたのであれば方法はそれしかないと思われます。データのバックアップを取り、まずは初期化。それでも同じ症状が出る、ないし初期化自体できないとなればまだ購入から4ヶ月で保証期間内のためさっさとレノボに引き取りに来てもらって直してもらうのがいいです。

      せっかく苦労して設定したのがオールリセットは確かにがっかりなのはよくわかります。自分も大変なのであんまりやりたくないです。避けたいです。

      ただ、デジタル製品はある一定の率で初期不良や故障があるものです。手間と時間がかかるので納得いかないかもしれませんが、あきらめてここは粛々と早めに修理に出す。使えずに損する時間、修理に出さずに無料保証期間を食いつぶして損する時間、もったいないので早く修理に出すに越したことはありません。

      初期不良だったのか?はたぶんそうだと思いますが、戻ってきて同じ症状がでるか?はそこまで心配してもしょうがないものです。修理センターできっちり直してくれると思います。直らなくて再入院というパターンがあることも稀に聞きますが、こればっかりはやってみないとなんともですので。

      初期化でどうにもならなかったら無償修理期間ということでなるべく早めに修理に出す。これがベストです。

      他に何かございましたらお気軽にご質問ください。

  3. ぷーなりさん より:

    ThinkPadの保証がよくわからなくてこちらにつきました。

    大変参考になりました。
    ありがとうございました。

  4. たまちゃん より:

    初めましてこんばんは!
    記事のほう読ませていただきました。
    何度も修理に出されてるみたいなのでお聞きしたいのですが、ネットショップにてレノボのIdeapad320を購入しました。届いたのが2月22日でして、その日の夜に初期設定を始めたのですが、電話とPCをリンクするって所で、左にある項目国の番号?US(+1)となっていて、日本がある所までドラッグして移動しても離すと勝手に閉じてUS(+1)に戻ってしまいます。この設定は後回しにして先に進むと今度はデバイスを保護するという設定画面になりました。
    ここでもまた国を選ぶ項目がありまして、始めにリージョンと表示されてるのでドラッグして一番下の方にある日本があるとこまで下がっていって離すとリージョンに戻ってしまいます。
    このことを23日にサポートセンターに問い合わせたところ買ったばかりなのでということで無償で修理してもらえるということになりました。
    25日に宅配便の方が受け取りにきてもらえることになったのですが、保証書とは箱に貼ってある購入証明書でよろしいのでしょうか?
    ネットで調べたのですが保証書は無記入で納品書がその代わりになるみたいなことが書かれてました。
    この保証書と納品書を宅配便の方に渡せばよろしいのでしょうか?
    もし渡す場合は修理が終わってPCがこちらに戻ってきたときに返してもらえるのでしょうか?
    メーカー保証というものをいままで使ったことがなくて、保証書の使い方などを調べてたところこちらの記事にたどり着きました。
    とても長くなりましたが、もしお時間があれば教えてもらえると助かります。
    よろしくお願い致します。

    • たまちゃんさん

      初期不良のようで災難でしたね。ご質問にお答えします。

      >保証書とは箱に貼ってある購入証明書でよろしいのでしょうか?ネットで調べたのですが保証書は無記入で納品書がその代わりになるみたいなことが書かれてました。

      店舗で購入ではなく家電量販店のオンラインショップやレノボ公式のオンラインショップで購入した場合、レノボの保証書に購入日付などの記載はないかと思います。保証を受けるためにも箱の購入証明書や納品書は何かあった場合のために保管しておいたほうがいいと思います。

      >この保証書と納品書を宅配便の方に渡せばよろしいのでしょうか?

      基本的にパソコンひとつひとつに付番されているシリアルナンバーで管理されており、シリアルナンバーによって購入時期や延長保証の有無や修理履歴がわかります。レノボのサポートはそのシリアルナンバーから無償修理手配を行っているため、相談の際にシリアルナンバーを聞かれませんでしたでしょうか。

      修理手配を行ったということはその個体と購入時期などはすべて把握している状態のはずです。特にサポートから指示がない場合、保証書や納品書の同梱は必要ないと思います。過去の自分の修理の際に保証書や納品書は修理センターへ送ってません。パソコン本体だけです。心配なら念のために同梱しておくといいかと思います。

      >もし渡す場合は修理が終わってPCがこちらに戻ってきたときに返してもらえるのでしょうか?

      全部戻ってきます。修理の人がわかりやすいようにと症状を説明した手紙を同封した時に修理上がりでそれも戻ってきました。修理報告書を見る限り全部チェックテストがされているため、素人があれこれ症状を説明した見当ハズレの文章なんぞ先方には何の役にも立たないなと感じた次第です。ユーザーの気休めになる程度です。

      お役に立てますと幸いです。

  5. たまちゃん より:

    お早い返答ありがとうございます!

    いままで買った電化製品にもいくつか無記入の保証書がありました。どうすればいいのかずっと疑問に思っておりました。今後はパソコンに限らず保証書と納品書は大事に保管しておきたいと思います!

    シリアルナンバー聞かれました!
    あれで情報が大体わかってしまうということなんですね!
    お電話では宅配便の方にPC本体のみお渡しくださいとのことでしたので、今回は本体だけ預けてみることにしてみたいと思います。

    気休めなんですかね?でもユーザーからしたらここがおかしいってことは伝えておきたいですよね!しかし自分の出した手紙まで戻ってくるとは驚きですね!

    質問したことすべてにとても細かくわかりやすい説明ありがとうございました!

    初期不良は残念でしたが、それのおかげで保証書の意味など色々理解もでき、すごく勉強になりました!

    本当にありがとうございました!

    • たまちゃんさん

      ご丁寧に返信ありがとうございました。お役に立てて良かったです。

      そうですね、おっしゃる通りネット購入品に関しては納品書や購入時のメールなどは保管しておいたほうが何かあった時のために安心かと思います。

      パソコンが無事に修理上がりできっちり使えるようになって戻ってくるといいですね。

  6. 匿名 より:

    参考になりました。
    ありがとうございます。

  7. アル より:

    こんにちは、記事を拝見させていただいて大変参考になりました。
    私も自営業でつい最近自作のデスクトップが故障しまして購入を検討して
    おります。購入筆頭にレノボのT480無印が上がっており情報を集めて
    いたらこちらの記事にたどり着いた次第です。

    私もパソコンは消耗品と考えているので、故に「必要性能を適正価格で」
    という、費用対効果を特に重視するため、商品選定に時間がかかって
    しまっています。セルフメンテナンスのやりやすさは筐体が分厚いT480
    がいいのかなと勝手に解釈していますが・・・X1オススメの一言に
    X1かぁ予算がなぁ~と、さらに悩みが深くなってしまいました(苦笑)

    • アルさん

      コメントありがとうございます。お役に立てて嬉しいです。

      費用対効果をとことん追い求めると、希望条件に関連する全ての商品を検討の遡上に載せる目的をまず達成しないと気が済まなくなり、そのためには「知らなかったこと(未知の商品の存在、まだ知らぬ購入ルートなど)による損を回避したい」執着が強くなり、最終的には商品選定と比較検討にかかる時間と労力がなおいっそう増す無限ループに陥ります。僕もとにかく毎度そうなのでアルさんの行動、よーくわかります。

      おっしゃるとおりTはセルフメンテナンスがやりやすいようですがX1もメンテ面ではさして変わらないような・・・

      TとXを店頭で試打してみるととキーボードの違いに気付きます。好みですが、2017(5th)からX1のキーボードにははっとさせられるほどTとの違いが出てます。あと液晶もかなり違いますね。

      一度X1に行ったらもうTに戻る気はまったくなくなりました。価格差も納得です。という悩みを深くするだけの事実はお伝えしておきます。

      納得のお買い物になりますように。

  8. あいる より:

    はじめまして。記事がとても参考になりました。X1 yoga2018を購入しましたが、故障が出て引き取り修理だと10日から2週間というので、オンサイト保証をつけました。が、落下保証を付けてなかったので、万が一破損が見つかったら有料になることを了承せよとコールセンターで言われ、落としてはいないけど、了承はできないので面倒なことになっています。保証追加は一度限りと聞いたので、保証を追加する前にここを読めばよかったなあと残念です。

    X1はいいですよね。欲しくて欲しくてやっと購入できたので、修理が完了したらバリバリ使用していこうかと思っています。

    • あいるさん

      コメントありがとうございます。お役に立てて良かったです。

      レノボ側で修理判断の基準があるのでしょうけど、基準は公表されてないですしユーザーの性善説みたいなところに依存するものもあり、なんだかもやもやするところではあります。

      揉めるくらいなら追加の料金払ってアクシデント対応の保証つけたほうがいいとは思いますが、こればっかりはお金がかかる部分なのでなんともです。

      早く修理上がって戻ってくるといいですね。

  9. トモジ より:

    すごく参考になりました。
    thinkpad愛も伝わってきましたw
    歴代の愛機がどんどんバージョンアップしていくところ、まさかと思いましたが私の愛機でもあるx1cがでてにやけました。

    一つ質問なのですが、今回新しいx1cを買おうとしています。
    延長がなんと5年まであります。
    私はかなりハードにpcを使っているのですが、5年保証に入ることでほぼ確実に5年間使えると考えてもいいのでしょうか?(事故・紛失等はのぞき)

    ちなみに値段は以下です。
    2 年¥10,340
    3 年¥17,424
    4 年¥31,460
    5 年¥37,576

    thinkpad寿命が普通3年として、5年保証に入れば寿命後の2年間が37576円で安全に使えるという考え方でも良さそうですか?
    ご意見いただけると幸いです。

    • トモジさん

      コメントありがとうございます。お役に立てて良かったです。

      ご質問の件です。

      トモジさんのハードに使うのハードぐあいがよくわからないのでそこはなんともですが、おっしゃる通り5年保証に入ればほぼ確実に5年は使えるという考え方でよろしいかと存じます。延長保証で自然故障はカバーしてくれます。

      ただ故障箇所をチェックしてレノボが「これは無償じゃない」と判断すれば直してもらえません。となるとそこは有償修理になってしまいます。その線引きがレノボ内の基準ありきでしかもユーザーへ明示化されていないのでそこが怖いなと思います。

      ハード使用が例えばカバンで毎日持ち歩いて転倒する可能性とか満員電車で押し潰す可能性とかそういうシチュエーションが想定されるのであればアクシデントダメージプロテクションをつけたほうがいいと思います。アクシデントのオプションをつけると修理の判断も「有償」「無償」をレノボに委ねず、問答無用で修理してくれるためお金払って面倒を全部解決!というセレブな保証となります。

      例えば液晶を割った場合は延長保証では有償修理になりますがアクシデントのオプション内なら対応してくれます。その修理代(液晶全取っ替えは4万円)とオプション料金を天秤にかけて・・・という考え方になります。

      次の買い替え周期なども見据えつつで私は基本は3年保証止まりですが、長く使うことを考えれば追加2年の安心料を払って5年でゆとりをもって延長保証というのが最善の選択かと思います。

  10. さおり より:

    ありがとうございました!
    とても参考になりました!

  11. 匿名 より:

    参考になりました。ありがとうございました。

  12. Y.H より:

    興味深く読みました。
    使用時間をもとにしたサポートレベルの考察は特に面白いものでした。

    自分もThinkPad X1 Carbonを使っていて、これまでの経験に基づいて4年間延長サポートを契約しています。
    そして、1年目にキーボードの交換を要し、引き取り修理を依頼したのですが、預けてから戻るまでに10日かかった事があります。幸い予備機はあったもののメイン機が10日も手元からなくなるのは辛いと感じました。

    この記事も参考にして、既存のサービスを後からアップグレードしました。Lenovo Vantageから、保証とサポート>BEST と進むとWebブラウザが開始して注文フォームを開始できると共に10%OFFクーポンも表示されました。その存在を知っていたことで、このアプローチをとれました。ありがとう。

    • Y.Hさん

      コメントありがとうございます。お役に立てたのであれば何よりです。

      サブがあるなしのユーザーの環境に依存するにせよメイン機が10日ないのは確かに辛いですね。戻ってきてセットアップの時間も必要ですし。

      買い替えタイミングなどユーザーそれぞれですが延長サポートの元はだいたい取れますよね。自分は運搬時の圧迫で液晶ムラを作ってしまうためやっぱりアクシデントダメージのオプションは必要だなと感じている次第です。

      • Y.H より:

        管理人さん

        コメントありがとうございます。その後、Lenovo Vantage上に表示される保守サービスのレベルも更新され、残る有効期間の1年半は安心です。

        「アクシデントダメージのオプションの追加」というご意見に、私も賛成します。特にモバイル環境で使う場合、様々なアクシデントが予想されますものね。その意味で、本記事にあるように、消費者がPCを「消耗品」と捉え、故障に備えた保守サービスを合わせて購入しておくことは理にかなっていると思います。

        加えてThinkPadは、Lenovoが保守マニュアルを公開しており、交換部品を入手して自分で修理して済ませることもできる、オープンな側面も気に入っています。

        そうそう、Lenovoの割引サービスを積極的に生かすことも生活の知恵ですね。それでは、また。

        • Y.Hさん

          再びコメントありがとうございます。

          おっしゃる通り、レノボ採用のメリットは修理は自分でもできるところですよね。ただ内蔵バッテリーやオンボードのメモリなど近年はユーザーの裁量は減る一方ではありますが。

          Y.Hさんとのやり取りは改めてレノボの保守について考えるいいきっかけとなりました。御礼申し上げます。

  13. ぺこ より:

    初めまして、PC買い替えでサポートを何年にするか調べていたところこちらのサイトに辿り着きました。大変わかりやすく解説して頂き、ありがとうございました。

    保証とは別件で大変恐縮なのですが、質問をよろしいでしょうか?

    10年以上前に購入したXシリーズがさすがに厳しくなってきたため、ThinkBookを購入しようと思っていたのですが、やはりThinkPadのとは作りが全然違うのでしょうか?お父様がご購入されたシリーズはどちらのシリーズでしょうか?
    スペック的にはThinkBookのコスパがかなりよいと思っていたのですが・・・記事を読ませて頂き、価格が高くてもまたThinkPadにしようか迷っております。

    長々と申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

    • ぺこさん。

      コメントありがとうございます。ご質問にお答えします。

      >やはりThinkPadのとは作りが全然違うのでしょうか?お父様がご購入されたシリーズはどちらのシリーズでしょうか?

      10年前以上のPCはさすがに厳しくなってきてますよね。うちのX220もやばいです。僕が注文したんだっけなとメールを検索かけて漁りましたが、よくよく考えたらThinkBookは父親が僕に相談せずに勝手に買ったモデルなので型番はすぐにはちょっとわかりません。

      たしかにおっしゃるとおり当たりを掴めばThinkbookのコスパはいいのかもしれません。しかし、お金の問題が解決できるのであればThinkpad+延長保証のほうが満足度が高くかつ不安の少ないパソコンライフが送れると20年近くThinkpadを使ってきて断言できます。ここ最近は値段が上がり気味でお得に買える機会はほぼありませんが、選ぶなら旗艦のXシリーズがベストだと思っております。

      • ぺこ より:

        返信頂きありがとうございます。やはりXシリーズの方が安心なんですね。私が10年以上使用しているのもX220ですが、とても良い買い物をしたと思っています。
        お値段は高くなってしまいますが、Xシリーズの方で考えようと思います。
        ありがとうございました。

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